「ケースのタイプを選ぶ」という事が、スマホを使う上で本当に悩ましいでチョイスですね。最初から人気のブック型に決めているような方でも「本当に自分の使い道に合っているのか?」と不安になる事も多いとおもいます。
前回は、ブック型、手帳型のメリットデメリットをご紹介しましたが、今回はバンパーのメリット、デメリット、選び方をご紹介します
参考;【間違いだらけのスマホケース選び】手帳型カバーのデメリットと選び方
ページコンテンツ
バンパータイプのメリット
ロゴが見えてカッコイイ
特にiPhoneをお使いの方に多いのが「背面のロゴを覆いたくない」というケースの選び方をされます。バンパータイプならば、背面を覆いませんのでアップルロゴも丸見え。
ゲーマー、ヘビーユーザー御用達のバンパー
スマホ端末は、ゲームや動画などCPUに負担のかかるアプリを起動し続けると熱を持ちます。電気が熱に変換されてしまいますので電池を著しく消耗し、端末が熱くなる程にスパイラル的に放電率が高くなります。
ブック型やシリコンケースなどでは、端末とケースの隙間に熱が籠ってしまうため、自然冷却を期待する事はできません。そこで、登場するのがバンパータイプ。端末の背後に覆う物が無いので放熱効果を期待でき、カバータイプのケースに比べて熱の上昇を抑えて冷却を早める事ができます(ケース別の放熱実験)
筆者も使っているのですが、ゲームなどをプレイしていると体感できるほどの放熱効果があります
特にアルミバンパーは放熱効果の高いアルミ素材を使っていて、商品によっては画像のように穴を開けたりヒートシンク的なデザインになっており放熱効果が高くなる工夫をしています
バンパーのデメリット
バンパーのデメリットは、見ての通り背後が全く保護されていない事です。筆者も「これ何か意味あるの?」と笑われることが多いのですが、たしかに背後がスケスケなので間抜けに見えます
使っていない人から見ると、一見バンパーは意味がなさそうに見えますが、実はバンパーを使っている人達は背面にもフィルムやガラスを張っているので、プロテクト的に問題はありません
メタルバンパーのデメリット
冷却効果が牙をむく『冬』
バンパー全般では無く、メタルバンパーに限ったスーパーデメリットをご紹介します。ここまで読んで、お気づきになられた方も多いと思います。はい、そうです、冬のアルミバンパーは冷たくて手には非常に厳しくなります
実際に冬の朝、色々なケースの表面温度と計測して比較してみます
室温、15度ジャスト
プラスティックのハードカバー:19.8℃
合皮のブックタイプのケース:19.8℃
シリコン製カバー:19.6℃
どれも誤差の範囲で同じ温度と判断して良さそうですね
しかし!
アルミバンパー:15.2℃
ガラスフィルムを貼ったiPhone画面の温度:18.8℃
フィルムを貼っただけのiPhoneアルミ背面:17.1℃
この15℃というのは、朝起きて暖房付ける前の窓のアルミサッシと同じ温度で極冷えです
本当に冬のアルミバンパーの冷たさは異常です。今はまだ12月ですので、この程度ですが2月になると氷を触ったような冷たさで、手がバンパーに貼りついてしまうのでは無いか?と思う程のパンチ力があります。
また、端末によってはメタルバンパーを装着する事でGPS機能が若干狂う・動作しないという不具合も報告されています。
バンパーの選び方
バンパーのタイプを大きく分けると、ソフトバンパーとハードバンパーに分類されます。ソフトタイプはアルミバンパーやアイアンバンパーのように金属製ではないので、ヒートシンク的な放熱効果は期待できませんが、背面が開いていますので熱が籠る事がありません
装着タイプに注意
ソフトタイプは「伸ばして装着するタイプ」がほとんどですが、ハードタイプのバンパーの場合、色々な装着タイプが存在します。ネジで留めるタイプとネジ不要タイプが存在し、一見ネジ不要が良さそうですが、ガタガタ緩んでしまったり、外れたりしてしまうダメバンパーが多数存在します
筆者の使っているアルミバンパー(すぐに緩んでしまうので買い換え予定)
ネジ不要タイプは、色々な手法でアルミを引っ掻けて留めますので、ハズレの製品が多いのも事実です。口コミやレビューの装着方法を特に注目して下さい。また、デザイン面での選ぶ際の注意点は、格好よくてガンダムチックなデザインは、持った時に角で手が痛いので注意して下さい
やはりメタルカバーの最高峰はハンドメイドのSQUAIR製!少し高価ですが、バンパーなら1.7万程度なので、メタルバンパー派なら一度は装着してみたいですね▼
※追記:SQUAIRのアルミバンパーは、最新モデル向きの生産をしていません。残念です。
まとめ
スタイリッシュで格好良いアルミバンパーですが、冬は本当に冷たいです。あまりに冷たすぎて触るのをためらってしまう事もある程です。脱スマホ依存症の対策には逆に良いかもしれませんね。
とにかく色々なバンパーを使ってきて実感した事が「安物アルミバンパーは地雷」という事です。造りこまれた高級メタルバンパーはガタ付きませんし、人間工学をしっかり踏まえているので指も痛くなりません。そして安物メタルバンパーは留め具が緩んでしまうものが多く、軽量化を考えていないので重いです。
実は筆者の今装着しているバンパーは、アルミバンパーとしては破格の1,200円で購入しました。しかし、気に入って買ったハズの綺麗な黒が、使って一週間で塗装が剥げて徐々に青くなってしまいました。恐らく売れない青を再塗装して再販したのではないかと思われます。本当に良く冷えるバンパーなので、使い続けていますが、重いし、緩んでガタつきますし、デザインが悪さして角が指に刺さって痛いです
タカシ
最新記事 by タカシ (全て見る)
- 【セール】XREAL楽天市場店オープン記念セール開催!ARグラスが最大10%オフ - 2024年12月10日
別のサイトの実験でアルミバンパーはたいして放熱しない結果となっていましたよ
同じゲームを同じ時間起動後にサーモで測るという、明らかにこのサイトより信頼性があるものでした。
理由も納得できるもので、アルミ素材は断熱性に優れています、アルミがスマホ外枠に密着していない限り、逆に熱を遮ってしまうというものでした。アルミバンパーの多くは外側はアルミ、内側が樹脂などになっており、アルミとスマホが密着しているわけではありません。仮にアルミ素材のみとしても完全にバンパーがスマホに密着はしません。(メタルもアルミも条件は同じです、熱々のペットボトルをアルミケースに入れると全く冷めない理屈と同じです)
PCのCPUクーラーを取り付けたことはありますか?わざわざCPUと金属間にグリスをぬり完全に密着させています。こうしないと即温度上昇して、クーラーが全く意味をなしません。バンパーでも同じ理屈です。
>匿名さん
確かに気休めの自己満足程度でしかありませんね。
ご指摘ありがとうございました。