Sony Mobileはフラッグシップ新モデルのラインナップを正式に発表しました。
「Sony Xperia 10|10 Plus」は、3モデル発表された中のミドルレンジ・モデルとなります。先月2月にスペインのバルセロナで開催された「MWC19 Barcelona」でも発表されたばかりの端末です。
ECサイトの「Etroren」をはじめグローバル市場では、SIMフリー端末の「Sony Xperia 10|10 Plus」の 販売を開始しています。「Etroren」では、既に予約販売が開始されており、今月(3月)の第4週から順次出荷開始となります。
Sony Xperia 10|10 Plus スペック
10 Plus | 10 | |
---|---|---|
OS | Android 9.0 (Pie) | |
SoC | Snapdragon 636 |
Snapdragon 630 |
RAM | 4 GB | 3 GB |
ROM | 64 GB | 64 GB |
MicroSD | 最大 512 GB | |
ディスプレイ | 6.5 インチ 2520×1080 LTPS |
6.0 インチ 2520×1080 LTPS |
カメラ | リア: 12 + 8.0 MP フロント: 8 MP |
リア: 13 + 5.0 MP フロント: 8 MP |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | |
Bluetooth | 5.0 | |
バッテリー | 3,000 mAh | 2,870 mAh |
対応バンド | 3G: HSDPA 850 / 900 / 1900 / 2100 4G:FDD-LTE B1 / B3 / B5 / B7 / B8 /B20 TDD-LTE B38 / B39 / B40 / B41 |
|
サイズ | 167x73x8.3mm | 156x68x8.4mm |
重さ | 180g | 162g |
その他 | NFC |
筐体レビュー
10 / 10Plusのディスプレイのアスペクト比は、世界初となる21:9(映画で採用されているフォーマット)の縦長画面。ノッチを採用しないフルHD+解像度で、それぞれ6インチと6.5インチ極細ベゼルタイプを採用しています。上部フレーム部にセンサー、スピーカー、フロントカメラが配置されています▼ハイエンドモデルの「Xperia 1」では、有機ELの4K画面を採用していますが、10 (Plus)は液晶ディスプレイのFHD+
内部性能
搭載されるSoCは、クアルコム製Snapdragon 6xxシリーズを搭載したミドルレンジクラスの端末です。Antutuベンチマークスコアは、10に搭載されているスナドラ630は約8.6万、10 Plusに搭載されているスナドラ636は約14万となっています。
どちらの端末も、SNSやビジネスアプリなどの一般アプリなら、快適にサクサク動作するレベルです。
メモリ周りはRAM 3GB / 4GB 、ROM 64GB。ともに512GBまでの外部MicroSDカードに対応しています。インターフェイスはUSB Type-C。
Xperiaならではのサウンドセクションに注力しており、LDAC、スマートアンプ、DSEE HX機能を組み込んでいます。
LDACは、既存技術に比べ最大約3倍の情報量を伝送します。LDACに対応している機器を使用すれば、最大伝送レート990kbpsのハイレゾ相当の高音質で、ハイレゾオーディオコンテンツをワイヤレス再生する事が可能となります。Xperia独自機能の「DSEE HX」機能は、圧縮音楽でも、ハイレゾ並みの高解像度で聴く事ができる技術です。
カメラ性能
カメラ構成は、フロントカメラはは8MP (f/2.0)シングルカメラ。リアカメラはデュアルレンズ構成で、10が13MP(f/2.0)+5MP(f/2.4)、10プラス 12MP(f/1.8)+ 8MP(f/2.4)で光学2倍ズームに対応しています。公表されている撮影画像は、とても美しいという印象を受けました。
対応バンド / SIM
「Xperia 10|10 Plus」はDSDS(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード2枚挿しでの運用が可能です。
対応バンドは、発売地域によって若干異なる場合がありますが、Etoren版の対応状況で解説します。
ドコモ:プラチナバンド4G帯のBand19に未対応ですが、主力バンドのB1及びB3に対応してますので都市部での使用に問題はありません。LTEプラチナバンド、3G帯のプラスエリア(B6)には対応していないので山間部や地方ではつながり難い事が予想されます。
SoftBank:バンド(LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8)にも対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。
AU:LTEのプラチナバンドB18(26)に対応していないので、 VoLTE SIM、通話に3G帯(EVDO BC0) を使用する非VoLTE SIMともに利用できません。
3G: HSDPA
850 / 900 / 1900 / 2100
4G:FDD-LTE
B1 / B3 / B5 / B7 / B8 /B20
TDD-LTE
B38 / B39 / B40 / B41
Xperia 10|10 Plusまとめ
先日のソニーのイベントで紹介された、「ハイエンドモデル」の「Xperia 1」、「ミドルレンジモデル」「Xperia 10 / Plus」、「エントリーモデル」である「Xperia L3」のうち、ミドルレンジ端末だけがグローバル市場での先行発売ということになりました。
スペックに関しては目を見張るような結果ではありませんが、ミドルレンジクラスのXperiaが欲しいユーザーにはピッタリの端末に仕上がっていると思います。ハンズオン画像を見るとPLUSはデカイと感じます。
欲しかったミドルレンジXperia
「ソニー Xperia 10 / 10 Plus」の標準価格は、それぞれ349ユーロと429ユーロ。
Etorenでは「 Xperia 10」 4万 100円, 「Xperia 10 Plus」4万 9,300円で販売されています。
→ Sony Xperia 10 / 10 Plus【Etoren】
タカシ
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