中国のスマートホンメーカー Ulefone より新端末『Armor X8』が発売されました。
Armor X8は、 防水・防塵に対応したアウトドア向けスマートホンです。Ulefone フラッグシップモデル「Armorシリーズ」の下位モデルで、コストパフォーマンス重視した廉価モデルのXシリーズとなります。
メーカーは、廉価モデルのタフネス端末は、登山や釣りなどのアウトドアユースはもちろん、建築現場などで、スマートホンが消耗品になりがちなワーカーに向けて開発しているようですね。
Ulefone Armor X8
OS | Android 10.0 |
---|---|
SoC | MediaTek Helio A25 |
ディスプレイ | 5.7 インチ 1,440 x 720 Pixcels |
RAM | 4 GB |
ROM | 64 GB |
MicroSDカード | 最大 256 GB |
フロントカメラ | 800万画素(f/2.2) |
リアカメラ | 1,300万画素(f/2.2):メイン 200万画素:深度撮影センサー 200万画素:深度撮影センサー |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 顔 /指紋 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
5,080 mAh | |
対応バンド | 2G GSM: B2/3/5/8 (1900/1800/850/900) 3G WCDMA: B1/B2/B4/B5/B8 4G LTE-FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28A/28B |
GPS | GPS/Glonass/Galileo/Beidou |
インターフェイス | USB-C |
防水 | IP68 / IP69K |
サイズ | 幅:88 mm 高さ:166.6 mm 厚さ:15 mm |
重さ | 282 g |
筐体
画面は5.7 インチIPS液晶を採用したHD+ (1440 x 720)ディスプレイ。
ノッチは非採用で、フロントカメラは画面上部のベゼル部に格納されています▼
生体認証は、指紋と簡易顔認証。指紋認証システムは端末背面に配置されています
本体は IP68等級の防水・防塵規格に対応しています。「粉塵からの完全保護 + 水面下で使用が可能」という保護等級です。
水に対しては高温、高水圧、スチームジェット洗浄の環境下でも有害な影響を受けないことが要求される「IP69K」規格に対応。
賢首なシーリング技術とタイトな構造により、水やダスト内部に侵入するのを効果的に防ぎます。
物理的キーの周囲は、隙間を防水フィルムで埋め、外部に露出しているコンポーネントには、高密度の高分子コーティングを施しています。
TPUのコーナープロテクターを装着しており360°全方向からの耐衝撃対策としています
カラーバリエーションは、ブラック、オレンジの2色展開
Ulefoneのアウトドア端末には、屋外活動に便利なオリジナルの専用アプリが多数インストールされています。
水平器/高度計/拡大鏡/水平気 / 垂直計/アラーム/心拍計 / Gセンサ/コンパス など
グローブモードを搭載しており、手袋をはめたままの作業が可能です。この機能は、スマートホン対応手袋だけでは無く、厚さ1.5ミリまでの手袋やレザー手袋でも反応するとしています。
フラッシュライトや音声録音、カメラシャッターなどに割り当てが可能な、カスタムボタンが付いています
バッテリー
5,080mAhの大容量バッテリーを搭載。高速充電はサポートしていないようです。
カメラ
フロントカメラは800万画素のシングルカメラを搭載しています。Aiビューティモードを採用しています。
リアカメラは1,300万画素のメインカメラと、200万画素の被写界深度撮影用のToFセンサーx 2のトリプルカメラ構成。
紹介画像を見ると、カメラ類は建築現場などでの利用を前提としているようです。
内部スペック
プロセッサーは、今年MediaTekからリリースされたエントリーモデル向けHelio Aシリーズの新SoC「Helio A25(MT6762D)」搭載しています。
AnTuTu(v8.0)のスコアは約 9万~9.3ポイント。RAM 4 GB + 内部ストレージ(ROM)64 GBの1構成のみとなっており、256 GBまでの外部ストレージ(MicroSD)に対応しています。
ある程度の必要スペックは満たしていますので、エントリー機とは言え動作がモッサリするという事は無さそうです。
衛星位置システム
衛星位置システムは、通常のGPSの他に、ロシアの衛星位置システムGlonass(グロナス), 中国版GPSのBeidou, EUが構築した全地球航法衛星システムガリレオ(Galileo)に対応しています。
これだけの数の衛星位置システムに対応していれば、僻地でも位置情報を見失う事が無さそうです。
対応バンド / SIM
DSDV(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード2枚挿しでの運用が可能です。
ドコモ:4G帯(LTE)主要バンドであるB1、東名阪の高速通信バンドB3に対応していますので、都市部での使用は問題ありません。またプラチナバンドB19にも対応していますので、高い建物の影や地下、郊外での通信にも強いです。また3G帯のプラスエリアB6には未対応なので、僻地や山間部で若干電波が掴み難くなります。
SoftBank:バンド(LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8)にも対応していますので、日本国内でも快適に使えます。
AU:LTEバンドB1には対応していますが、プラチナバンドB26(18を内包)非対応なので利用できるエリアは限定的です。また通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMには未対応です。
2G GSM:
B2/3/5/8
(1900/1800/850/900)
3G WCDMA:
B1/B2/B4/B5/B8
4G LTE-FDD:
B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28A/28B
まとめ / 価格
Armorシリーズは、通常モデルの他エントリーモデルのEシリーズ、最廉価モデルのXシリーズの展開になっています。
上位モデルの Armor 8 は、もとからコスパ追求型の低価格モデルで、Armor 7のエントリー版7Eのスペック以下でした。
今回発売された X8は、8をベースに更にコストカットしています。しかしそれでも、エントリーモデルのアウトドアスマートホンとしての必要条件は満たしていますので、タフネス端末デビューのお試し用には良い端末です。
【標準価格】
Armor 8X:$ 159.99
Ulefone Armor 8Xは現在、海外ECサイトBanggoodでプレセール販売されています。
商品名 | クーポン | 価格 | 期限 |
---|---|---|---|
Banggood | |||
Ulefone Armor 8x | プレセール | $ 109.99 |
~10/26 |
ECサイト/割引クーポン
今回ご紹介した端末の割引クーポンが発行されている場合があります。
下記ページからチェックしてみて下さい
コメント