Amazonで中華ガジェットを中心に販売をしている「hommee-jp」の方から、中華SIMフリースマホ『MEIIGOO M1 』をご提供頂きましたので、実機をレビューしてみたいと思います。
こちらの端末は、貴重なドコモのプラチナバンド(バンド19)に対応しており、ドコモ系の格安SIM(MVNO)で使用すると電波の掴みが良いのが特徴です。またSoCはHelio P20オクタコア、ROM/RAMは各社フラッグシップ端末並みの6GB/64GBを搭載したミドルレンジクラスのSIMフリースマートホンです。
またデュアルカメラを搭載しており、一眼レフ並みの「ぼけ感」のある美しい写真が撮影する事も可能です。
MEIIGOO M1 スペック
CPU | Helio P20 MTK6757V Octa Core 2.3GHz |
OS | Android 7.0 |
RAM | 6GB |
ROM | 64GB |
画面サイズ | 5.5インチ 1920 x 1080 FHD |
カメラ画質 | リア: 13MP+8.0MP フロント:8.0MP |
micro SD スロット | ○最大 128GB |
SIMカード | nano + nano (DSDS対応) |
Bluetooth | v4.0 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n |
バッテリー | 4,000mAh |
入出力端子 | USB-C |
サイズ | 15.45 x 7.59 x 0.90 cm |
重量 | 188g |
ネットワーク | 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz 3G: WCDMA B1/B2/B4/B5/B8 4G: FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B19/B20 TDD-LTE B38/B39/B40/B41 |
カラー | 黒/グレー/ゴールド |
開封レビュー
開封の儀▼
【セット内容】
MEIIGOO M1 本体、画面保護シート、取扱い説明書、USB Type-Cケーブル
USB電源アダプタ(EUプラグ)
箱の外にはコンセント変換アダプタが同胞されていました▼
今回の端末はAmazonのバイヤー会社「hommee-jp」さんから提供頂きました。
こちらの会社からAmazonで購入すると、KKMOONのスマホスタンドと日本国内用の5V/2AのUSB急速充電アダプターが付属されます
筐体外観レビュー
上下にはアンテナ線がありフルメタルボディで手に取るとひんやりします
筐体右側にはボリューム+/-と電源ボタン▼
左サイドはSIMカードスロット▼
上には3.5mmイヤホンジャック▼
リアにはデュアルカメラとフラッシュ▼
べゼル幅は左右3mm/上15mm/下17mm▼
5.5インチ端末としては平均的なサイズです▼
画面はラウンドエッジ2.5Dガラス▼
底はUSB Type-Cポートとマイク、スピーカー▼
前面のホームボタンが指紋認証部を兼ねています。iPhone7同様に実際に押す事はできず、振動による疑似クリック感を実現しています。
認証率は非常に良好です▼
重さ約183g。公称値より5g軽いですね▼
内部レビュー
端末はPure Android状態。Google提供のアプリがメインで、独自アプリはデュアルカメラ機能を生かすカメラアプリとアプリロックアプリ、緊急警報(ETWS)のみインストールされています。
iOSのようにインストールしたアプリのアイコンは、全てホーム画面に配置され隠す事ができません。ホームに置いておく必要のないアプリは、フォルダーを作ってまとめておくと良いでしょう。
日本語ロケールが入っているのでスタート画面から即日本語化が可能でした▼
画面にショートカットボタンが配置されています▼(この機能が不要な場合、設定より「Float Gesture」をオフにすると消す事が可能です)
ナビゲーションキーは画面内のオンスクリーンキーになっており、指紋認証部がホームボタンになっています▼
デフォルトでの内部ストレージの使用領域14.73GB/64GB
約50GB余裕があります▼
MicroSDカードは外部ストレージとしてマウントされます▼
スピーカー
スピーカーの音質はまずまずで、チャカチャカする事もなく音楽・動画を鑑賞できます。
音量を8割以上に大きくすると音割れしますが、8割でも十分に大きいので余程の事がない限り事足りると思います。
SIMカード
SIMカードスロットはnanoSIMが2枚挿す事が可能で、DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応しています。※スロット2はMicroSDカードと共用
SIMカードを2枚挿してDSDS接続テストしてみます。
DocomoのSIMとLINEモバイルのSIMを挿してみました▼
4G(3G)+2GのDSDSのみ対応のようで、日本では実質シングルSIMですね。
片方はどうしても2G接続になります▼2枚挿しの時には切り替えて使う事になりますね
充電・バッテリー
付属の専用充電器の表記は5V/2A
5.21V/1.7A程度で急速充電されました▼
コンセントをEUプラグから 日本式のプラグに変換して使うのが少し面倒ですね。市販のUSB充電器を色々試してみましたが、何故か0.8Aまでしか速度が出ません。
最後にQuickCharge3の充電器で充電してみると5.21V/1.8A前後で急速充電する事ができました▼
当端末はQC3未対応ですが、電圧を公称の5Vではなく5.21Vにする事で急速充電できるようです。面白い仕様ですね。
バッテリーはSONYセルを採用しており、容量4,000mAhと大き目で持ちは良い方だと思います。待機電力が少ないようで、端末を操作しない状態で放置しておくとほとんどバッテリーが減りません。朝に満充電状態で出掛ければ、21時の帰宅時までは余裕で持つと思います。ちなみにAbemaTVを1時間全画面で鑑賞した時のバッテリーの使用量は9%でした。
ベンチマークテスト
AnTuTu Benchimark (v6.2.7)を使って処理能力をテストしてみます
スコア62,432。3Dスコアは11,510▼
ミドルレンジクラスの数値ですね。余程3Dグリグリのゲームをプレイしない限り、動作に問題のあるアプリは無いレベルです。
デバイス情報
【各種センサー情報】
※ジャイロセンサーが搭載されていますので「ポケモンGO」はARモード、バッテリーセーバー機能を使う事ができました
カメラ性能
SONY IMX214のデュアルカメラを搭載しており、カメラアプリの機能が充実しています
モード:Facebeauty(美顔モード)・Bokeh(被写界深度モード)・Photo(オート撮影)・パノラマ(Panorama)・Pro Photo(マニュアルモード)・Mono(モノクロ写真)
HDR、ライブフォトの撮影機能も搭載されています。
設定画面、無音撮影にも対応しています▼
マニュアルモードは彩度・画面の明るさ・コントラスト・露出・ISO・ホワイトバランスの設定が可能▼
Bokehモードでは絞り値のみを変更でき、前景・背景をボカした一眼レフのような写真を簡単に撮影する事ができます
フォーカス対象をタップして絞りで「ぼけ値」を調整▼
撮影後のフィルターや編集機能も充実しています▼
ピント合わせやシャッターにモタつく事なく撮影する事ができます。画質に関しては少し荒い感じがしますが、暗部が潰れたりする事なく自然な色合いで撮影できます。最近は強制的に彩度とコントラストを上げてしまい、盛った画像を撮影する端末が増えてきました。色彩・コントラストは後から何とでも編集できますので、自然な色合いが撮影できるのは大切ですね。
※撮影画像やカメラ性能など詳細情報は別エントリーで掲載予定です
追記:カメラ性能レビューを投稿致しました
まとめ
何といってもDocomoのプラチナバンドに対応しているので、エリアの広さ・電波の掴みが飛び抜けて良い点が魅力です。B19対応は中華スマートホンではレアケースなので、ドコモ回線を使用する格安SIM(MVNO)の端末選びには大きなアドバンテージです。※一部プラチナバンドの恩恵を得られない地域もあります。
またソフトバンクもBand1(主力バンド)、Band3、Band8(プラチナLTE)に対応しています。Band3はワイモバイルの主力バンドでもあります。
スマートホンの性能に関しては、ミドルレンジクラスとしては破格のRAM6GB搭載、ROMも64GB積んでいますので不自由する事はないと思います。またデュアルカメラ、SocにHelio P20 オクタコアを搭載しているので一般的な使い方では十分な性能です。
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タカシ
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softbankのsimは使えますかね?
>キオさん
コメントありがとうございます。
ソフトバンクもB1(主力バンド),B3,B8(プラチナLTE)に対応しているので快適に使えると思います。