中国メーカーOPPO傘下のスマートフォンメーカーOnePlus(ワンプラス)より、新Androidスマートフォン「OnePlus Nord N100」が発表されました。
NORD N100は、OnePlusの最新8シリーズのライトモデル「Nordシリーズ」の中でも最廉価モデルです。同時に発表された5G対応機種の「NORD N10 5G」の弟機の位置付けです。
OnePlus Nord N100スペック
OS | Oxygen OS Android 10ベース |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 460 |
GPU | Adreno 610 |
ディスプレイ | 6.52 インチ 1,600×720(HD+) |
RAM | 4 GB |
ROM | 64 GB |
外部ストレージ | MicroSD 最大 256 GB |
リアカメラ | 1,300万画素(f/2.2):メイン 200万画素(f/2.4):マクロ 200万画素(f/2.4):モノクロ |
フロントカメラ | 800万画素(f/2.0) |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 指紋認証、顔認証 |
防水 | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 5,000mAh |
充電 | 有線充電:18W(9V/2A) ワイヤレス充電:非対応 |
対応バンド | 2G GSM: 850/900/1800/1900 3G WCDMA: B1/B2/B4/B5/B8 CDMA: BC0 4G LTE-FDD: B1B1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/28 LTE-TDD: B38/40/41 |
GPS | GPS/ A-GPS / GLONASS / GALILEO / Beidou |
インターフェイス | USB-C |
サイズ | 高さ: 164.9 mm 幅: 75.1 mm 厚さ:8.49 mm |
重量 | 188 グラム |
筐体レビュー
ディスプレイはパンチホール型のノッチを採用しています。
画面サイズは、6.52インチ、解像度1,600×720のHD+スクリーン。IPS液晶を採用しており、リフレッシュレートは90Hz駆動と非常に高いのが特徴です。
指紋認証は端末背面に配置され、顔認証システムも搭載しています。通常OnePlus端末にはiPhoneのような、マナーモード用のスライドスイッチが配置されていますが、N100には採用されていません。物理ボタンは通常のAndroid端末と同じく、ボリュームボタンと電源ボタンのみとなっています。
カラーバリエーションは、ブルー系(ミッドナイトフォレスト)のみ。N10 5Gのミッドナイトアイスと同じ色に見えますね▼
バッテリー容量は 5,000 mAh。USB-Cを使った有線充電は 18W (9V/2A)の急速充電に対応しています。Qi(チー)ワイヤレス充電には非対応です。
OnePlusの端末は、随分前から3.5mmイヤホンジャックを排除していましたが、N100/N10 5Gでは復活しています。
プロセッサー/メモリー
プロセッサーにはクアルコムのチップセット「Snapdragon 460」を搭載しています。スナドラ460は、8コアのチップで、11nmプロセス技術を用いて製造されています。1.8 GHzのKryo 240 Goldコア4つと1.6 GHzのKryo 240 Silverコア4つを搭載しています。AnTuTuスコア(v8)は、約 12万ポイントのエントリーモデルです。
メモリ/ストレージの組み合わせは、(RAM / ROM )4 GB + 64 GB 構成のみです。またOnePlusでは外部SDカードには非対応でしたが、N100では、最大 256 GBのMicroSDカードに対応しています。
Oneplus 8 Proのメモリは新世代LPDDR5規格を採用していますが、こちらは無印Oneplus8と他のNORDと同じ、LPDDR4Xとなっています。ストレージの規格に関しても、8/8PlusはUFS 3.0規格を採用していますが、NORDファミリーはUFS2.1です。
公式サイトのスペック表には、Oneplusシリーズ独自の「Fnatic Mode」に関しての記述はありませんでしたが、Oxygen OSの機能なので搭載されていると思われます。
Fnatic Modeは、端末内の全てのリソースをゲームだけに集中する事で、3Dグラフィックがグリグリの重いゲームであっても、より快適に低遅延で遊べるようになるOnePlus独自の機能です。
画像はOneplus 8 plus
カメラ
インカメラは、ディスプレイ内の左上に配置されたパンチホール内に格納されています。800万画素(F/2.0)を採用。ポートレートモードで背景をボカシた、美しい写真撮影が可能としています。
リアカメラは、トリプルカメラの構成
構成は、1,300万画素(f/2.2)のメインカメラ、サブカメラには200万画深度撮影用(F/2.4)モノクロレンズ、200万画素(f/2.4)マクロカメラの3眼カメラとなっています。
ちなみにN10 5Gは、メインカメラに6,400万画素(f/1.79)のを採用しており、サブカメラには800万画素(f/2.25)の119°超広角カメラも実装されています。
動画録画は、インカメラ(セルフィ―側)、アウトカメラともに1080p/30 fpsまで対応しています。
対応バンド
SIM1 , 2の両スロットが4G対応なので、デュアルVoLTE待ち受けが可能です(DSDV)。また5G(Sub-6)にも対応しています。
ドコモ:4G帯(LTE)主要バンドであるB1、東名阪の高速通信バンドB3に対応していますので、都市部での使用は問題ありません。プラチナバンドB19には非対応なので、高い建物の影や地下、郊外での通信で若干弱くなります。また3G帯のプラスエリアB6には未対応なので、僻地や山間部で若干電波が掴み難くなります。
SoftBank(Y!モバイル):LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8の全てに対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。
AU:LTEバンドB1には対応していますが、プラチナバンドB26(18を内包)非対応なので利用できるエリアは限定的です。また通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMには未対応です。
【 対応バンド 】
2G GSM:
850/900/1800/1900
3G WCDMA:
B1/B2/B4/B5/B8
CDMA:
BC0
4G LTE-FDD:
B1B1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/28/66
LTE-TDD:
B38/39/40/41
OnePlus NORD N100まとめ、価格
- OnePlus NORD N10 5G(4GB + 64GB)179ユーロ(約21,800円)
ちなみに他のNordシリーズの価格は、無印Nord(399ユーロ)、OnePlus NORD N10 5G(329ユーロ)です。
N100の画面は、リフレッシュレートは90Hzと非常に優秀ですが、エントリークラスのSoCに1,600×720(HD+)のディスプレイの端末には、オーバースペックな気もします。
タカシ

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