N-oneより発売されている、タブレット端末『 NPad X』が手元にやってきました。使用感を共有してみたいと思います。
NPad Xは、約11インチ(10.95)のディスプレイを搭載したAndroidタブレット端末。4つのスピーカーを備え、8600mAhの大容量バッテリーを搭載しており、動画視聴などメディア端末として最適なスペックとなっています。
ページコンテンツ
レビュー・フラッシュ
ピュアなAndroid OSで余計な機能やアプリが入っていない
輝度300nitのIPS液晶の鮮やかなディスプレイ
SIMを挿して単独使用が可能
VoLTE対応のデュアルSIM
手振れ補正機能がついた動画撮影カメラ
厚さ7.6 mmの超薄型設計
470グラムの軽量設計
2,000×1,200解像度の2Kスクリーン
8,600mAhの大容量バッテリー
18W 急速PD充電対応
4種の衛星位置システムでGPSの掴みが早く正確
USB OTG対応
クアッド(4つ)スピーカーで臨場感ある音響システム
3.5mmミニステレオジャックが無い
NetflixではWidevine L3となりSD画質
N-one NPad Xスペック
OS | Android 13 |
---|---|
SoC | MediaTek Helio G99 (MTK8781) |
ディスプレイ | 10.95インチ 2000×1200(FHD+) IPS液晶 |
RAM | 8GB LPDDR4 |
ROM | 128 GB |
外部MicroSD | 最大 1TB |
リアカメラ | 2,000万画素 200万画素(HDカメラ) |
フロントカメラ | 500万画素 |
防水 | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
GPS | GPS+Glonass+BDS+Galileo |
Bluetooth | 5.0 |
対応バンド | GSM: B2/B3/B5/B8 WCDMA: 900(B8) /1900(B2)/2100(B1) 850(B5) FDD-LTE B1/B3/B5 /B7/B8/B20 TD-LTE B38/B39/B40/B41 |
バッテリー | 8,600mAh 18W 急速PD充電対応 |
サイズ | 幅:162 mm 高さ:258 mm 厚さ:7.6 mm |
重量 | 470 g |
開封の儀
【セット内容】
NPad X本体、USBアダプタ、USB-Cケーブル、SIM取り出しピン、取り扱い説明書
※ 取り扱い説明書は日本語に対応しています
充電は18ワットのPD充電に対応しています。付属のUSBアダプタは 9V/ 2.22A, 12V / 1.67の20ワットのPD充電に対応しています。
USBアダプタはCタイプ(ヨーロッパ式コンセント)でしたが、オマケで変換アダプタが付属していました▼
※変換アダプタは 箱とは別に入っていたので、全てに入っているとは限りません。入っていなくても百均で販売していますね。
筐体
ディスプレイは 10.95インチの2000 x 1200(FHD+)。輝度300nitのIPS液晶を採用しています。
IPS液晶ですが発色も綺麗で、視野角度は浅い角度からでも見えます。メディア端末としては十分に合格点だと思います
ベゼル幅は上下・左右の全てが実測で 約9ミリ
インカメラは画面を横にした時に上側に来るように配置されています。
筐体はアルミ合金(CNC)で形成されています▼
カラーバリエーションは、ダークシルバーのみ
端末の厚みが非常に薄く7.8mmしかありません
技適マークも取得しています▼
背面(横持ち時)には20.0MPのカメラと2MPのHDカメラが配置されています。少し出っ張ってますので、カメラ保護フィルムなどの対策は必要かも。
横持ち時の上側(横持ち時の左側)には、電源ボタン、ボリュームボタン、リセット穴が配置されています。
端末を横持ちした時の左右には、スピーカーがそれぞれ2つ合計4つ搭載されています。動画を視聴する時は横向きという事を想定しての配置ですね▼
SIMカードスロットも横に配置されています▼
3.5mmミニステレオジャックはありません。
SIMカードスロットは2枚挿しが可能で、スロット2の方はMicroSDカードと排他利用する形式です。
内部レビュー
バンドルアプリは、Google系の基本アプリのみ。消せないメーカーのアプリは入っていないので余計な負担がありません。
ベンチマークテスト
AnTuTu Benchimark (v10.0.1-OB1)を使って処理能力をテストしてみます
総合スコア: 362,852ポイント
CPU:126,937ポイント
GPU:46,164ポイント
搭載するプロセッサーは、搭載するプロセッサーは、MediateckのHelio G99オクタコアプロセッサーを採用 。ミドルレンジの端末となります。メモリー構成は、 内部ストレージ128 GB、RAM 8GB を搭載しています。
ミドルレンジにギリギリ届くレベルの処理性能なので、軽いゲームや一般的なアプリでモタつく事はありません。
試しに「ウマ娘」を入れてみると普通に遊べました。レースの画面でも滑らかとまでは言えませんが、カクつく事なく遊べます。でも、ホーム画面などの切替時のロード画面で少しモタつきます。
widevine 対応について
スペックにはWidevineのセキュリティレベルの項目が無かったので、Netflixでチェックしてみました。
ちなみにWidevineがL1対応とは、例えばNetFlixでは、HD画質(720P)以上の再生をする場合、L1,L2のセキュリティレベルに対応している必要があります。
試しにNetflixで確認してみましたが、残念ながらWidevine L3となっており最大再生解像度はSD画質でしか視聴できませんでした。
カメラ
Npad Xのカメラは、フロント5MP・リア20.0MPを搭載しており、Androidタブレットとしては 標準的な解像度です。
解像度は画像でリアカメラ20MP、フロントカメラ8MP、動画はリアカメラ1080P, フロントカメラ720Pとなっており、手振れ補正(EIS)機能も搭載されています。
設定できる項目は少な目ですがオートフォーカスに対応しており、ピント合わせも早くソコソコ綺麗な写真が写せます。
HDR機能を搭載しており、タブレット端末としての画質は合格ラインだと思います。画像の印象は彩度が低く地味に写るので、今時の鮮やかな盛った画像とは程遠いです。インカメラは、自撮りするには物足りないですが、ネット会議する程度には丁度良い画質だと思います。
メディア視聴
動画視聴
スピーカーはクアッドスピーカーを搭載しています。左右に4方向に向いて配置されています。それほど高音質ではありませんが、クアッドスピーカーなだけあって、動画を視聴すると音の広がりが感じられます。ある程度大音量にしても、音が割れたりチャカチャカする事もありません。自然に動画を楽しむ事ができました。
バッテリー容量は8,600mAh。約8時間の動画視聴が可能としています。しばらく視聴しましたが、端末に熱を持つ事も無いので公称値くらいは視聴できそうです。
コミックリーダー
約11インチあるので、漫画は見開き状態で読む事ができます。
GPS・衛星位置情報システム
衛星位置情報システムは、 GPS/Glonass/BDS/ガリレオに対応しています。GPS機能をチェックしてみると、私のパソコン部屋はGPSの掴みが悪い環境ですが、Googleマップアプリを起動した途端にピタッと位置を特定してくれました。
車に積んでおいてナビ代わりにも使えるレベルの精度だと思います。
価格・まとめ
NPad Xは、グリグリのゲームをプレイしたい人には向きませんが、軽いゲーム+ネットサーフィン+メディア端末としては丁度良いスペックに仕上がっていると思います。大きいモバイルバッテリー並みの8600mAhの電池の持ちがあるので、ゲームや動画視聴を長時間できるのがポイントが高いです。
N-one NPad Xの価格は 299.99ドル。海外ECサイトのbanggoodでは90ドルOFFの209.99ドルで購入可能です。
※ Banggoodさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。
タカシ
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