ガジェットメーカーdocooler の方からレビュー用に商品提供をして頂いた『docooler 骨伝導ヘッドセットYKL-801 』をご紹介します。
こちらの骨伝導ヘッドセットは 3.5mmのオーディオケーブル接続タイプで、据え置き型のテレビやパソコンでの使用を主眼に置いた製品です。また本格的に難聴の方に向けた集音機能を備えているのも特徴です。
docooler 骨伝導ヘッドセットYKL-801仕様
周波数範囲：20Hzの – 20kHzまで
マイク感度：-54dB±2デシベル
電池：内蔵リチウムイオンバッテリー(350mAh)
動作時間：約10時間
スタンバイ時間：60日以上
入力：DC 5.0±の0.5V、最大500mA
カラー：ブラック
主要部サイズ：14.6 * 13.2 * 2.7cm
主要部重量：約59g
骨伝導ヘッドセットは空気の振動を鼓膜で聴くのでは無く、頭蓋骨を振動させることで音を伝えます。もともと骨伝導ヘッドセットは難聴などの障害のある方に向けて開発されていました。しかし最近では、耳を塞がないので、合法的に自転車での使用が可能な事から注目を集めているガジェットです。また音楽を聴きながらでも環境音が聞こえるので、赤ちゃんの泣き声や宅配便が来たことも分るので家庭・職場での使用にも向いています。
【セット内容】
・骨伝導ヘッドフォン
・ 3.5mmのオーディオケーブル
・ USBケーブル
・ユーザーマニュアル/英語/中国語
開封・外観レビュー
ヘッドセットの形状は初期のウォークマンのようなシンプルデザイン▼
頭のサイズによって長さを調節する事が可能▼
ヘッドセットの耳の前に当たる骨伝導部はプニプニのシリコン風▼
骨伝導部は可動式で頭にフィットします▼
電源をオンにするとケーブルの根本が青く点灯します
左右は集音器として使う時の左右耳ボリューム、上には集音用のマイク▼
電源とオーデオケーブル差込部▼
MicroUSBケーブルで充電▼
重さ約59g(オーデオケーブル除く)▼
※台の部分の重さはリセットして量っています
装着はこんな感じ。メガネの上からでOKでした▼
操作部を洋服にクリップではさんで装着しないと重さでズレます▼
音質・使用感
骨伝導タイプなので音質に関しては美しいとは言えません。それでも今まで３台の骨伝導ヘッドセットを使ってみましたが、音は優秀な方だと思います。そこそこクリアな音でボーカルの声も潰れる事もありませんでした。補聴器機能(集音)に関しては良く判りませんが、小さい音でテレビを付けていても音量が増幅されているのが体感できました。
ヘッドセットを装着して耳の穴を塞ぐと、ガラッと変り普通のイヤホンで聴いているような音楽が頭の中に広がります。 しっかりと骨に音を伝えている事が分り不思議な感覚です。骨伝導系ガジェットの注意点は 普通のイヤホンに比べて音漏れが大きいので、電車や人混みでの使用には向いていません。
耳栓をすると頭の中に音が閉じ込められ？ 普通のヘッドホンの音質に近づきます▼
まとめ
こちらのヘッドセットのデザインは、どちらかと言えば職場や自室でのパソコンやテレビなどの据え置き端末に最適化されています。外に持ち出して自転車や徒歩など、アクティブな使い方にはあまり向いていません。形状的に揺れに対応した設計がされていない印象です。
骨伝導イヤホンは周囲の音がクリアに聞こえます。たとえば自室で動画を鑑賞している時でも、家族が部屋に来る気配や宅配便が来た事が分ります。以前、自転車で音楽を聴きたいという知人に骨伝導ヘッドセットを勧めてみたところ、記事タイトルのように “家族にバレずに秘密の動画を楽しむ時に最高！“ との事でした。たしかに音が漏れないようにイヤホンで耳を塞いでしまうと、誰かが部屋に近づいて来た事がわからないですからね。職場で音楽やラジオを聴きながら仕事をしたり自転車音楽など、骨伝導ヘッドセットの応用範囲は本当に広いですよ。
クーポンコード： U4CZ8IGV
割引：15％オフ
有効期限：9月18日まで
タカシ
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