スマート家電、IoTデバイスメーカーSwitchBot(スイッチボット)から発売されている、物理的にスイッチ・ボタンを押すことができるスマート機器「SwitchBot ボット(指ロボット)」を導入しました。使用感を共有レビューしたいと思います。
SwitchBotボットは、IoTデバイスに非対応のスイッチを指のような動作で押す事のできるスマート機器です。
部屋の電気のスイッチや風呂のリモコン、石油ファンヒーターの電源・延長ボタンなど、どうしても物理ボタンを押す必要がある機器も多いですよね。
SwitchBot ボットは、アームが動いてスイッチを物理的に押す事ができるので、あらゆるモノをIoTデバイス化する事ができてしまいます。
SwitchBot社が有名になるきっかけにもなった出世作的な製品です。
SwitchBot ボット仕様
本体サイズ | 約43(W)×37(H)×24(D)mm |
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本体重量(電池含む) | 42g |
対応OS | Android 5.0以上、iOS 11.0以上 WatchOS 4.0+ |
指ロボットアーム 最大押した力 |
1.15Kgf |
指ロボットアーム最大圧力 | 8N |
指ロボットアーム最大回転角 | 120° |
Bluetooth | 4.2 |
Bluetooth | 見通し80m |
電源 | CR2 x 1 |
セット内容
・SwitchBot ボット本体
・替え用シール
・土台拡張用パーツ
・スイッチモード用パーツ
・取扱説明書
SwitchBot ボット
本体は想像以上に小さかったです。ガチャポンのオモチャみたいです。
上側に可動部のアームが配置されています▼
これでスイッチを押す事ができるのか?と思うほど小さいです▼
電池はCR2を使用します▼
こんな感じで台座を広くします▼
SwitchBotアプリ
開発: wonderlabs, Incorporated 評価 無料 |
アプリの設定
アプリへはボットを選択して追加するだけで登録できます。
モードは「押す」がデフォルトで「スイッチモード」はシーソー式のスイッチを押して引っ張る事ができるモード。
指ボットをネットワーク越しに操作するにはSwitchBotのハブ機器との接続が必要です。
無い場合Bluetoothでの届く範囲でのみ動作します。
アレクサやSiriなどで音声コントロールしたい場合にもハブは必要となります。
これでアプリのホーム画面に追加されました。○部分をタップすると動作します。
動作・設定
アームは120°動きます。かなり押す力が強いので、固いスイッチでもいけそう。
電池は約600日持つそうですが、モーターを動かすので頻繁に動作させるとあまり持たないと思います。
ちなみに同様にモーターを動かす「スマートロック」でも電池(CR123A)を2つ使います。公称の電池寿命は約1年とありますが、4人家族が出入りするので半年も持ちません。
リモコンの無い照明のスイッチに使いました▼
冬は石油ファンヒーターに付け替えようかと考えています
石油ファンヒーターの「運転」ボタンに付けている方も居ますが、留守中宅に間違えて動かしてしまうのが怖いです。
風呂のリモコンにも欲しいですね。
そんな場合に、部屋のドアホンのロック解除に指ボットを貼ってエントランスドアを開くのが定番のようです。
まとめ・価格・販売サイト
リモコンに対応している家電であれば、スマートリモコンに登録してIoTデバイスと連携する事ができます。
または電源を常にオンにしておいて、スマートプラグ(コンセント)で乱暴にオンオフしてしまうという方法が使える家電もあります。
しかしながら自宅のIoT化を進めると、どうしても押すという動作が必要なデバイスもありますので「指ロボット」が活躍します。
工夫をすれば、遠隔操作でアームで“くす玉”を割るといった事にも使えるかもしれません。ドミノ倒しのスタートも自動化できますね。
指ロボットは、色々な可能性を秘めたスマート機器だと思います。面白い使い方が無いか考えています。
SwitchBot ボット指ロボットの価格は¥4,480(税込)。Amazon、楽天などのECサイトから購入可能です。
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