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iPhone8の後継モデル「iPhone XR」性能・カメラ・価格・発売日・スペックレビュー

日本時間13日、アップルの新iPhonega発表されました。新iPhoneの3モデルの中で、最もメジャーになりそうなモデルが『iPhone XR』(テンアール)でしょう。早速アップル公式サイトに特設ページが開設されましたので、スペックをまとめてみます。

「iPhone XR」は昨年発売された「iPhone 8」の後継にあたるモデルで、同時に発表されたiPhone XS・XS Maxは「iPhone X」の後継モデルとなります。

iPhone XRスペック

【 iPhone XR 仕様 】

OS iOS 12
SoC A12 Bionicチップ
RAM 4GB
ROM 64GB
128GB
256GB
ディスプレイ 6.1 インチ
1,792 x 828 pixels
カメラ フロント:7.0 MP
リア:12MP広角カメラ
認証形式 Face ID
(顔認証)
Bluetooth 5.0
SIMカード デュアルSIM
eSIm + NanoSIM
インターフェイス Lightningコネクタ
バッテリー
対応バンド FDD‑LTE
B1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、66
TD-LTE
B34、38、39、40、41、42
CDMA EV-DO Rev. A
800、1,900MHz
サイズ 150.9 x 75.7 x 8.3 mm
重さ 194 g
その他 NFC
IP67防水/防塵
ワイヤレス充電

 

セット内容

iPhone XR本体
EarPods with Lightning Connector
Lightning – USBケーブル
USB電源アダプタ
マニュアル

端末サイズ

高さ:150.9 x 幅:75.7 x 厚さ:8.3 mm

 

ディスプレイサイズを旧iPhoneと比較した画像が公開されています。

左:iPhone XR / 右:iPhone 8▼

左:iPhone XR / 右:iPhone 8 Plus▼

左:iPhone XR / 右:iPhone X▼

筐体レビュー

6.1型液晶ディスプレイ「Liquid Retina」を採用し、iPhone X同様にノッチ切り込みが入っています▼ボディはガラス筐体。スマートフォン史上最も頑丈なフロントガラスと、航空宇宙産業で使われているものと同じグレードのアルミニウム製フレームが採用されています。またホームボタン及び指紋認証が廃止されました。

端末サイドのボタン配置は変更されていません。USB Type-Cを採用するという前情報がありましたが、インターフェイスはLightningコネクタを採用しています。

内部性能

チップセットにはAppleの次世代のNeural Engineを搭載した「A12 Bionic」を採用。2つの性能コアが負荷の高い演算タスクを振り分け、A11 Bionicと比較して最大15%高速化、消費電力が50%カットされています。
さらに4コアGPUによってグラフィックス性能が最大50%高速化されました。

バッテリーは、リチャージャブルリチウムイオンバッテリーを採用し 30分で最大50%充電の高速充電に対応しています。バッテリー容量は不明ですが、iPhone 8 Plusより最大1.5時間バッテリー駆動時間が伸びています。ビデオ再生(ワイヤレス)で最大16時間、インターネット利用は最大15時間としています。Qi充電器を使ってのワイヤレス充電にも対応しています

再生対応オーディオフォーマットは、AAC‑LC、HE‑AAC、HE‑AAC v2、AAC、MP3、リニアPCM、Apple Lossless、FLAC、Dolby Digital(AC‑3)、Dolby Digital Plus(E‑AC‑3)、Audible。相変わらずaptXには対応していません。

内蔵アプリ

内臓アプリケーションに関しては特に目新しいアプリは入っていないようです▼

防水機能

IP67等級の防水/防塵性能を実現しており、最大水深1メートルで30分間まで耐えられます。
「iPhone XRなら、コーヒー、紅茶、ジュースなどがこぼれても大丈夫です」との事でした。

カメラ

同時に発表されたiPhone XS・XS Maxはデュアルカメラを搭載していますが、XRはバックカメラにはF値1.8の12MP広角のシングルカメラとなっています。

【主なカメラ性能】

  • 12MP広角カメラ
  • ƒ/1.8絞り値
  • 最大5倍のデジタルズーム
  • 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード
  • 3つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明)
  • 光学式手ぶれ補正
  • 6枚構成のレンズ
  • クアッドLED True Toneフラッシュとスローシンクロ
  • パノラマ(最大63MP)
  • サファイアクリスタル製レンズカバー
  • 裏面照射型センサー
  • ハイブリッド赤外線フィルタ
  • Focus Pixelsを使ったオートフォーカス
  • タップしてフォーカス(Focus Pixelsを利用)
  • 写真のスマートHDR
  • 写真とLive Photosの広色域キャプチャ
  • ローカルトーンマッピング
  • 高度な赤目修正
  • 露出コントロール
  • 自動手ぶれ補正
  • バーストモード
  • タイマーモード
  • 写真へのジオタグ添付
  • 画像撮影フォーマット:HEIF、JPEG

iPhone XRは、単眼ですが、精巧なボケ(背景のぼかし)を使って美しいポートレートが撮影できます。
さらに、まったく新しい深度コントロールにより、撮影後でも被写界深度を調整できるようになりました。要はソフトウェア処理の ぼかし画像という事のようです。

インカメラ(FaceTimeカメラ)は全モデルに共通のF値2.2の7MPシングルカメラ▼

まとめ / 価格

3モデルも発売されると迷ってしまいますね。
「iPhone XR」はお手頃価格のレギュラーモデルの位置づけなので、やはり一番注目のモデルと言えるでしょう。
ちなみに64GBモデルでで比較すると、「iPhone XR」は8万4,800円に対して「iPhone XS」が11万2,800円と10万を超えた価格設定になっています。
両端末の間には2万8千円の価格差がありますが、SoCは共にA12 Bionicチップを採用し最新Face IDを搭載するなどスペック的に大きな差はありません。iPhone XS( Max)が有機ELとデュアルカメラを搭載、防水性能もIP68と少し上という程度の違いです。個人的には「iPhone XR」で十分だと思います。しかしながら「iPhone XR」は筐体サイズが大きいので、現行のiPhoneの4.7インチモデルが好きなユーザーはサイズで引っ掛かる点かもしれません。
ちなみに「iPhone XS」と「iPhone XR」のサイズを比較してみます。

「iPhone XS」5.8インチ、 高さ:143.6  x 幅:70.9 x 厚さ:7.7 mm、重量: 177グラム
「iPhone XR」6.1インチ、高さ:150.9 x 幅:75.7 x 厚さ:8.3 mm、重量:194 グラム

一回り大きいですね。しかしながら最新のAndroid端末でいえば標準的な筐体サイズです。
例えば人気の端末「HUAWEI P20 Pro」は、 6.1インチ 155 × 74 × 7.9ミリ 180グラムとほぼ同じサイズです。

カラーはホワイト、ブラック、ブルー、イエロー、コーラル、(PRODUCT)REDの6色

予約は10月19日、発売日は10月26日。価格は64GBモデル8万480円(税抜き)、128GBモデル9万800(税抜き)、256GBモデル10万1800(税抜き)
※ iPhone XS、XS MAXは月14日予約開始、9月21日発売

Appleストア公式サイト

 

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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