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トランシーバー付きプロ仕様タフネス端末「DOOGEE S80 」発売!性能・カメラ・スペックレビュー

中国のスマートホンメーカー DOOGEE より新端末『 DOOGEE S80 が発売されました。

DOOGEE S80は、IP68防水・防塵・耐衝撃の準拠したタフネス端末です。10,800mAhの超大容量バッテリーを搭載しており、数日間のキャンプや登山にも無充電で使い続ける事が可能です。一番の特徴は、デジタル移動無線(DMR)規格に基いたトランシーバー機能を搭載しており、スキー場内での無線通信や電波の届かない僻地での交信・登山時の非常通信などにも使える本格派の端末として登場です。

DOOGEE S80スペック

【 DOOGEE S80 仕様 】

OS Android 8.1
SoC Mediateck MT6763T
(Helio P23) Octa Core
RAM 4 GB
ROM 64 GB
MicroSD 最大 128 GB
ディスプレイ 5.99 インチ
2160 x 1080 pixels
カメラ フロント:16.0 MP
リア:12.0 MP + 5.0 MP
認証形式 指紋
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n
Bluetooth 4.0
インターフェイス USB-C
バッテリー 10,800 mAh
対応バンド 3G: WCDMA:
B1/B2/B4/B5/B8
TDSCDMA:
B34/B39
CDMA: BC0
4G: FDD-TLE:
B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8
B12/B17/B19/B20
サイズ 172.0 x 82.5 x 21.2 mm
重さ 398 g
その他 NFC / ワイヤレス充電
GLONASS

筐体レビュー

画面は5.99インチIPS液晶ディスプレイ▼

同機が認証を受けている「IP68」防水・防塵規格とは、「粉塵からの完全保護 + 水面下で使用が可能」という保護等級です。さらに水に対しては高温、高水圧、スチームジェット洗浄の環境下でも有害な影響を受けないことが要求される「IP69K」規格、アメリカ国防総省の超堅牢試験規格「MIL-STD-810G」にも準拠しています。-30℃ ~ 60℃まで環境下でも使様にも耐え、少しやり過ぎ感があるほど堅牢な端末です。

クリップ付きのホルダーが付属しています▼

アウトドアでも服やザックに掛けて使えます▼

側面には無線のプレスボタンが配置されています▼

端末上部にはアンテナ用の取り付けホール▼

端末重量が398 gもあり、女性のハンドオフ画像をみてもゴツイ

背面の下部にはデュアルスピーカーを搭載しており、騒がしい中でも明瞭に聞き取る事ができるとしています▼

10,800mAhの超大容量バッテリーを搭載しており、1308時間もの連続スタンバイ、76時間の動画再生可能。数日のキャンプや縦走登山などを無充電で乗り切る事を想定しているようです。
24Wの急速充電に対応しており、Qi規格に認定された10Wまでのワイヤレス充電も可能です。防水系の機器では、充電コネクタ部のフタの開閉に起因した水没してしまう事が圧倒的に多いです。ワイヤレス充電対応に対応しているのであれば安心ですね。

カラーはオレンジとブラックの2色▼

 

無線機能

デジタル移動無線(DMR規格)に基いた無線通信が搭載されています(400-480MHz帯、受信感度-120dBm)。プライベートコール、グループコールが可能です。スペックに無線の最大出力は明記されていませんが 電波が 5 – 10Km 届くので、「特定小電力無線」や「デジタル簡易無線」と見なされるギリギリというところです。電波法が改正され比較的緩くなりましたが、日本での使用には免許もしくは総務省登録が必要かもしれません。
あ、そもそも「技適マーク」が付いていなければ無線機として日本での使用はできませんね。最近の中華端末は日本市場も視野に入っているので 技適を取得している端末が増えてきました。技適ついてるかな?

カメラ性能

リア カメラはSONYのIMX363を採用した大口径 f/1.8の大口径12.0MPと被写界深度用 5MPのデュアルカメラ仕様。フロントカメラはSAMSUNGのイメージセンサーを採用した16MPの高画質カメラを搭載。「自然の中で美しい写真を撮影」というのが、アウトドアスマホの最近のトレンドですね。

内部スペック

SoCにMediatek製のHelio P23(MT6763T)を採用しているミドルクラスの端末に分類されます。Helio P23には3種類の型番があり、当機に搭載されているMT6763Tはクロック数が最大2.5GHzの最上位SoCです。またRAM 6 GB、ROM 64 GBに加え、最大 128 GBまでの外部SDカードに対応しています。

対応バンド

DOOGEE S80はDSDS(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード2枚挿しでの運用が可能です。

ドコモ: LTEの主要バンドのB1, B3に加え プラチナバンドB19に対応しているので快適に使えます。プラチナバンドは「エリア対策バンド」とも呼ばれており、山間部や地方などで広く使われている周波数帯で、地方に限らず都市部でも、地下やビル内など電波が届き難いエリアにはプラチナバンドが有効です。3G帯のFOMAプラスエリア B6(800MHz帯)には対応していないのが残念です。

SoftBank(Y!モバイル) : LTEバンドB1, B3, B8 に加え  WCDMAバンドB1,B8にも対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。

AU:LTE主要バンドB1に対応していますが、プラチナバンド,B18,B26に未対応です。3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMの利用は可能となっています。しかしながらAUの場合、実際にSIMを挿してみると3G通話できない事がありますので注意が必要です。

【対応バンド】
3G: WCDMA:
B1/B2/B4/B5/B8
TDSCDMA:
B34/B39
CDMA: BC0
4G: FDD-TLE:
B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8
B12/B17/B19/B20

まとめ / 価格

UHANS K5000」など、近距離通信が可能なトランシーバー機能内蔵のタフネス端末は幾つか発売されています。しかしながらS80では アナアログ/DMRデジタルのデュアル方式対応の本格的な無線を搭載しているので、山岳での非常通信用として使う事もできるレベルです。
DOOGEEはタフネス・スマートホンを多数リリースしていますが、今回は本気で「プロ仕様」を目指して来ましたね。400 g近い端末重量に加え専用アンテナまで脱着可能!もう「アウトドア好き」程度の一般人はお断りというレベルです。

「DOOGEE S80」の標準価格は $472.99に設定されています。今現在は、海外通販サイト「Banggood」のみで販売されており、$50オフの$ 429.99で販売されています。

【BanggoodDOOGEE S80

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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