海外通販サイトBanggoodの方からレビュー用に商品提供頂きました「R-BOX Pro」をご紹介いたします。
こちらの製品は「TV BOX」と呼ばれる製品で、テレビやPCモニターをAndroidミニPCとして使う事ができるガジェットとなります。
Androidアプリを起動する事ができますので、TV画面上でゲームやビジネスアプリを操作する事が可能です。またYouTubeやPrimeビデオ、Netflix、Dtvなど、人気動画サイトを端末メーカーを問わずに視聴する事ができてしまいます。
R-BOX Pro Amlogic S912スペック
CPU | Amlogic S912 Octa core ARM Cortex-A53 CPU up to 2GHz (DVFS) |
GPU | ARM Mali-T820MP3 GPU up to 750MHz |
OS | Android 7.1.1 |
RAM | 3GB DDR3 |
ROM | 16GB eMMC フラッシュ |
HDMI出力 | Built-in HDMI 2.0a transmitter including both controller and PHY with HDR, CEC and HDCP 2,2, 4Kx2K@60 max |
microSD | スロット有 |
Bluetooth | v4.0 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n |
インターフェイス | 2*USB host 1*USB OTG 1*SPDIF 1*AV 1*RJ45 LAN ポート 1*DC |
重量 | 約167g |
イサーネット | 10/100/1000M |
その他 | – |
対応ビデオ コーデック:
VP9-10 Profile-2 up to 4Kx2K@60fps
H.265 HEVC MP-10@L5.1 up to 4Kx2K@60fps
H.264 AVC HP@L5.1 up to 4Kx2K@30fps
H.264 MVC up to 1080P @60fps
MPEG-4 ASP@L5 up to 1080P@60fps (ISO-14496)
WMV/VC-1 SP/MP/AP up to 1080P@60fps
AVS-P16(AVS+) /AVS-P2 JiZhun Profile up to 1080P@60fps
MPEG-2 MP/HL up to 1080P@60fps (ISO-13818)
MPEG-1 MP/HL up to 1080P@60fps (ISO-11172)
RealVideo 8/9/10 up to 1080P@60fps
WebM up to VGA
開封の儀
パッケージ内容:
1 x R-Box Pro S912 TVボックス
1 x IRリモコン
1 x HDMIケーブル
1×電源アダプタ
1×ユーザ マニュアル
外観レビュー
本体は小型軽量の手のひらサイズ▼
右側面はMicroUSBスロットと USB端子x2▼
背面はLAN端子とS/PDIF、HDMI、ステレオジャック、ACコネクタ▼
左側面はリセットスイッチとUSBコネクタx2▼
付属の赤外線リモコン▼
電源を入れると青く光ります▼
スリープ中は赤▼
性能レビュー
オリジナルインターフェイスのホーム画面▼
ゲーム、アプリ、ビデオなどの項目は自分で設定する事ができます▼
基本的にはAndroidなので言語を設定できます▼
内部ストレージは16GB。初期値は799MB使用されていました▼OSはAndroid 6.0となっていますが、7.1.1にアップデート済みでした。
Google Playストアがインストールされています▼
全てリモコンの十字ボタンで操作できますが、マウスボタンを押して画面上にカーソルでの操作も可能▼
画面解像度は設定が可能で4k2k-60hzまで対応▼
ベンチマークテスト
Antutu Benchmark v6.2.7でベンチマークテストしてみます▼
Antutuベンチマークスコア41,070、3Dスコア9,193▼
動画視聴について
動画サイトの視聴テストしてみます。
YouTubeはデフォルトでインストールされていました▼
Playストアからインストールする事でAmazon Prime VideoもOK▼
AbemaTVも観れます▼
TVに出力する事が難しい民放の見逃し番組視聴アプリ「Tver」も問題なし▼
その他NETFLIXアプリはバンドルされており、視聴確認していませんがDTV、Hulu、Gyao!はアプリをインストールする事ができました。
ゲームプレイ
ゲームはプレイできるのか?「Minecraft PE」をインストールしてみます。
ミニキーボードを使ってプレイしてみましたが、スムースにプレイする事ができました▼TVボックスの操作は、ゲームに限らずBluetoothコントローラーやキーボードが便利です。
動画・音楽
MicroSDカードやUSBメモリーに入れた動画・音楽ファイルを再生する事が可能です▼
ファイルブラウザから開いて選択するだけ▼
HEVC H.265, VP9デコードをサポートしており、インストールされているデフォルトプレイヤーを使って多くの動画を鑑賞する事ができました。
まとめ
昨年末、AmazonとGoogle間のトラブルにより、Fire TV(Stick)からYoutubeが観れなくなる可能性があると話題になりました。Google社のセットトップボックス「Chromecast」では、未だにAmazonのPrimeビデオを視聴する事ができません。
その点TVボックスを使って各種動画サービスの利用すると、Amazon, Google, Appleの3社のSTB(セットトップボックス)の覇権争いとは無縁なのが気持ちいいです。その上TverなどのSTBでの視聴を禁止している動画サービスも一発で観れてしまいます。
私はFire StickとChromecastの2つをテレビに挿し込んでいますが、これだと1つで全て賄えてしまいます。
今回ご紹介したR-BOXは4K画面にも対応しており、TVボックスの中でも高性能の方です。ミドルレンジの下程度のスマートホンと同等の事ができてしまいます。付属のリモコンでは動画視聴するのが精一杯ですが、キーボードやマウスを接続すれば普通のアプリを使っての作業もストレスなく行えます。
Banggood: R-BOX Pro TVボックス
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