当ブログでは以前にもダイソーの防水スマホケースのレビューをしましたが、ポリエチレン製の固いビニールでできている簡易なモノでしたので、使い捨てと割り切って使用するのが精一杯のケースでした。
しかし、最近 百均周りをしていると本格的な防水・防滴のスマホケースを見つける事ができましたので、お風呂に持ち込んで実用性の実験をしてみました。
百均防水スマホケース
今回はシルクとキャンドゥで2種類の防水スマートフォンケースを見つけました。
シルクの防水スマートホンケース▼
キャンドゥのスマートホンケース▼
早速、この2つの防水ケースをレビュー・実験してみます
シルクの防水スマホケース
商品名「XYY-07-B スマートフォン防滴ケース」
ネックストラップ付きでPVC制▼
対応スマートホンサイズ:縦/140mm以下/横75mm以下/厚み10mm以下
閉じ口は二重にチャックとマジックテープ▼
かなり厳重に水の侵入対策がされています▼
iPhone7を入れてみました(5インチスマホは大抵OKでした)▼
※5.5インチ端末を入れると下のジッパーが閉まりません
画面のスワイプタップなどは出来ますが、iPhone6のホームボタンのクリックできましたが、iPhone7のホームボタンは効きませんでした。iPhone7で使うには「アクセシビリティ」「持ち上げるとスリープ解除」を有効にする事で使用できました。
浸水実験
シャワーをむらなく当ててみる▼
たらいに水を張って5分間沈めてみる▼
水中での操作は不可でした▼
水から出して周りを拭き取って、開けてみてもチャック付近の浸水はありませんでした▼
iPhone7は防滴仕様なので少しくらい濡らしても問題が無いので、一緒にティッシュを入れて実験しました。
ティッシュもiPhoneも水濡れなし▼
キャンドゥの防水スマホケース
商品名「生活防水ケース WATERPROOF CASE(K3561)」
ネックストラップ付きでポリ塩化ビニル樹脂(PVC)製
対応スマートホンサイズ:縦/140mm以下/横68mm以下/厚み15mm以下
ボタンを外すと二重ジッパー▼
シルクのケースと同様に厳重です▼
手持ちの5インチスマホは全て使用できました▼
※5.5インチ端末を入れると下のジッパーが閉まりません
※こちらもiPhone6はホームボタンOK,iPhone7ではホームボタンが無反応でした
iPhone7を防水ケースで使う方法はこちらのエントリー参照:
iPhone7 (Plus)でも防水ケースは必要?ホームボタンが効かない防水・防滴ケースで使う方法
この防水ケースは、私が持っている本格的な防水ケースとソックリでした。
1,200円程度で買ってスキー・プール・海水浴に普段使いしているケース(右)▼
浸水テスト
こちらもお風呂に持ち込んで実験してみます
四方からシャワー攻撃▼
たらいの中に5分間放置▼
水中での操作はできませんでした▼
ジッパーの間に浸水はなし▼
iPhoneと一緒に入れたティッシュにも濡れは見られませんでした▼
100均の防水スマホケース総括
今回は2種類の百均防水ケースをご紹介しましたが、かなり本格的で実用に耐えられると思いました。
スマホを入れる時に中の空気を抜き切らないと、スマホ画面との間に空間ができて操作しにくくなります。また、水中に持ち込んだ時には、空気が上に抜けようとする圧力でジッパーが開いてしまう危険性もあります。できればストローなどで吸いだして使いたいですね。
防滴のiPhone7をサンプルに使ったので水に投げ込んだり乱暴な事をしましたが、防水スマホケースは水中で使う事を推奨していません
どちらの製品にも水中での使用は禁止してます▼
「本製品は海水浴場やプールなどの水辺での使用を目的としたものです。水の中には絶対に入れないでください」
今回ご紹介した商品に限らず防水ケースは、防滴・生活防水と明記されていますので、水の中に持ち込むのは自己責任になりますね。
しかし、iPhone7のホームボタンがケース越しに使えなかったのは想定外でした。iPhone7は防滴だから必要ないと考えがちですが、海の砂が細部に入り込みますし、アルミボディに小さい傷でもあればアルミも腐食する危険があります。防水スマホでも、海での使用は基本的に防水ケースに入れて使いたいですね。
万が一水没した時の対処法のエントリーはこちら▼
先日「湖に1年以上沈んでいたiPhoneが無事に動いた」というニュースがありました。
助かった理由は、安定の防水ケース「LIFEPROOF 」に入れていたようです。釣りやマリンスポーツ・ウィンタースポーツが趣味の人は、買っておいて損は無いですね。
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