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【AAUW M60 実機レビュー】読書・コミックリーダーに最適な片手サイズの8.4インチAndroidタブレット!

中国のタブレットメーカーAAUW(アーアユー)より発売されている、タブレット端末『 AAUW M60 』が手元にやってきました。使用感を共有してみたいと思います。

M60は 8.4のディスプレイを搭載したAndroidタブレット端末。片手サイズの小型タブレットなので、読書やコミックリーダーとして使いやすいサイズです。
またWidevine L1に対応しているので、NetflixやPrimeビデオ、Disney+などで動画を楽しむ事が可能です。

レビュー・フラッシュ

お勧めポイント
 ピュアなAndroid OSで余計な機能やアプリが入っていない
  Widevine L1対応で動画サービスが楽しめる
 SIMを挿して単独使用が可能
 VoLTE対応のデュアルSIM
 厚さ7.5 mmの超薄型設計
 318グラムの軽量設計
 18W 急速PD充電対応
 USB OTG対応
 デュアルスピーカーで臨場感ある音響システム

 

残念な点
 処理性能が限定的
 NetflixではWidevine L3となりSD画質

 

AAUW M60スペック

OS Android 12
SoC Spreadtrum T606
8コアCPU+12nm
ディスプレイ 8.4インチ
1920×1200(FHD)
IPS液晶
RAM 4GB (4GB増設可)
ROM 64 GB
外部MicroSD 最大 1TB
リアカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
防水 非対応
Wi-Fi 802.11 b / g / n / ac 
GPS 対応
Bluetooth 5.0
対応バンド WCDMA:
B1 B2 B5 B8
FDD-LTE
B1 B3 B5 B8 B18 B19 B26 B28
TD-LTE
B40 B41
バッテリー 4500mAh
18W 急速PD充電対応
 サイズ 幅:125 mm
高さ:202 mm
厚さ:7 mm
 重量 318 g

 

開封の儀

【セット内容】
M60本体、USBアダプタ、USB-Cケーブル、SIM取り出しピン、取り扱い説明書

※ 取り扱い説明書は日本語で書かれています

充電は18ワットのPD充電に対応しています。付属のUSBアダプタは 2V/ 2A の通常の充電器でした。

 

 

筐体

ディスプレイは 8.4インチの1920 x 1200(FHD)液晶画面。

IPS液晶ですが発色も綺麗で、視野角度は浅い角度からでも見えます。メディア端末としては十分に合格点だと思います

 

ベゼル幅は上下が実測で 約9ミリ

 

上下のベゼル幅は約11mm▼

 

インカメラは画面を縦持ちした時に上側に来るように配置されています。

 

筐体はアルミ合金(CNC)で形成されています▼

カラーバリエーションは、ダークシルバーのみ。技適マークも取得しています

端末の厚みが非常に薄く7.5mmしかありません

 

背面には8.0MPのカメラの1眼仕様ですが、何故か2つレンズがついています。

 

縦持ち時の右側には、電源ボタン、ボリュームボタン、リセット穴が配置されています。

 

下側の左右には、スピーカーが2つ配置されており、USB-Cポートもここにあります▼

 

左サイドにはSIMカードスロットが配置されています▼

 

SIMカードスロットは2枚挿しが可能で、スロット2の方はMicroSDカードと排他利用する形式です。

 

内部レビュー

バンドルアプリは、Google系の基本アプリとLINE、各種SNSアプリ、Primeビデオ、Netflixアプリ程度。消せないメーカーのアプリは入っていないので余計な負担がありません。

 

ベンチマークテスト

AnTuTu Benchimark (v10.0.1-OB1)を使って処理能力をテストしてみます

総合スコア: 225001ポイント
CPU:80818ポイント
GPU:28010ポイント

搭載するプロセッサーは、UNISOC製のSpreadtrum T606 オクタコアプロセッサーを採用 。エントリーレンジの端末となります。メモリー構成は、 内部ストレージ64GB、RAM 4GB(4G増設可能)を搭載しています。

エントリーモデル程度の処理性能なので、軽いゲームで遊ぶのが精一杯です。しかしながら、ブラウジングや動画視聴、LINEなどの通常のアプリでモタつくような事はありません。

 

widevine 対応について

Widevineのセキュリティレベルに、Netflixでチェックしてみました。
ちなみにWidevineがL1対応とは、例えばNetFlixでは、HD画質(720P)以上の再生をする場合、L1,L2のセキュリティレベルに対応している必要があります。

試しにNetflixで確認してみましたが、残念ながらWidevine L3となっており最大再生解像度はSD画質でしか視聴できませんでした。

 

スマホを一回り大きくした程度の画面なので、画質が粗いと感じるようなことはありません。Disney+も観る事ができました▼

追記:メーカーさんの方からご連絡を頂きました「Prime VideoとDisneyPlusの動画はフルHD画質で楽しむことができます」との事でした。

カメラ

M60のカメラは、フロント5MP・リア8.0MPを搭載しており、Androidタブレットとしては 標準的な解像度です。
解像度は画像で4:3撮影時リアカメラ8MP、フロントカメラ5MP、16:9ではリアカメラ6MP、フロントカメラ3.8MPです。
動画はリアカメラ1080P, フロントカメラ720Pとなっており、手振れ補正(EIS)機能などはありません。

設定できる項目はHDRのオンオフと露出の手動設定のみ。撮影はオートフォーカスに対応しており、ピント合わせも早くソコソコ綺麗な写真が写せます。

チャットやビデオ通話程度の使用なら合格ラインだと思います。画像の印象は彩度が低く地味に写るので、鮮やかな盛った画像とは程遠いです。インカメラは、自撮りするには物足りないですが、ネット会議する程度には丁度良い画質だと思います。

 

WEB閲覧・メディア視聴

動画視聴

スピーカーはデュアルステレオスピーカーを搭載しています。縦持ち時の下側に2方つ配置されているので、横向きに持つと右か左側の片方から聴こえて来てしまいます。それでもチープな音ではなく、自然に動画を楽しむ事ができました。ある程度大音量にしても、音が割れたりチャカチャカする事もありません。

バッテリー容量は4,500mAh。大型のスマートホンと同程度の容量です。

 

コミックリーダー

8.5インチなので、漫画は見開き状態で読むには少し厳しいサイズです。1ページがが4.2インチになりますね。
小型のiPhoneSE2 or 3などで読める若い人なら見開きも大丈夫かも。

 

WEB閲覧はChromeブラウザをPCモードで読むと、かなり文字が小さくなって厳しいです。

 

GPS・衛星位置情報システム

衛星位置情報システムの対応状況は不明です。しかしながらGoogleマップを開いてチェックしてみると、GPSの掴みが悪い部屋でもマップアプリを起動した途端にピタッと位置を特定してくれました。

車に積んでおいてナビ代わりにも使えるレベルの精度だと思います。

画面を分割して動画を流しながらでもナビが使えます

 

価格・まとめ

AAUW M60の8.4インチという画面サイズ は、iPad Mini(8.3インチ)とほぼ同じ。このサイズは絶妙で、読書やコミックリーダー、メディア端末として使いやすいです。

最近は10インチ画面のタブレットが主流で、8インチ系は少なくなりました。しかしながら、私はこのサイズのタブレットが好きで愛用しています。
大型タブレットだとコミックを見開きで読めるのですが、重くて疲れてしまい長時間読めません。カラーのKindleのような感覚で読書にも使っています。

グリグリのゲームをプレイしたい人には向きませんが、軽いゲーム+ネットサーフィン+メディア端末としては丁度良いスペックに仕上がっていると思います。

AAUW M60 の価格は¥19,980 。Amazonで購入可能です。ページ内に4000円の割引クーポンが発行されているので、実質1万5千円前後で買えます。

 

AAUW M60 
Android 12 タブレット8.4インチ
 

 

※ Banggoodさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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