「シャープは、小型で手軽に持ち運びができるモバイル型ロボット電話“RoBoHoN(ロボホン)”を開発し、2016年前半に発売する」と発表しました。筆者としては、今後の進化と可能性も含めて非常に興味があります。
一見ネタ的ガジェットのようですが、機能説明を読んでいるとドローンのような規制対象に成りえる項目や、進化の方向まで突き詰めて開発会議が繰り返された様子が伺えます
話す、盛り上げる、電話も可能
電話・メール機能
電話を掛けたりメールを送受信する機能がついています。画面が2インチとの事ですので、OSは採用されていないようです。写真で見る限り多機能デジカメ程度のようですね。ついでにAndroid OS切り替えがあれば面白かったですね。
SIMカードやキャリアは?
歩く踊る話す
自動で起き上がって、歩いて、あなたを認識して話が分ります。としています。SIRIのように「へい!ロボ、こっちに来てメール新着メール読んで」と呼びかけると実行してくれるのかな?
プロジェクターで投影する
ロボットの目から壁に投影して写真や動画を映し出すという機能。これは鉄腕アトムの漫画内で良く出てきたシーンで、バッテリーが持つなら普通のスマホ端末にも付けてほしい機能です
写真撮影する
「はい、チーズ」とか「撮りまーす。3,2、1」などと撮影の掛け声が選択できるのでしょうか?撮影時に目が赤く光るようですが、これは盗撮防止の意味もありそうです。ドローンのように独立歩行撮影で起こり得る今後の課題も含まれている気がします
盛り上げる
音楽やゲームが楽しめるようです。進化して「司会」もできて、サードパーティのアプリで「王様ゲーム」などの各種ゲームもインストール可能になると良いですね
雑感
以前はSONYがモノづくりの代表企業でしたがAIBOを捨てた頃から、海外企業の切り開いた分野を上手になぞるだけの製品開発しかできない体質になっていますね。Sharpは色々ありすぎて、冒険する体力が残っていないと考えられている中でのロボットスマホの発表。筆者は「モノづくりの精神」が折れていない事が少し嬉しくなりました。目のつけどころが・・・(以下略)
現段階では正直オモチャに電話機能が付いた程度のようですが、記事中に書いたような進化を遂げれば立派な一つのカテゴリーになる可能性があると思います。バッテリーとコストの問題をクリアにして「ロボットフォン」分野を確立して欲しいですね。
アップデートで時事ネタを記憶したり、「一緒にテレビ鑑賞機能」でタレントの悪口とか感想を言い合ったりできると楽しそうです
Siriに手足がついて自動歩行して、少しウザイ感情を持ったロボットというだけでも魅力的です
「タカシさん、もう2時間もゲームしてるじゃないですかぁ。。それでは電源切りますね。しばらくしたらまた会いましょう」
「もうバッテリー30パーセント切ってますよ。もう、あなたの言う事は聞きません」
タカシ
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