深セン市壱号本科技有限公司(ONE-NETBOOK Technology)から、同社のUMPCの「OneMix」シリーズの3世代モデル「One Mix 3」の商品画像が届きました。
この会社は、新製品の情報を小出しにリークしていますが、今回届いた商品画像も小出しです。
記事にする必要もないくらいの情報量でお恥ずかしいですが、お付き合いください。
OneMix 3製品画像
今回送られてきた写真は3枚。全て背面からのショットです。
キーボードが一部見えてますね▼
2Sと比べるとキーボードの配列が一部変更になったようで、左FnとCtrlキーが入れ替わっています▼
サイズ感は伝わってきます▼
端末サイズが大きくなったので、キーピッチも少し余裕がありそうです▼
小出しとは言っても、もう公開されている情報だけで十分に想像できますね。製品の全体像を見るより、ハンズオン画像や動画でのUMPCとしてのサイズが一番気になるところです。
これまで判明している情報を下にまとめておきます。
One Netbook OneMix 3スペック
OS | Windows 10 HOME |
---|---|
CPU | Intel Core M3 8100Y |
GPU | Intel UHD Graphics 615 |
ディスプレイ | 8.4インチ 2560 x 1600 (WQXGA) IPS液晶 |
RAM | 8 GB LPDDR3 |
内部ストレージ | 256 GB / 512 GB |
microSD スロット |
あり |
Bluetooth | 不明 |
バッテリー | 8,600mAh |
インターフェイス | USB3.0 USB Type-C Micro HDMI イヤホンジャック M.2スロット(内部) |
サイズ | 204 x 129 x 14.9mm |
重量 | 659 g |
その他 | – |
2Sとの違い
現行モデルの2Sとの一番の違いは、ディスプレイは、7インチ1920 x 1200 (WUXGA)画面でしたが、8.4インチの2560*1600(WQXGA)へとアップグレードされています。ちなみにUMPDの元祖、GPDの新機種「GPD Pocket 2 Max」は8.9インチとなっています。
またスタイラスペンの筆圧は、従来の2,048段階から4,096段階へと向上しました。
メモリー容量は8GBと変わりませんが、DDR3から LPDDR3(Low Power DDR3)の低電圧・低消費電力のメモリーへと変更になりました。
内部ストレージは256GBと512GBの2モデルになっています。外部ストレージはMicroSDカードスロットに加え、最大2TBまでのSSD(M.2)スロットが追加されています。
バッテリー容量は6500 mAhから8600mAhと大きく増量されましたが、端末の厚さが17mmから14.9mmへと薄くなりました。
Wi-fiの対応バンドとBluetoothのバージョンに関しては未だ発表されていません。キーボードのバックライト機能と指紋認証機能は引き続き搭載しています。
肝心なCPUは現行モデルと同じIntel第8世代 「Core M3-8100Y」を搭載しています。OneMix 2Sでは、CPUやカラー、メモリー、SSD容量の違うエディションが次々と発売されています。先日も Core i7-8500Y搭載のハイエンドモデル「OneMix 2S Platinum Edition(プラチナ・エディション)」を発表したばかりです。OneMix 3でもとりあえず標準モデルを「Core M3-8100Y」として、派生モデルが発売される可能性が高そうです。
端末サイズ:
気になる端末サイズですが、画面の大型化に伴って横22mm、奥行き19mm増えています。UMPCとしてマックスサイズに近づいていますね。
超小型Windowsノート愛好家の方には賛否が分かれそうです。UMPCというよりは小さいネットブックに成り下がったいう気もします。
OneMix 2S:182 x 110 x 17mm(520g)
OneMix 3 :204 x 129 x 14.9mm(659 g)
A4用紙にサイズを書き出してみました。サイズ感の参考に横にはKindleが置いてあります。
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