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【実機レビュー】7000アプリ対応のAndroid TV内蔵スマートプロジェクター Yaber K2s

ホームプロジェクターメーカーのYABER (ヤーバ―)より、スマートTVドングルを内蔵したスマートプロジェクター「Yaber K2s」が発売されました。さっそく手元に届きましたので、実機を使い倒して使用感を共有したいと思います。

K2sの一番の特徴は、7000 以上のアプリにアクセスできる統合ドングル(Android TV)を備えたスマートプロジェクターとなっています。
つまりプロジェクター内部にFire TVスティックのようなSTB(セットトップボックス)機能を内蔵しています。

Wifiにつなぐだけで様々なコンテンツを視聴できるのは嬉しいですね。またYaber K2s は 800 ANSI ルーメン投影に対応しており、あるていど明るい部屋での視聴も可能です。内蔵の独立したサウンド チャンバーと DOLBY 互換の JBL スピーカーにより、臨場感のある映画視聴が可能となっています。

ザックリ・フラッシュレビュー

良かったポイント
 オート台形補正機能で斜めからの投影でも補正ができる
 オートフォーカス機能搭載
 7000アプリ対応の統合AndroidTV内蔵
 800ANSIルーメンで高精細映像
 NFCワイヤレススクリーンミラーリング対応
 200インチの大画面投影対応
 Wi-FI6対応で低遅延
 JBLステレオスピーカーでドルビー音響効果を実現
 短い距離で超大画面に投影が可能
 輝度が高く明るい部屋でも綺麗に映せる
 iOS / Android端末ミラーリング機能
 OfficeドキュメントやPDFファイルをPCなしで直接映せる
 多くのビデオ、オーディオ形式のファイルに対応
 天井から吊して使用可能
 4K入力対応

 

残念ポイント
 専用の収納バッグが付属していない

 

YABER K2Sスペック

 

モデル番号 Ya0029 K2s
光源 LED
イメージングシステム LCD方式
Bluetooth 5.0
解像度 1080p
自動補正 40°台形補正(垂直水平)
アスペクト比 4:3 / 16:9
消費電力
投影距離
スローレシオ 1.5
推奨投影サイズ 40-200インチ
最大投影サイズ
明るさ 800ANSIルーメン
投影方式 フロント/リアプロ/ラック/マウント
スピーカー 10W×2基
ドルビーステレオ あり
ポート ・1 * HDMIポート
・1 * USBポート
・1 * USB-Cポート
・1 * ミニ AV IN 
・1 * 3.5mmオーディオ端子
サイズ 29×27 x 12.3cm
重さ 4.41 kg

 

開封レビュー / 同胞物

  • 1 x YABER K2s プロジェクター
  • 1 x リモコン
  • 1 x 電源ケーブル
  • 1 x HDMI ケーブル
  • 1 x 3- in-1 AVケーブル
  • 1 x クイックスタートガイド
  • 1 x クリーニングクロス
  • 1 x ドングル
  • 1 x ドングルリモコン

※ 日本語の取扱説明書が付属しています。

 

筐体

筐体はプロジェクターらしいデザイン▼

 

レンズカバーは四角

レンズの隣のセンサー部分は、IR(赤外線リモコン)とオートフォーカス信号受信機。

投影用のレンズは大口径で、実測約600mm▼

 

インターフェースは豊富です。製品の性質上後ろから操作する事を想定してリモコン赤外線用IRは背面側にも付いています。

筐体下側にはボタンを押すとポンと持ち上げ金具がでてきます。傾けるために使用します。

最大3cm持ち上がります

1/4インチのネジ穴がありませんので、三脚などにマウントできません。筐体が大きいので三脚で固定するには無理があるので、無くて当然ですね。

コントロールパネルは、上面に後ろ向きについており、筐体の後ろから操作しやすい設計になっています。スマートホンとNFC接続する場合、ここにスマホを翳します。

 

リモコン・電源

リモコンが2つ付属しますが、基本的にはYaberのリモコンだけで間に合います。画面内の操作のみならず、画面の明るさ、音量調整、マニュアルフォーカス、キーストーン補正などを行うことができます。もう一つはAndroidTVドングル用なので、NetflixやYouTubeを一発起動したい時や、音声入力する時に使えます。

必要な電池は単四電池2本です

電源ケーブルは、アダプタが無いタイプ。これは嬉しい!製品が軽量とうたっていても、アダプタが大きいと「あれ?」と思いますよね。

 

機能レビュー

輝度・解像度

電源を入れると、オートフォーカスでピント合わせが始まります。
その後、独自インターフェースのスタート画面が表示されます。▼

 

ホーム画面の背景画像は変更可能です。

 

初期設定ウィザードで日本語化できます▼

 

暗部も潰れてしまう事なく、鮮やかな画像が楽しめます。1080Pの出力ですが、HDMIポートの入力信号は4Kでも投影できます。

 

【投影距離と画面サイズ】

※あまり大きく映すと画面が粗くなるので、推奨サイズの200インチ以下で視聴するのがお勧めです。

明るさ 800 ANSI ルーメンの投影で、太陽光の入らない部屋で少し明るさを落とした照明下であれば視聴できます。暗部が潰れたり、明るい部分がハレーションで消えたりする事もありません。しかしながら、全灯状態の明るい部屋だと厳しいです。

暗めに電灯を点けた部屋で投影した様子

機能

OS、インターフェース

プロジェクター本体は、独自のOSを採用。 HDMI有線接続、背面のUSBポートに挿し込んだUSBメモリなどのデータを再生可能です。

 

 

AndroidはWifi経由、iOSはスクリーンミラーリング機能でミラーリングして視聴する事もできます▼

 

ファイルマネージャーが入っており、動画、音楽、画像、Officeドキュメントを開く事ができます。本体にはOffice SUITEがインストールされており、USBメモリに入れたOfficeドキュメントやPDFファイルを開く事ができます。PowerPointでのプレゼンがパソコン無しでできます。

EXCEL文書を映してみました▼

 

オートフォーカス、オート台形補正機能

オートフォーカスは、電源投入時やプロジェクターが動いた時などに自動的に補正されます。また、ピントが気に入らない時は、ホーム画面右上の設定か再度フォーカス合わせが可能です。

台形補正(キーストーン補正)機能とは、真正面から投影せずとも、斜めから投影した台形を長方形に補正してくれる機能です。
この機能により、プロジェクターを邪魔な正面に置く必要がなく、好きな場所に置いて投影する事ができるようになります。部屋の真ん中に邪魔になる設置をせずとも、片隅に常設しておけるので結構便利な機能です。

オート台形補正機能は初期設定ではオンになっています。電源をオンにした時に、オートフォーカスと一緒に台形補正も実行してくれます。

オートキーストーンでの設定がピタッと来ない場合、投影設定から手動でキーストーンの設定も可能です。4P(4つの角)の位置を調整して補正ができます。見る方向に合わせた補正が出来て見やすいです▼

横方向だけではなく、縦方向にも台形補正が可能です。また天井に逆さまに設置しても正常に投影されるような設定も可能なので、置き場所を選びません。

 

スピーカー

10Wスピーカーが2基、ステレオで搭載されているので、音質はかなり良好です。
Netflixで暫く鑑賞していますが、違和感なども無く自然に聴こえます。本格的なホームシアターとして運用したい場合、Bluetoothスピーカーも接続できますし、有線のイヤホンジャックも付いていますので、PCスピーカーを転用しても良いかもしれません。

 

ドングルーAndroid TV用STB

底面にはTVドングル用のスロットが用意されています。取扱説明書には「ドングルをセットする方法」が書かれていますが、最初からセットされていました。

 

HAKO miniというAndroidTVドングルが使われていました。

ちなみにTVドングル用のスロットは、MicroUSBケーブルで給電しつつMicroHDMIポートに出力します。この規格のTVドングルなら何を挿しても使えそうです。

 

HAKO miniというAndroidTVドングルが搭載されており、初回はこちらも設定が必要です。


メニューから「AndroidTV」を開き、AndroidTV側のリモコンを使ってスマホでGoogleアプリを開いてウィザードに従って設定します。
最初にリモコンのボリュームダウンとOKボタンを同時押しして、リモコンを認証するところが注意点です。

アプリはGoogleストアから別途インストール可能です。最初はネットフリックスとYouTube程度しか入っていません▼

 

まとめ

オートフォーカスと自動台形補正機能は、今までの製品に比べて格段に進化していると感じました。本当に便利で必須スペックです。
静音モードもありますが、本体が過熱するとウィーンという音が少し気になりますが、動画の邪魔になるほどではありません。
ただし、エアコンの無い暑い室内で視聴すると過熱して電源が落ちました。

輝度や明るさは十分に合格ラインだと思います。さすがに明るい室内での視聴だとボヤーっとしてしまいますが、部屋は真っ暗にする必要はありません。電気スタンドが灯った程度、少し薄暗くする程度で十分視聴できます。

明るい室内だとこの程度

 

電気のリモコンで輝度を半分くらいに絞って視聴していますが、画像はハッキリ見えます。

またゲームでも遊んでみましたが、遅延による不利を感じる事はありませんでした。

テレビが映らないスマートTVが流行していますが、K2sはスマートプロジェクターという位置付けですね。常設しておき、日常的に視聴するには良いデバイスだと思います。

 

価格・販売サイト

 Yaber K2sの販売価格は、5万4,990円。Amazonの公式ショップで取り扱っております。販売ページ内に6,000円オフのクーポンがありますので、4万8990円で購入可能です。

さらに今回はメーカーさんの方から割引クーポンを発行して頂いております。
10% off コード: REZV10OFF
終了時間:11月30日 23:59 JST

 

YABER K2s プロジェクター
NFC無線スクリーンキャスト,7000+アプリ対応
 
 
 

※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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