Amazonビデオをはじめ、YouTube,Hulu,Dtvなど動画鑑賞に非常に便利な『Amazon Fire Stick TV』ですが、常に本体があつあつで熱が限界に達するとフリーズ問題が発生します。
動画再生中に画面に温度計が表示されてしまうと、Fire TVを一旦テレビから外して本体を冷やす必要があり、しばらく動画鑑賞はおあずけになってしまいます。
そこで今回は急速冷却する方法と、ヒートシンクを付けて空冷式Fire TVに改造すると熱問題が解決するのか検証してみましたのでご紹介します。
Fire TV Stickを急速冷却する方法
Fire Stickで動画鑑賞している時に、発熱問題で観れなくなった時の応急処置をご紹介します。
以前は扇風機やサーキュレーターの前に置いて冷やしていましたが、色々やってみた結果、冷やすより熱を吸い取る方法が圧倒的に冷却時間が速かったです。
大きめの凍らせていない保冷剤2つでギュっと挟んで1分~3分間待つだけ▼
保冷剤はTV Stickが当たっている部分が熱くなりますので、裏返したり場所を移動しながら冷やします。この時、凍らせた保冷剤を使うと内部に結露ができて水没故障してしまう危険性がありますので、保冷剤は常温のものを使用して下さい。保冷剤を水や扇風機で冷やして置くのも効果的です。
今回使った保冷剤のサイズは12cmx15cmです。近所の百均で見当たらない場合、ロゴスから同じくらいのサイズの保冷剤が販売されています▼
ヒートシンクで空冷Fire Stick TV
Amazonでは熱を持つ機器の改造用に小型のヒートシンクが多数販売されています。
以前、当ブログで空冷式のiPhoneケースを造った時のアルミ製ヒートシンクが余っていましたのでコレを使ってみました。
当然ヒートシンクは空気に触れる面積が広いほど冷却効果を発揮しますので、Fire TV Stickより長めにカットしました。
貼りつける方法は、文房具の両面テープを使うと接着剤がベタベタになり 取り返しがつかなくなります。熱伝導両面テープを使って貼り付けるのがオススメです。
さらにSTICK TVの付いている場所は少し熱が篭る空間でしたので、テレビの位置と角度を変更し、空気清浄器から出る空気を利用してエアフローを改善してみました。
空冷式Fire TV Stick の効果
4月の終わり頃から暑い日に何度か、温度計が表示されて再生が止まる事がありました。GW中にヒートシンクを付けて以降、今のところ一度も発熱問題は発生していません。今後、気温が高くなる夏に向けて熱問題で止まる事があれば追記して報告したいと思います。
私のTV Stickは旧型ですが、実家に購入した新型TV Stickも常に熱々です。新型はクアッドコアプロセッサが搭載され処理はサクサク早くなっていますが、熱を持つ問題は対策されていないようですね。
今回は持っていたアルミ製のヒートシンクを使いましたが、最近ではM.2スロットSSD用の小型ヒートシンクが販売されていてFire TV stickに丁度良いです。
また両面テープを使わずに、放熱シートをはさんで結束バンドやゴムで止める方法がトレンドです。
ヒートシンクは小さいモノを幾つも貼り付けても良いと思います。最近ではFire Stick TVやChromecast用のヒートシンクも多数販売されています。
熱伝導両面テープ
熱問題が頻繁に発生する環境ではボックス型がお薦めです▼
追記:サーキュレーターで冷やす方法も記事にしました。夏の暑い時期には場合によってはココまで対策をする必要がありそうです▼
タカシ
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