海外ガジェット通販の大手GearBestの方から、Vernee(バーニー) から発売されている『Apollo』をご提供頂きましたのでレビューしたいと思います。
Vernee社は今年2月に設立された14人で運営している少数精鋭の企業です。ファームのアップデートや不具合対応などサポート体制がしっかりしており、次々と魅力的なロープライス端末を発表し続けていることで、海外口コミサイトでも評価が高いスマホメーカーです。公式ブログ:About Us – vernee
ちなみに、私は息子に同社の「Vernee Thor」に格安SIMを挿して使用させており、個人的にこのメーカーのファンです。
この「Vernee Apollo」は、実売価格が約3万円の価格帯にも関わらず、ハイエンドレンジクラスに迫るスペックを実現しており、21メガピクセルの高解像度カメラとフルアルミボディ、指紋認証機能、プロセッサには64bit 対応の10コアプロセッサ『Helio X25 』を搭載したAndroid端末です。また「Vernee Apollo」は2k画面の高解像度を実現しており、専用に開発された折り畳みVRゴーグルが付属しているので、美しい画面で快適にVR動画・ゲームを楽しむ事ができるのが特徴です。
ページコンテンツ
『Vernee Apollo』スペック
OS | Android 6.0 |
CPU | Helio X25 2.5GHz Deca Core |
RAM | 4GB |
内部ストレージ(ROM) | 64GB |
ディスプレイ | 5.5インチ、解像度:2560 x 1440 pixels |
MicroSDスロット | 有り |
カメラ | アウトカメラ:2100万画素 f/2.2、インカメラ:800万画素 |
バッテリー容量 | 3180mAh |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
対応周波数 | Network type: FDD-LTE+WCDMA+GSM 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz 3G: WCDMA 900/2100MHz 4G: FDD-LTE 800/1800/2100/2600MHz |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
GPS | A-GPS |
NFC | なし |
ポート | USB Type-C ※Quick Charge対応 |
サイズ(W×D×H) | 幅15.20 x 縦7.56 x 高さ0.93 cm |
重量 | 188g |
カラー | グレイ |
SIMサイズ | SIM1:nanoSIM(※microSDスロット兼) SIM2:microSIM デュアルスタンバイ対応 |
※画面はゴリラガラス3
『Vernee Apolo』開封レビュー
私は今回で3台目のVernee端末ですが、いつもの如く黒い立派な化粧箱で到着▼
開封すると、折り畳んだVRゴーグルに装着された状態で端末が入っていました。
付属品は、SIM取出しピン、USB Type-Cケーブル(1m)、USBアダプター、取説▼
USBアダプターは海外仕様ですが、GearBestさんは日本に発送する時にはオマケで変換用プラグを付けてくれる事が多いです▼
VRゴーグルは折り畳み式でコンパクト▼
端末外観レビュー
背面のカメラレンズ、フラッシュ、指紋認証部
上の線は旧iPhoneと同じくアンテナになっている▼
※指紋認証の認識率はかなり良く、体感的にはiPhone6と同じ程度かな
※『Apollo Lite』との一番の見分け方は、あちらはカメラ・指紋認証が四角
画面のマスキングフィルムを剥がしてみる▼
下には保護フィルムがデフォルトで貼られていました▼
画面は5.5インチ。iPhone7(5.0インチ)とサイズ比較してみます▼
手で持った様子▼
ミニステレオジャック部▼
USB Type-C端子とステレオスピーカー▼
※Quick Charge対応で空の状態から30分で50%回復できました
ボリュームと電源スイッチ▼
SIMスロット▼
SIM取出しピンで取り出すとダミーSIMが入っています▼
端末性能レビュー
OSはAndroid6.0 Marshmallow
このメーカーのスマホは、余計なアプリが一切入っていない純粋なプレーンAndroid状態なので本当に快適です▼
「設定」からLanguageを日本語に切り替えて、自宅のWi-Fiに接続してPlayストアから「Google日本語入力」をインストールして下準備完了!
SIMの挿し方
上側のSIMスロット1はnanoSIMもしくはMicroSDカードスロット兼用となっています
MicroSDカードは上側のスロットに挿す▼
NanoSIMを挿す場合、画像のように横向きでカードをセット▼
MicroSDカードを使いたい場合、SIMをMicroSIMにしてスロット2側に挿す▼
内蔵ROMが64Mありますが、音楽や動画を大量に入れたい方はMicroSIMカードにするべきですね。
DMMモバイルのNano SIMカードを挿し込んだ様子▼
nanoSIMを入れてみたが「VOLTE2」と表示されるので、もしかしたら上のSIMスロットが2番なのかな?
ベンチマークテスト
ANTUTU V6でベンチマークテストしてみます
Detail Score「94302」
「Huawai P9」がスコア「91711」前後ですので、かなり優秀です
ベンチマークテスト後も端末が熱々になる事はありませんでした▼
VRゴーグルレビュー
VRゴーグルは折り畳み式になっており、合体ロボのようにガシャンと開いてベルトを付ける▼
引っ張りだすとピントを調整するスイッチがでて来ます▼
YouTubeでVR360°動画を観てみます▼
動画を再生して端末をマジックテープで付けて完了▼
流石に端末にピッタリサイズで専用に作られたゴーグルだけあって、ズレも無く綺麗に鑑賞する事ができました。
このスマートホンのキャッチフレーズ「2Kの高解像度の美しい画面でVRに最適化」という売り文句どおりでした。
カメラレビュー
SONYの有効2100万画素の積層型CMOSイメージセンサーExmor RS™
ガシャ押しだけで撮影(リンク先は大きいオリジナル画像注意)▼
当端末の下位版の「Apollo Lite」も購入・設定したことがあるのですが、Apollo LITEではカメラのピント合わせがモタつきが酷かったです。しかし、こちらは全く違うカメラが採用され、格違いに性能が良いカメラになっています。また、動画撮影は4Kにも対応しています。
Vernee Apolloのその他レビュー
バッテリーの持ちは12時間待ち受け状態にしておいて100%→52%でした。若干画面の明るさを落として使うと、通常使いなら朝7時に持ち出して夜20時帰宅までは余裕で持ちます。
また、スピーカーの音質も透き通っていて並み以上だと思います。スマホ本体のスピーカーなのでチャカチャカ感はありますが、小さいながら広がりのある音を味わえます。
公式サイトでは「Xiaomi mi5s Pus」「Oneplus 3T」と比較していますが、この価格で同等以上のスペックでコスパは最高ですね▼
Xiaomi mi5s Pus | Vernee Apollo | Oneplus 3T | |
Display | 5.7inch 1920x1080px 386ppi |
5.5inch 2560x1440px 541ppi |
5.5inch 1920x1080px 401ppi |
CPU | 4-Core 2.3Ghz SD821 |
10-core 2.5Ghz Helio X25 |
4-core 2.3Ghz(SD821) |
RAM | 4GB | 4GB | 6GB |
ROM | 64GB | 64GB | 64GB |
Rear Camera | 13Mpix | 21Mpix | 16Mpix |
Front Camera | 5.0Mpix | 8.0Mix | 8.0Mpix |
Battery | 3800mAh | 3180mAh | 3400mAh |
Price | $478 | $250 | $499 |
ちなみに、中国メーカーのスマホは日本のゲームアプリが動かない事が多いですが、このメーカーのスマホはプレーンAndroidなので、今まで動かなかったゲームはありません。「Vernee Thor」では、ポケモンGO、モンスト、ツムツム、パズドラなど、全て快適に使えています。
GearBestとは
今回ご紹介した「Vernee Apollo」を提供して頂いたGearBestとは、海外ガジェット通販の大手で、AsusやHuawei、OnePlus,Xiaomiなどの中国・台湾系のスマホ・タブレット・PCから家電・ホビー・衣料品まで、なんでも格安で販売されています。
最近では日本語対応できるスタッフも配置して、各種保障サービスも充実してきました
また、少し時間が掛かっても良いのであれば、数百円の商品でも送料無料で購入する事ができます。
『GearBest』
私は低価格の商品は無料便で注文しており、今現在も700円のスマホケースを始め3点の商品の到着を待っている状態です。
【今回紹介した商品リンク】
当端末は通常価格299ドル。タイムセール中は249~269ドルくらいで購入できます。今はセール中なのでチャンスが多いようです。
下位版の「Vernee Apollo LITE」ライトは、普段250ドル前後ですが、セール中177ドルくらいまで値引き販売されています▼
【GEARBESTでの買い物方法を詳しくエントリーしました】
タカシ
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120FPS撮影や240FPS撮影はできますか?
>moisさん
CMOSイメージセンサー「Exmor RS IMX230」は720p/120fpsに対応しているようです。
しかし、カメラアプリが超シンプルなので画質が低・中・高しか選択できません。
現在、手元に端末がありませんのでしばらくチェックできませんが、高画質設定でも超高画質では無いと思われます。
正月明けになりますが、チェックしてみます。