筆者はスマホのデザインを隠さないクリアなケースを好んで使用してます。プラスチックのハードケースは綺麗ですが傷が付きやすく、シリコンは完全なクリアなケースはないのでTPUクリアケースを選んでいました。
TPUケースは感心するくらい衝撃にも強く、何度もアスファルトに落下させてしまいましたがセーフでした。
しかし、どうしても許せない欠点が「黄ばみ問題」。タバコのヤニの汚れのように黄ばんでしまい、数か月に一度は買い直していました。
そこであらゆる方法で漂白、黄ばみ除去を試してみました。
黄ばんだTPUプラスチック
新品のiPhoneケースと黄ばんだGalaxy J用のスマホケースを並べてみました。実は、このケースの黄ばみはまだ可愛い方で1年使うと完全なシャンパンゴールドになってしまいます
考えられる4つの方法で漂白テスト
どの方法が一番漂白できるのか比較する為に四つに分割してみました
今回は、キッチンハイター、ベンジン、中性洗剤、表面の黄ばみ削る、とう方法で試してみました。
中性洗剤で洗う
たいていの家電やプラスチック製品などは「中性洗剤を薄めて軽く拭き取って下さい」と書いてあります。基本の中性洗剤を原液のまま使ってコスりまくってみました。切り分けたAのピース部分
結果はまとめてご覧ください
キッチンハイターに漬け置き
茶渋のように一晩薄めたキッチンハイターに漬け置き洗いしてみました。切り分けたBのピース部分
表面を削って黄ばみ除去
紙やすりで削って黄ばみ部分を除去してみました。切り分けたCのピース部分
紙やすりでは全く削れないのでルーターも出動してガリガリ削ってみました。
おきて破りのベンジン
プラスチックが溶けてしまうので絶対に使うなとされているシンナーで黄ばみ除去に挑戦。ラッカー薄め液を使ってみました。
黄ばみ除去選手権の結果発表
あれ?どれも全く変わらず
分かり難いので黒台紙に置いてみると、やすりで削った所だけが白くなっています(下赤四角の箇所)。ヤスリで削り難かったので、四角部分だけをルーターとヤスリで削りました。これは漂白成功ではなく、黄ばみについた傷!全く除去はできていません
プラスチックはシンナーで拭くと濁って溶けてしまうのですが、TPUケースは無傷のまま黄ばみ状態。これは意外でした。
拭き取ったティッシュが黄色くなる事もありませんでした
中性洗剤のティッシュも白いまま
断面を拡大
切った断面を拡大してみると、表面どころか芯まで全てシャンパンゴールドに変色していました。調べてみるとTPUは紫外線が原因で化学反応を起こして変色してしまうようです。表面をいくらコシコシしても漬け置きしても無駄ですね。
この結果を見るとTPUスマホケースは数か月に一度の買い替えが正解なようです。長く使い続ける方法は、色つきのTPUケースを使う事です。白やクリアは諦めて定期交換が必要ですね。
追記:今では黄ばんだTPUケースは諦めて、ダイロンマルチという染料で染めて使うのが流行していますね。
試しに私もTPUケースを染めてみました▼
タカシ
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はじめまして。
自分はiPad,iPodtouchともに本体スペースグレーですが、
TPUケースは
iPadはブラック、
iPodtouchは透明です。
透明の方は見事に黄ばんでいます。
iPadのケースは2年経っても綺麗なので、ブラックを使うのがいいと思います(ブラックといっても半透明で、背面のリンゴマークなどはちゃんと見えます。)
ただ、本体がiPodtouchのブルーとかいうと、ブラックはツライでしょうね。
酸素系漂白剤が有効かと。日本製の洗濯用ではなく海外製の強いやつ。
>匿名さん
試してみる価値はありそうですね
見つけたら試してみます
コメントありがとうございます。