スマートホンのカメラはどんどん高性能になり、ズーム機能が不要なら専用のカメラを持ち歩く必要すら無くなりました。
撮影した画像を確認しながら好きなだけ撮り直しが可能で、納得いくまで思い通りの写真が撮影できます。質感や彩度も実物よりも美しく映画のワンシーンのような写真に仕上がりますね。
しかしながら昔のフィルムの紙焼き写真と比べ、出来過ぎた美しすぎる画質のみならず何かが足りないと感じたことはありませんか?
小さいファインダーを覗いて撮影して、フィルムの現像があがってくるまでのワクワク感。そして思ったように撮影できていない失望。しかし、少し時間が経つと失敗写真も含め、そのシャッターを押した一瞬が全て想い出になりましたよね。
今回は、そんなフィルムカメラの「旧式の一瞬」をコンセプトに、iPhoneで徹底的にフィルムカメラを再現したカメラアプリ「Gudak Cam」をご紹介します。
Gudak Cam
開発:Screw Bar Inc.
Gudak Cam機能説明
アプリを起動し、「KODACK(コダック)」使い捨て24枚撮りカメラ風のインターフェイスで撮影します。
小さいファインダーを覗きながらシャッターを押します。
右上にフラッシュのON/OFF、タイムスタンプを入れる事も可能です▼
右下にはフィルムの残り枚数が表示されます▼
24枚撮影すると新しいフィルムは1時間後に再装填されます▼
撮影が完了したら現像画面をタップ▼
撮影したフィルムが現像から仕上がってくるのは、何と3日後!
24枚撮影するとカウントダウンがスタートします▼
何本撮影してもフィルムは全て、撮りきった瞬間からカウントダウンが開始されます
現像からあがって来た時にわかるように通知を許可しておくと忘れません▼
現像が終わってラボを開くと1枚ずつ保存されます▼
プリントが終わった写真はフィルム毎にストックされ、同時にiPhoneのカメラロールにも保存されます▼
右上の破線の矢印をタップするとフィルム全てを削除します▼
実際に撮影した画像写真の仕上がりもフィルム写真風に写っています。
タップでオリジナル画像(大きいのでサイズに注意)
使い捨てカメラ風で粒子は粗いです。ちなみにモデルになっているKodak FunSaverはISO800です。
フラッシュ?変な光が入っている写真まであります▼
端末設定の時刻送りについて
アプリのチュートリアルには「端末の設定から時刻を送る事でiOSのカメラロールに保存される」とあります
レビュー用に公園に撮影にでかけてフィルム2本撮り貯めてきました。そして時刻を未来にずらして現像を時短してみました。
すると、エラーでフィルムが2本とも消えてしまいました…トホホ
その後も色々試してみましたが、エラーで消えたのは1度だけでした。日付を過去に戻して撮影して、現在に戻した時には現像できました。もしかしたら複数本のフィルムだとエラーがでるのかな?
いずれにせよ、撮影した記念のフィルムが無くなっては一大事です。ズルをしないで、大人しく現像があがってくるまで待つのが得策かもしれません。
まとめ
このアプリはレトロな画像が撮影できるので、インスタ用の写真を撮影するのに使っている人も多いようですね。
個人的には旅行やイベントなど、このカメラだけを使って想い出を撮影してみたいです。昔のようにフィルムが有限だからこそ、リアルに切り取れた時間の流れに回帰できるかもしれません。
ただし大切な瞬間をピンボケ・手ぶれ・はみ出し写真など、失敗した時の後悔も覚悟する必要がありますね。
個人的にはアプリのコンセプトにとても共感しています。
タカシ
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