iPhone Xでは「ノッチ」と呼ばれる切り欠き状の耳のような画面が話題になりました。発売当時は賛否両論のノッチでしたが、その後ノッチを採用したAndroidデバイスが次々と登場しており次世代のスタンダードデザインとして定着しつつあります。
またGoogleでは最新OS「Android P」ではiPhone X風のノッチのディスプレイに対応するとしています。そこで今回は最新のiPhone Xオマージュ「ノッチAndroidデバイス」をまとめてみました
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ZenFone 5 (ZE620KL)
iPhone Xそっくりのノッチ部には「照度センサー」「LEDインジケーター」「レシーバー」「フロントカメラ」が配置されておりFaceIDにも対応しています。
CPUはSnapdragon 636で、ミドルハイクラスの端末に仕上がっています。ディスプレイは今流行のアスペクト比18:9よりも縦に長い19:9で、画面解像度は2360 x 1080。
上位モデルのZenFone 5Zも発売予定となっており、5zの外観要素はZenFone 5と共通でSoCはSnapdragon 845、RAM 8GBを搭載予定です。
詳しいスペックや実売価格についてはスペックレビュー記事をご覧下さい。
CPUはSnapdragon 636で、ミドルハイクラスの端末に仕上がっています。ディスプレイは今流行のアスペクト比18:9よりも縦に長い19:9で、画面解像度は2360 x 1080。
上位モデルのZenFone 5Zも発売予定となっており、5zの外観要素はZenFone 5と共通でSoCはSnapdragon 845、RAM 8GBを搭載予定です。
詳しいスペックや実売価格についてはスペックレビュー記事をご覧下さい。
OS | Android 8.0 |
---|---|
SoC | Snapdragon 636 Octa-core |
RAM/ROM | 6G / 64G |
FaceID (顔認証) |
あり |
ディスプレイ | 6.2 インチ 1080 x 2246 pixels |
バッテリー | 3,300mAh |
販売価格 | 約6万2000円 |
Leagoo S9
1万円ちょっとで買えるノッチAndroid端末です。レビュー動画を見るとノッチはダミーではなく機能しているようですね。ホームボタンを始めナビゲーションキーが画面内のオンスクリーンキーになっており、画面が大きく端末が小さいのが特徴です。低価格でも FaceID 認証を搭載しており、SoCはMT6750でantutuベンチマークスコアが4万前半程度のエントリーモデルです。
OS | LEAGOO OS4.0 Android 8.1ベース |
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SoC | MT6750 Octa Core, 1.5GHz |
RAM/ROM | 3G・4G / 32G |
FaceID (顔認証) |
あり |
ディスプレイ | 5.85 インチ 1512*720 pixels |
バッテリー | 3,300mAh |
販売価格 | $150(3Gモデル) $150(4Gモデル) |
発売予定 | 2018年4月 |
Oukitel U18
流行の顔認証(FaceID)を採用、SoCは台湾の半導体メーカーのMediaTekのMT6750Tを搭載してます。AnTuTu ベンチマークスコアは、他の搭載機を参考にするとBenchmarkは4万台前半程度のエントリーモデル
OS | Android 7.0 Android8.0アップ予定 |
---|---|
SoC | MTK6750T Octa Core 1.5GH |
RAM/ROM | 4G / 64G |
FaceID (顔認証) |
あり |
ディスプレイ | 5.85 インチ 1512*720 pixels |
バッテリー | 4,000mAh |
対応バンド | 3G: WCDMA 900/2100MHz 4G: FDD-TLE B1/B3/B7/B8/B20 |
販売価格 | 19,000~20,00円 |
ULEFONE T2 PRO
搭載されるP70はMediaTek の次世代の8コアSoCで、Helio P70のモデルはMT6775とされています。Helio P70のAntutuベンチマークのスコアは156,906としていますのでハイエンド端末に仕上がりそうです。顔認証には対応していますが、指紋認証には未対応のようです。
OS | Android8.1 |
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SoC | MediaTek Helio P70 Octa-Core 2.5 GHz |
RAM/ROM | 8G / 128G |
FaceID (顔認証) |
あり |
ディスプレイ | 6.7 インチ 1080*2250 pixels |
バッテリー | 5,000mAh |
対応バンド | 不明 |
販売価格 | 不明 |
HUAWEI P20 Pro
搭載される HUAWEI Kirin 970はHuawei Mate10 Proにも搭載されているハイエンド端末向けのSocで、Antutuのベンチマークのスコアは20万越えの処理能力を誇っています。
P20 Proは とにかくカメラ性能が際立っており、リアカメラにLeicaレンズを採用した2000万画素+1200万画素のデュアルカメラ。フロントカメラには2400万画素を搭載。960fpsのスーパースローモーション撮影など呆れる程の高性能ぶり。実売価格は10万円前後です。
P20 Proは とにかくカメラ性能が際立っており、リアカメラにLeicaレンズを採用した2000万画素+1200万画素のデュアルカメラ。フロントカメラには2400万画素を搭載。960fpsのスーパースローモーション撮影など呆れる程の高性能ぶり。実売価格は10万円前後です。
OS | EMUI 8.1 (Android 8.1ベース) |
---|---|
SoC | HUAWEI Kirin 970 |
RAM/ROM | 6G / 128G |
FaceID (顔認証) |
あり |
ディスプレイ | 6.1 インチ 2240 x 1080 pixels 有機EL |
バッテリー | 4,000mAh |
対応バンド | LTE 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19 20/26/28/32/34/38/39/40/41 |
DOOGEE V
SocはHelio P25 octa-coreを搭載したミドルハイスペックの端末のようです。顔認証に加えディスプレイ内埋め込みの指紋認証も搭載されています。
価格も約260ドルと手頃で面白い端末ですが、重さが210gもあるので結構ずっしり来ますね。
価格も約260ドルと手頃で面白い端末ですが、重さが210gもあるので結構ずっしり来ますね。
Android 7.0 | |
SoC | Helio P25 octa-core |
RAM/ROM | 6G / 64G |
FaceID (顔認証) |
あり |
ディスプレイ | 6.2 インチ 1920*1080 pixels |
バッテリー | 4,200mAh |
対応バンド | 3G: WCDMA 900/2100MHz 4G: FDD LTE Band B1/B3/B7/B8/B20 |
販売価格 | $259.99 |
LG G7 ThinQ
SocはSnapdragon 845を搭載したハイスペックの端末で、Antutuスコアは約27万超えの化け物スペックになります。これで販売予定価格$650は安いですね。
Android 8.0 | |
SoC | Snapdragon 845 Octa-core |
RAM/ROM | 4G / 64G 2G / 128G |
FaceID (顔認証) |
あり |
ディスプレイ | 6.0 インチ 1440 x 2880 pixels |
バッテリー | 3,000mAh |
対応バンド | – |
販売価格 | $650 |
Oppo R15
ミドルレンジモデル向けプロセッサーの「MediaTek Helio P60」搭載端末です。Antutuスコアは約13万程度と予想されます。6.28インチのフルHDで鮮やかなAMOLED(有機EL)スクリーン採用, カメラはリアが16MP+5MP、フロントカメラに20MPの高画質カメラを搭載しています。
Android 8.1 | |
SoC | Mediatek Helio P60 Octa-core |
RAM/ROM | 4G / 64G 6G / 128G |
FaceID (顔認証) |
あり |
ディスプレイ | 6.28 インチ 1080 x 2280 pixels AMOLED(有機EL) |
バッテリー | 3,450mAh |
対応バンド | – |
販売価格 | 460ユーロ 約61,000円 |
発売日 | 2018/04/30 |
UMIDIGI Z2 / Z2 Pro
ミドルレンジモデル向けプロセッサーの「MediaTek Helio P60」搭載とディスプレイサイズ程度しか判明していません。しかもコレはZ2なのかZ2 Proのスペックなのかも分かっていません。数日前に旧モデルの「UMIDIGI Z1 Pro 在庫一掃 レビュー記事」を書いたばかりなので驚きです。UMIDIGI 端末は独自OSとバンドルアプリに癖があります。
不明 | |
SoC | MediaTek Helio P60 Octa-Core |
RAM/ROM | 不明 |
FaceID (顔認証) |
あり |
ディスプレイ | 6.0 インチ 2160 x 1080 pixels |
バッテリー | – |
対応バンド | – |
販売価格 | – |
発売日 | – |
まとめ
iPhone Xのノッチ部にはカメラシステム「TrueDepth」が収まっており、顔認証システム「Face ID」をはじめ複数の機能に活用されています。
当初、なんちゃってiPhone XのAndroid端末ではノッチ部にカメラを搭載するだけの「飾りノッチ」になると予想されていました。しかしながら実際に発売されてみると、独自OSを使って調整することでノッチが機能している事に驚きました。
今後ノッチを採用したフルディスプレイ端末が業界スタンダードになるのでしたら、通常iPhoneシリーズがレトロデザインに見える日も近そうです。
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タカシ
iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。
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