LINE は 8 月 31 日から数日をかけて、全てのアプリユーザーに「Letter Sealing」機能が有効であることを示す“カギマーク”表示をトークルームや通話画面に対して適用すると発表しました。実は、機能そのものは昨年 11 月より提供されており、デフォルトでON になっていますので、アイコンがトーク画面上に表示されただけの更新になります。
突然トーク画面に表示されて「ブロックされた?非表示にされた?」などと、驚く人も多いと思いますので、鍵アイコンの意味と消す方法などを解説します
カギマークの意味
カギマークが表示されるトークルームは、レターシーリング(Letter Sealing)という暗号化通信様式によって安全に暗号化されている事を示します。
ユーザー間の通信内容を暗号化し、送信者と受信者以外にはメッセージ内容を解読できないように設計された暗号化通信方式(End-to-end encryption, E2EE)です。この暗号化によって、LINEのサーバー管理者ですら会話の内容を傍受する事ができなくなりますので、使っておいて損はありません。
トーク参加者全員が「Letter Sealing」機能をオンにしている事で、トークルームにカギマークが表示されます。
Letter Sealingのセット方法
レターシーリングをオンにする方法は、設定「トーク・通話」>>「Letter Sealing」にチェック▼
トーク参加者全員がこの設定をオンにしていればトークルームにアイコンが表示されます
ユーザープロフィール画面にもオンになっているアイコンが表示▼
Letter Sealingの注意点
カギアイコンを消したいからと言ってオフにする事はオススメできません。
しかし、Letter Sealingを機種変更する場合には、一時機能をオフにする必要がありますので注意してください。
「Letter Sealing」が適用されたトーク内容が未読状態のまま機種変更を行った場合や、既読状態の場合でも、PC等のサブデバイスからのみ閲覧を行ったトーク内容については、暗号鍵が変更されるため、機種変更後の端末で該当のトーク内容を閲覧できなくなる場合があります。
そのため、未読メッセージを予め機種変更前のスマートフォン端末で閲覧していだくことを推奨いたします。
また、機種変更の際にLINEを長時間利用できなくなる場合(PC等のサブデバイスを利用していない場合)、機種変更の最中に送られてきたメッセージの閲覧が不可能になります。
その場合、機種変更時に一時的に「Letter Sealing」をオフに設定することで、機種変更の最中に送られてきたメッセージを機種変更後の端末で受信することが可能です。
参照元:LINE
コメント