今回はiPhoneでできる迷惑電話やワンギリ、ストーカー対策についてエントリーしてみたいと思います。筆者は、取引先の社員の女性から1年以上の間、執拗なストーキング被害を受けた経験があります。当時、仕事用のガラケーには、1時間に数十回の着信履歴が入っていてPCメールは溢れ返っていて、本当に精神的に厳しい状況に追い込まれていました。
そんな経験から、iPhoneでできる迷惑電話・SNS対策やストーカーに有効な対応方法についてまとめてみました
着信拒否の2つの方法
一番手軽な拒否方法は、iPhoneでは電話が掛かってきた時に「拒否」ボタンをタップして着信拒否する事ができます
「拒否ボタンを押された側は、突然呼び出し音が電話が切れた音(ツーツー)に変って終了します。
実際にストーカー被害に合って実感したのですが、着信拒否している事が相手側に判ると、何とか連絡を取ろうと電話番号を変えて電話してきたり、自宅付近で待ち伏せされたり逆に悪化しました。ストーカーを更に追い詰めてしまうと怖いです
そんな場合にオススメな方法は、呼び出し音のまま放置する方法です。出たくない相手から電話が掛かってきた時、電源ボタンを一度押すことでiPhoneの呼び出し音やバイブが一切鳴らなくなります。ちなみに、電源ボタンを二度連続で押すと「拒否」をタップしたのと同じ対応になります
電話番号指定で着信拒否する設定方法
iPhoneには電話番号を指定して着信拒否する機能があります。
設定方法は、着信履歴からiアイコンをタップして「着信番号」を開きます
「この発信者を着信拒否」から「連絡先を着信拒否」をタップで完了
この設定をされた電話相手は、一度も呼び出し音が鳴らずに「通話できませんでした」などと表示されます※端末によって違います
明らかに「着信拒否」している事は相手側に分ってしまいますが、毅然とシャットアウトしてしまうには良い方法です
iPhoneの着信拒否の良い点は、拒否した電話番号が「履歴」にも残りません
各キャリアの迷惑電話対策サービスを利用する方法
各キャリアの「迷惑電話対策のサービス」を利用する事で、電話を端末に届く前にブロックしてしまう事が可能です。例えばドコモの場合、登録した番号(指定した番号、最後に着信し通話した番号)からの着信をガイダンス「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません。」で応答し、自動的に電話を終了させます
DOCOMO | SOFTBANK | au | |
---|---|---|---|
申し込み | 不要 | 必要 | 必要 |
料金 | 無料 | 100円/月 | 100円/月 |
登録件数 | 30件 | 20件 | 10件 ,iPhone6以降は30件 |
サービス名 | 迷惑電話ストップサービス | 迷惑電話ブロック | 迷惑電話撃退サービス |
Docomo(迷惑電話ストップサービス)
au(迷惑電話撃退サービス)
ソフトバンク(迷惑電話ブロック)
SNSを拒否する方法
前述の電話着信拒否設定で指定した電話番号からは、SNSの受信も拒否する事が可能です
SNSもまたキャリアのサービスを使って拒否する事も可能です
iPhone迷惑電話、ストーカー対策まとめ
迷惑SNSや迷惑電話程度なら、端末の拒否設定だけでシャットアウトする事ができてしまいます。
しかし、面倒なのがストーカー対策
メール、SNS、電話を拒否、そしてLINEブロックして、時間が経って諦めてくれると良いのですが、ストーカーの場合「火に油を注ぐ」ように更にエスカレートする危険性があります。筆者の経験上、ストーカーは完全に連絡手段を閉ざされた事が判ると、会いに来たり嫌がらせを始めたり直接行動にでてくる事が考えられます
被害に合った方なら判ると思いますが、完全にシャットアウトしてしまいストーカーの動向が見えなくなる事も被害者にとっては意外と怖いのです。筆者はメールだけは届くように穴を開けて対処しました。
対応はケースバイケースだとは思うのですが、連絡拒否しても執拗に手段を変えてコンタクトを取ってきたり、明らかに異常な場合には早めに警察に相談する事をお勧めします
筆者の場合、最悪な事にストーキングを繰り返している間に、ストーカーが精神を病んでしまい凶悪化しました。暗に子供達への危害も仄めかすメールまで届くようになりましたので、取引先の上司と相談してストーカーのご両親に連絡を取って対応をお願いしました。
結局は、ご両親が強制的に娘さんを田舎に連れて帰る事で事態は収束しました。これで解決しない場合、警察に相談する予定でしたので本当にホッとしました。
この経験がトラウマになり、筆者は未だにスマホに電話が掛かってくる事が本当に嫌いでドキドキしてしまいます
ストーカーに困って当記事に辿りついた方は、長引くと相手が陰モードに入ってしまいますので、早めの対応が望まれます
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