現在、中国、深センのパソコン・タブレットメーカーCHUWI(ツーウェイ)より、2-in-1タイプのAndroidタブレット「CHUWI SurPad」が発表されました。
この端末は、10.1インチのFHDディスプレイを搭載した大型画面のタブレットで、ドッキング式キーボードをサポートしており、キックスタンド式で自立する、Microsoftのsarface風の2 in 1モデルとなっています。
8コアのHelio P60プロセッサを採用しており、内蔵ストレージにはUFSを採用しています。さらにSIMカードに対応しているので、 タブレット単独でLTEネットワークを介した作業が可能となっています。
ページコンテンツ
CHUWI SurPad
OS | Android 10 |
---|---|
SoC | MediaTek Helio P60 (MT677V) |
GPU | 10.1 インチ 1920 x 1200ピクセル IPS液晶 |
RAM | 4 GB DDR4X |
ROM | 128 GB UFS |
外部MicroSD | 最大 128 GB |
リアカメラ | 800万画素 |
フロントカメラ | 800万画素 |
防水 | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
GPS | GPS, A-GPS |
Bluetooth | 4.2 |
対応バンド | FDD-LTE: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 12 / 14 17 / 20 / 25 / 26 / 30 / 66 / 71 TD-LTE: B38 / 41 |
バッテリー | 8,000mAh |
サイズ | 幅:162.6 mm 高さ:243.9 mm 厚さ:9.2 mm |
重量 | 542 g |
筐体
ディスプレイは10.1インチ、 1920 x 1200ドット(WUXGA )。 アスペクト比16:10
インターフェイスはUSB-C、イヤホンジャックも付いています
カメラはアウト、インともに800万画素。電源ボタンとアウトカメラレンズ部分は、赤くアクセントのあるデザインになっています▼
内部レビュー
SoCにMediaTek Helio P60を採用しており、AnTuTuベンチマークスコア(v8.0)は約16万。少し前まではミドルレンジのスコアでしたが、今では上位のエントリーモデルという処理性能です。
MediaTek Helio P60チップセットは同社が「Mobile APU」と呼んでいる AI演算基内蔵というのが特徴のプロセッサーです。
AIタスクを CPU・GPU・APUを活用しシームレスに処理するように設計されており、GPUで駆動するAI処理と比較して1/2の低電力で実行できます。
ゲームなどにおいては、最大25%の電力効率化としていますのでバッテリー消費を抑えながらプレイできます。
メモリーは4 GB、内部ストレージは128 GB の構成となっており、128GBまでの外部ストレージ(MicorSD)にも対応しています。
またSurPadはUFSストレージを採用しており、従来のeMMCと比較すると読み込み速度が約3倍速くなっています
対応バンド
2枚のSIMカードスロットを搭載しており、両方を活かしたデュアルVoLTE待ち受けに対応しています。
ドコモ:4G帯(LTE)主要バンドであるB1、東名阪の高速通信バンドB3に対応していますので、都市部での使用は問題ありません。しかしながら 高い建物の影や地下、郊外に強いプラチナバンドB19には非対応です。また3G帯のプラスエリアB6には未対応なので、僻地や山間部で若干電波が掴みにくくなります。
SoftBank:主要バンドのLTE B1 / B3に対応していますが、プラチナバンドB8には非対応です。
AU:主要バンドのB1およびプラチナバンドB26(18を内包) も対応しています。また通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMには未対応となります。
【 対応バンド 】
FDD-LTE:
B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 12 / 14
17 / 20 / 25 / 26 / 30 / 66 / 71
TD-LTE:
B38 / 41
価格・まとめ
MVNOの格安データSIMを挿して、ドッキングキーボードを接続すれば、外出先での調べものや仕事が捗りますね。
画像にはスタイラスペンが写り込んでいますが、筆圧対応のペン入力にも対応するようなので、手書きノートアプリやお絵かきも使えそうです。
発売予定日は2020年12月、販売価格は専用キーボード付属で279ユーロ(約3万 5000円)となっています。
【メーカー公式ページ】CHUWI SurPad
コメント