我が家にはガレージの奥にカビが生えて使い道のない部屋があります。今は粗大ごみの一時置き場として使っています。
換気やエアフローの事を考えずに造ったので、湿気が凄く救いようがありません。
しかしながら、遊ばせておくのももったいない。リフォームして震災用の備蓄保管庫にしようと思いました。
そこで最初にオゾン発生器を使って、カビ臭を何とかしてから作業を開始しようと考えました。
中古車のヤニ臭除去やリフォーム時のペット臭の除去など、オゾン脱臭機の効果は間違いありません。
しかしながら、今回購入したのは1万円の激安品です。本当にオゾンが出ているのか?効果があるのか買ってみました。
オゾン発生装置
◎素材:ステンレス
◎使用範囲:1~100平方メートル
◎重量:2.2kg
◎サイズ:230x130x155mm
◎色:シルバー系
◎電圧:110v
◎オゾン出力量:10,000mg/h
使い方や動作時間などは詳しく書かれていません。「オゾンは危険なので無人の部屋で行い、作業後は換気をしろ」とあります。
また使い方の実例は下記のようにありました。
オゾンは殺菌効果もあり、ネズミやゴキブリ退治にも使えるようですね。
実機
サイズと形はポンと飛び出るトースターのようです▼
ティッシュの箱と比べると、あまり大きくないのが分りますね。また本当に軽いです。
片側にはファンがあり、ここからオゾンが出るようです。
PSEマークが入っていました▼
壁に引っ掛けて常設しておく事もできるようです▼
操作部はタイマーのみ。最大で60分可動できます。
実験開始
取扱説明書には詳しく書かれていませんが、販売ページには面積と稼働時間の目安が書かれています。
オゾン清掃で脱臭効果を期待できる臭いについての図もありました▼
※カビた汚い部屋の画像が表示されます。苦手な方は見ない方が良いかも?
部屋は本当に汚くてカビカビです。今年の年末に捨てられる予定の粗大ごみ置き場▼
オゾン脱臭開始!
8畳くらいのサイズですが、臭いがキツイので60分回してみました▼
作業後に入ってみるとオゾンの臭いが充満しています。雨の後の森のような匂いです。
しっかりとオゾンは出ているようですね。
カビの臭い除去は?
肝心のカビの臭いはオゾン臭であまり判りませんが、かなり薄まっています。
しかしながら、換気をしてオゾン臭が消えると元通り。
ダメか?
調べてみると臭いの原因を処分してから使用する事とありました。取説にも「掃除をした後にオゾン発生装置を使ってください」とありました。
考えてみれば当然ですよね。
臭いを放つ元があるのでは、幾ら脱臭機を回しても意味がありません。
入口ドアもカビで一杯です▼
クロスを剥がして見える所のカビは拭き掃除してから再度オゾン脱臭してみました。
その後オゾン発生装置を回すと臭いはカナリ薄くなりました。30分を3日間連続で回して臭いはほぼ消えました。
その後は、湿気が籠らないようにドアを開けっぱなしにして作業しています。
完了後は大きな換気口を付ける予定です。それでもダメなら除湿器を置きます。
ネコの臭いのペット臭に困っている知り合いが居るので、レンタルしてあげようと思います。
当然ですがペットも避難させて作動させる必要があります。レビューには「植物が枯れた」とありましたので、植物も要避難ですね。
まとめ
安くてもオゾン脱臭器はしっかりと機能してくれました。業務用などのオゾン発生装置はレンタルで6千円、買うと25万円以上しますね。
家庭でたまに使う程度なら安いオゾン発生装置で十分だと思います。
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