iOS10のメジャーアップデートで、ランチャーからシステム設定を起動することができなくなってしまいましたが、ランチャーアプリ「Magic Launcher Pro」がアップデートによりウィジェットからシステム設定を呼びだせるようになりました。
今回は「Magic Launcher Pro」を使ってテザリング、Wifi設定などのシステム設定を一発で起動する方法を解説します。
追記:iOS10.1よりURLスキームで設定アプリを呼び出す事はできなくなりました。
しかしそれでも「Magic Launcher Pro」は、一般的なランチャーとしても便利です▼
Magic Launcher Pro
Magic Launcher Pro – Launch anything Instantlyd
開発: Roxwin Vietnam Technologies Company Limite
¥360※記事掲載時の価格です
追記:アプリが日本語対応しました▼
Magic Lancherでシステム起動の設定方法
アプリを起動したら下の「+」>>「App Lancher」をタップ▼
「Settings」から各種システム設定の項目を選択する事が可能▼
ちなみに私は、VPN/Wi-FIi/Locacion(GPS)/Auto Lock(自動ロックの時間設定)/アクセシビリティに設定しました。
テザリングなどの追加方法
一覧に用意されていない項目を追加するには、下メニューの「+」>>「Custom Launcher」から追加します▼
「Launcer Name」に名前を入力し、「URL Scheme」にはURLスキームを入力します。
例えばテザリングのURLスキームは「Prefs:root=INTERNET_TETHERING」
注意:従来のprefs:root=..の頭を大文字にの「P」に変更する必要があります
アイコン画像を選択し、右上の適用アイコンをタップ▼
画像アイコンが無い方は、よろしければ私が作ったアイコンをお使いください▼
【URLスキーム一覧】
※prefs:rootを大文字のPrefs:rootにする事を忘れずに
コマンド | 内容 |
---|---|
prefs: | 標準アプリを開く |
prefs:root=General&path=About | 一般:情報 |
prefs:root=General&path=ACCESSIBILITY | 一般:アクセシビリティ |
prefs:root=ACCOUNT_SETTINGS | メール / 連絡先 / カレンダー |
prefs:root=AIRPLANE_MODE | 機内モード |
prefs:root=General&path=AUTOLOCK | 一般:自動ロック時間設定 |
prefs:root=Brightness | 画面と明るさ |
prefs:root=General&path=Bluetooth | 一般:Bluetooth iOS 9以上 |
prefs:root=Bluetooth | Bluetooth iOS 9以下 |
prefs:root=CASTLE | iCloud |
prefs:root=General&path=USAGE/CELLULAR_USAGE | Cellular Usage |
prefs:root=General&path=ManagedConfigurationList | 一般:プロファイル |
prefs:root=General&path=DATE_AND_TIME | 一般:日付と時刻 |
prefs:root=FACETIME | Facetime |
prefs:root=General | 一般 |
prefs:root=INTERNET_TETHERING | インターネット共有 |
prefs:root=MUSIC | iTunes |
prefs:root=MUSIC&path=EQ | iTunes エコライザー |
prefs:root=MUSIC&path=VolumeLimit | iTunes ボリューム |
prefs:root=General&path=Keyboard | 一般:キーボード |
prefs:root=General&path=INTERNATIONAL | 一般:言語と地域 |
prefs:root=LOCATION_SERVICES | 位置情報サービス |
prefs:root=NIKE_PLUS_IPOD | Nike iPod |
prefs:root=NOTES | メモ |
prefs:root=NOTIFICATIONS_ID | 通知 |
prefs:root=Phone | 電話 |
prefs:root=Photos | カメラロール |
prefs:root=General&path=Reset | 一般:リセット |
prefs:root=Sounds&path=Ringtone | サウンド: 着信音 |
prefs:root=Safari | Safari |
prefs:root=General&path=Assistant | Siri |
prefs:root=Sounds | サウンド |
prefs:root=General&path=SOFTWARE_UPDATE_LINK | ソフトウェアアップデート |
prefs:root=CASTLE&path=STORAGE_AND_BACKUP | iCloud : 容量 |
prefs:root=STORE | APPストア |
prefs:root=TWITTER | |
prefs:root=General&path=USAGE | 一般 : 使用状況 |
prefs:root=VIDEO | ビデオ |
prefs:root=General&path=Network/VPN | VPN |
prefs:root=Wallpaper | 壁紙 |
prefs:root=WIFI | WIFI設定 |
これで通知センターのウィジェットから一発でシステム設定項目にアクセスする事ができます。
ウィジェットから起動を確認▼
設定完了後、テザリング(インターネット共有)が起動するかチェックしてみます▼
ウィジェットを素早く起動する方法
iOS10では、画面上から「通知センター」を引っ張り下げると最初に通知が表示されてしまいますので二度手間です
ホーム画面から右へスワイプすると一発でウィジェットを表示する事ができますので、以前のように2アクションで起動する事ができます。
システムラ設定ンチャー復活について
iOS10からは裏ワザを使ってスクリーンショットやカメラを無音撮影ができるようになりましたので、「アクセシビリティ」の直接起動は需要がありそうです。
私はタブレットやノートPCを頻繁にテザリングで接続しますので、2アクションで設定画面に飛べるのは非常にうれしいですね。
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タカシ
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こんばんは。
拝見させていただき設定してみましたがアプリをはじめほとんどのモノは機能しなくなったんでしょうか。
もう使えないアプリだったのかもしれないだったのかもしれないと思ってますが…
>だいさん
コメントありがとうございます。
残念ながらiOS10.1から設定アプリに関するURLスキームは使えなくなってしまいました。
ちなみに私は現在、一般的なランチャーとして使っています▼
https://rezv.net/iphone/29166/