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実機レビュー!低価格で色々入りの高コスパAndroid One端末「Xiaomi Mi A3」

今年7月に発売された中国メーカーXiaomi のミドルレンジクラスの端末「Xiaomi Mi A3」が手元に届きましたので、性能・カメラなどを徹底的にレビューしてみたいと思います。

Mi A3は、Xiaomiが中国国内向けに発売した「Mi CC9e」のグローバル向けモデル。ミドルレンジ「Aシリーズ」の最新モデルとなります。スペック的には低価格モデルながらに、トリプルカメラや画面内指紋認証など、ハイエンド並みの機能を搭載しており、手頃で魅力的な端末に仕上がっています。
Mi A3が採用している「Android One」はGoogleの純正OSで、ソフトウェアアップデートが保証されておりシンプルで操作しやすいことが特徴です。

今回は海外ECサイトの「GearBest」さんからサンプルを提供頂いてのレビューとなります。

Xiaomi Mi A3スペック

OS Android ONE
SoC Qualcomm Snapdragon 665
GPU Adreno 610
ディスプレイ  6.088 インチ
1560 x 720 Pixcels
RAM 4GB
ROM 64GB / 128GB
カメラ フロント
32MP
リア
48MP + 8MP + 2MP
microSD
スロット
あり
SIM NanoSIM + NanoSIM
DSDS対応
認証方式 指紋 / 顔
Wi-Fi 802.11b/g/n/ac
Bluetooth 5.0
バッテリー 4,030 mAh
対応バンド GSM :
B2/3/5/8
WCDMA :
B1/2/4/5/8
TDD LTE:
B38/40
FDD LTE:
B1/2/3/4/5/7/8/20/28
インターフェイス USB Type-C(2.0)
防水 なし
 サイズ 153.48×71.85×8.475mm
 重量 173.8 g
その他 Glonass, Beidou

開封の儀

【セット内容】
Xiaomi A3本体、USBアダプタ(EUプラグ)、USB-Cケーブル、TPUケース、取り扱い説明書などテキスト一式

筐体レビュー

ディスプレイは6.088インチ 1560 x 720(HD+)、アスペクト比は19.5:9。ウォータドロップ型のノッチを採用しています▼

AMOLED (有機EL)液晶画面を採用しているので、発色が非常に美しいです。しかしながら解像度が1560 x 720(HD+)と少し粗い点が残念です。

筐体は背面・画面側ともにGorilla® Glass 5のガラスボディを採用しています。ボディは光の加減で波紋模様が変化するホログラフィックカラー▼

端末右側面にはボリュームと電源ボタンを配置▼

インターフェイスはUSB-Cを採用しています▼

ボディ左側にはSIMカードスロット、MicroUSB兼用トレイを配置▼

 

ロック解除の指紋認証はインディスレイ(画面内認証)を採用しています▼

この端末は、顔認証(FaceID)にも対応していますが、iPhoneのようなドットプロジェクターによる3D認証センサー類は実装されていません。
簡単な2D認証なのでメガネの脱着やマスクをしていても認証されました。また他人でもロックが解除されてしまう事も多いので、簡易的な顔認証システムの利用はあまりお勧めしません。

付属していたTPUケースはスケルトンのブラックで、結構自然に見えました▼

Xiaomi Mi A3は防水に非対応なためか、このケースはUSB-Cポートからの浸水を防ぐキャップが付いています。最初はイイ感じ♪と思いましたが、充電するたびに邪魔でモタモタします。
水没してしまえばどうせアウトだと思うので、このフタは切り取ってしまうのが良いでしょう。

内部レビュー

バンドルアプリ

バンドルアプリは、Google系の基本アプリのみで、Xiaomiのコミュニティアプリが1つ入っているだけのプレーン状態でした。

Android Oneなので、メーカー独自のカスタム設定なども一切無く完全日本語化が可能でした▼

端末を起動してアプリのアップデート終了時には使用容量15.3GB。ちなみに内部ストレージ64GBモデルです。

SIMカードスロット1にMicroSDカードを入れてみると、内部ストレージとしてマウントする事が可能でした。転送速度がでるSDカードを挿しておけば、端末の容量がマシマシになりますね。

CPU性能

搭載されるSoCは、最新ミドルレンジ向けプロセッサーの「Snapdragon 665」を採用しています。「Snapdragon 665」は、CPUにKryo 260、GPUにAdreno 610を搭載しており、第3世代のAI Engineを採用し、旧モデルの「Snapdragon 660」と比べAI性能が2倍にアップしています。

AnTuTuベンチマーク

AnTuTu Benchimark (v7.1.1)を使って処理能力をテストしてみます

ベンチマーク総合スコア 141,122

CPU:63669
GPU:31277
このベンチマークスコアは、ミドルレンジの真ん中!普通のスマートホンといったスコアです。2年前ならハイエンドモデルのスコアなので、動かないアプリはほぼ無いと思います。

Geekbenchベンチマーク

Geekbench5.0でのベンチマークスコアは、シングルコア性能が314ポイント、マルチコア性能が1395ポイント。

ゲーム性能テスト

ベンチマークテストの結果を見て、そこそこグラフィック処理が重いゲームでもプレイできそうなので「PUBG mobile」をプレイしてみました。

「グラフィック設定」はスムーズ「高」まででした▼

普段あまりプレイしない人間が遊んでも良く分からないので、普段から遊んでいる高校生にプレイしてもらいました。

結果は「もちろん普段遊んでいるiPhone Xほどまで快適では無いが、何も問題なく遊べた」との事でした。PUBG mobileが快適にプレイできるのであれば、使えないアプリは無さそうです。

バッテリー・充電

バッテリー容量は4030mAhで、かなり激しく使っても容量はあまり減りません。一日中ポチポチさわっている人でも、朝に満充電で外出して夜22:00に帰宅する程度は余裕で持つと思います。

付属のUSB電源アダプターは、EUプラグなので日本で使用するには百均などでコンセントアダプターを買ってくる必要があります。
しかしながら付属のアダプターは、5V/2Aの一般的な規格のものなので無理して使う必要はありません。
Xiaomi Mi A3はQuick Charge 3.0規格に対応しているので、QC対応アダプターを用意すると爆速充電が可能です。

QC3対応のUSBアダプターで充電してみると、8.32V / 1.87 A=約15.5Wで充電できました▼

カメラ

リアカメラの構成は、メインにSONYのイメージセンサー(IMX 586)採用の4800万画素(F1.79)のレンズ、サブには800万画素(F2.2)の118°超広角レンズ、200万画素の被写体の3D情報を収集する深度センサー「ToFレンズ(F1.2)」のトリプルカメラ仕様となっています。

モードについて

撮影モードは「ショートビデオ」「ビデオ」「写真」「ポートレート」「夜景」「パノラマ」「プロ」の6種類。48MPレンズを使用する時は、上の設定からオンにします。またビデオは「タイムラプス」と「スローモーション」撮影に対応しています。

ポートレートモードでは、F値調整による被写界深度(ボケ撮影)の他、「美顔モード」で小顔、お目目パッチリなどの盛り自撮りにも対応しています。

Ai撮影をオンにしておく事で、撮影対象を自動的に判断して適切な設定に切り替えます。アイコンが人物や風景、花などに変化するのが面白い▼カメラ性能をテストに、近所のランドマーク散歩に出かけてみました。通常の「写真」モードが秀逸で、0.6(超広角)、1x(通常モード)。2x(2倍ズーム)が画面内から一発で切り替えられるのが便利です。ただし48MPモードは、「写真」「Pro」モードでのみ利用可能で、デジタルズームは使えません。

4800万画素

4800万画素モードをオンにすると、高精細な画像の撮影が可能ですが、それ以外にスマートホンが苦手とするズームを解像度により補ってしまう ”後からズーム” 的な使い方も可能です。例えば下の画像から遠くに見えるビルをズームして切り取ってみます。

撮影画像

ポートレートモードで前景ぼかし▼

ポートレートモードで背景ぼかし▼カメラ撮影した画像を見てもわかるように、彩度が高く鮮やかな写真が撮影できるといった印象です。インカメラでの自撮り撮影に関しては、人気のカメラアプリ「B612」や「SNOW(スノー)」のような嘘っぽい宇宙人顔にはならず、自然で綺麗に盛って写ります。
気になる点は、マクロ撮影が若干苦手で、近づいての接写はできませんでした。

動画に関しては4K30fpsでの撮影が可能で、設定から「手振れ補正」をオンにする事で、ソコソコ滑らかな動画が撮影できます。

低照度撮影

夜景モードで撮影すると簡単に低照度環境での撮影が可能です。

マニュアルモード(プロ)で48MPに設定しても綺麗に撮影できました▼

ちなみにマニュアルモードでは、ISO3200まで可能でシャッタースピードも長く設定できます。三脚を使って細かく調整すれば、星空撮影でもできてしまいそうです。

暗い玄関でISO3200、シャッタースピード16秒に設定してみた様子▼

 

対応バンド

SIM1 , 2の両スロットが4G対応なので、デュアルVoLTE待ち受けが可能です(DSDV)

ソフトバンクとNTTドコモ、LINEモバイルのSIMを使って接続テストしてみました。
全てLTE(4GB)接続が確認できました。

ドコモ:プラチナバンド4G帯のBand19、および山間部や郊外をカバーする3G帯のFOMAプラスエリアB6に未対応です。しかしながら、LTEは全国区をカバーする主要バンドのB1および東名阪の高速通信バンドB3に対応していますので、都市部での使用する分にはほとんど支障がありません。

SoftBank(Y!モバイル):LTEバンド1,3,8 に対応しており、3G帯も3GはメインバンドのB1 、プラチナバンドのB8に対応しています。ソフトバンクSIMを挿しての使用には問題はありません。

AU:LTEプラチナバンドB18(B26) を使用するVoLTE SIM及び、通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMには未対応です。

【 対応バンド 】
WCDMA :
B1/2/4/5/8
TDD LTE:
B38/40
FDD LTE:
B1/2/3/4/5/7/8/20/28

Xiaomi Mi A3まとめ/価格

カラーバリエーションは、グレー(Kind of Grey)、ブルー(Not just Blue)、ホワイト(More than White)の3色Mi A3の最大の魅力は、やはりトリプルカメラですね。比較的求めやすい価格に収まっているにも関わらず、話題の4800万画素のSONYイメージセンサーをメインとした3眼カメラが秀逸でした。
10万円を超えるハイエンドモデルの性能が日常的に必要な人は、一部のゲームプレイヤーのみでしょう。普段使いと+たまにゲーム程度の用途に加え、コンデジ並みのカメラの端末が欲しいという人にはお勧めの端末です。

ただし全てが絶賛という訳でもなく、コストカットのために、Qiワイヤレス充電や防水、NFCなどに未対応です。また画面解像度がHD+と低い点も残念です。
しかしながら解像度は、老眼の方なら気にもならないと思いますし、HD+画面で明らかなデメリットもあまりありません。そもそも数日使えば画面に慣れてしまいます。

Mi A3の標準価格は4+64GBモデルで約$328。発売から数か月が経ち、実売価格は約1万 8700円程度まで下がってきています。
ひいき目抜きにカナリお勧めの端末です。

商品名 クーポン 価格 数量 有効期限
Xiaomi Mi A3
4+64GB
GBA36402 30,607円
18,695円
50 9/12
Xiaomi Mi A3
4+128GB
GBA36401 30,607円
18,695円
50 9/12
Xiaomi Mi A3
4+128GB
GBA312802 30,607円
21,145円
50 9/12
Xiaomi Mi A3
4+128GB/グレー
GBA312801 30,607円
21,145円
50 9/12

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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