中国のスマートホンメーカー UMIDIGI の最新フラッグシップ端末『 UMIDIGI F2 』がリリースされました。
今回発売された「UMIDIGI F2」は、SoCにHelio P70を搭載したミドルアッパーレンジの端末です。背面カメラには、Samsung のイメージセンサー「ISOCELL Bright GM1」採用の4,800万画素のメインカメラを含めた4眼レンズ(クアッドカメラ)を搭載しています。そのスペックで2万台の価格設定の高コスパの端末となっています。
またF2は、UMIDIGI製のスマートホンの最大の魅力である日本3大キャリアのバンドにフル対応しています。
UMIDIGI F2スペック
【UMIDIGI F2仕様】
OS | Android 10 |
---|---|
SoC | MediaTek, Helio P70 |
GPU | ARM Mali G72 MP3 900MHz |
ディスプレイ | 6.53 インチ 2340 x 1080 Pixcels IPS液晶 |
RAM | 6 GB |
ROM | 128 GB |
カメラ | フロント: 32.0MP リア: 48 + 13 + 5 + 5MP |
microSD スロット |
最大 256GB |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDV対応 |
認証方式 | 指紋 / 顔 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
Bluetooth | 4.2 |
バッテリー | 5,150 mAh |
対応バンド | 3G: WCDMA: B1 /2 /4 /5 /6 /8 TD-SCDMA: B34 /39 CDMA EVDO: BC0 /BC1 4G: FDD-LTE: B1 /2 /3 /4 /5 /6 /7 /8 /12 /13 /17 /18 19 /20 /26 /28A /28B /66 /71 TDD-LTE: 34 /38 /39 /40 /41 |
インターフェイス | USB-C |
防水 | 非対応 |
サイズ | 162.6mm × 77.7mm × 8.7mm |
重量 | 207 g |
その他 | GLONASS, BDS, GALILEO, NFC |
筐体
ディスプレイは、6.53 インチの2340*1080(FHD+)アスペクト比は19.5:9 の縦長画面。旧モデルのF1 Playではしずく(ウォータードロップ)型 ノッチを採用していましたが、今モデルではパンチホール型に変更になりました。
筐体はガラスボディのホログラフィックカラー▼
F1 Playに比べて端末がサイズアップしており、重さも約193g→207gと重くなりました▼
指紋によるロック解除は端末サイドに格納されているほか、顔認証システムにも対応しています▼
外部SDカードは、SIMトレイとは別に用意されていますので、SIMカード2枚挿ししていても使えるのがいいですね▼
NFC対応でモバイルGoogel Payなどが使えます。FeliCa(フェリカ)は未対応です▼
5150mAhの大容量バッテリーを搭載しており、有線充電18W (9V / 2A)の急速充電に対応しています▼
インターフェイスはUSB-C、最近排除されがちな3.5インチのオーディオジャックも付いています▼
カラーは、ブラック、ブルーの2色▼
カメラ性能
リアカメラは、メインにサムソンのイメージセンサー「ISOCELL Bright GM1」採用の4,800万画素(F1.79)超高画質レンズ、サブに1,300万画素の120°超広角カメラ、さらに500万画素の深度用カメラと500万画素のマクロカメラ( 接写距離2cm)のクアッドカメラ構成となっています。
「Samsung ISOCELL GM1」は、スマートフォン向けのCMOSイメージセンサーで、1画素あたりのサイズ0.8μmの高画素イメージセンサーです。1/2インチに4800万もの画素が並ぶ0.8μm画素ピッチなのでデジタルズームを掛けても被写体が鮮明に写ります。
また「Samsung ISOCELL GM1」は、4画素を1つとして扱う独自技術の「Tetracell」を採用しており、画素サイズを倍の1.6μmに増やす事で光感度を高め、色の忠実度が上がり、更にローライト下でも鮮明な画像撮影を可能にしています。またこのイメージセンサーは、ジャイロを利用したEIS(電子手ぶれ補正)もサポートしています。ビデオ撮影モードに関しては4Kに未対応で、1080p, 720p , 30fpsと少し物足りない感じです。
フロントカメラは3200万画素(F/2.0 )のシングルレンズを採用していおり、AIによるオート美顔モード撮影などに対応しています▼
内部スペック
MediaTek の最新SoCのHelio P70を搭載しており、公表されているベンチマークは、Antutu7.1で約14万のミドルアッパーレンジ端末。
AI処理用のAPUをマルチコアで搭載しており、マルチコア&マルチスレッド処理に関して Helio P60に比べ10%〜30%のAI処理性能が向上しています。また搭載GPUの「ARM Mali-G72 MP3」の描画性能に関しては、Helio P60に比べ13%のパフォーマンスが向上しています。メモリは、RAM 6GB + ROM 128GBで、256GBまでの外部MicroSDカードに対応しています。
OSはAndroid10を採用しています。
対応バンド / SIM
UMIDIGI F2は DSDS(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード2枚挿しでの運用が可能です。※ SIM1 , 2の両スロットが4G対応なので、デュアルVoLTE待ち受けが可能です(DSDV)
ドコモ:4G帯(LTE)主要バンドであるB1、東名阪の高速通信バンド(B3)に対応しています。 さらに高い建物の影や地下、郊外に強いプラチナバンド(B19)にも対応していますので、ドコモに関しては快適に使えます。また3G帯のプラスエリア(B6)も対応していますので、僻地や山間部で若干電波が掴めます。
スペック上ではドコモ純正端末とほぼ変わらないパフォーマンスが期待できます。
SoftBank:バンド(LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8)にも対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。
AU:LTEバンドB1,18(26)に対応しており、スペック上は VoLTE SIM、通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMともに利用可能となっています。しかしながらAUの場合、実際にSIMを挿してみると3G通話できない事がありますので注意が必要です。
3G: WCDMA:
B1 /2 /4 /5 /6 /8
TD-SCDMA:
B34 /39
CDMA EVDO:
BC0 /BC1
4G: FDD-LTE:
B1 /2 /3 /4 /5 /6 /7 /8 /12 /13 /17 /18
19 /20 /26 /28A /28B /66 /71
TDD-LTE:
34 /38 /39 /40 /41
まとめ / 価格
旧モデルの「UMIDIGI F1 Play」では、F2と同じ48MPの高精細カメラを搭載していましたが、ストレージ容量(ROM)が128GB(F1)から 64GB(F1 Play)へと少なくなった事で不発の端末となりました。
F2のスペックは、その後発売された、4800万画素のカメラとHelio P70搭載の上位モデル「UMIDIGI S3 Pro」と非常に近いです。ただし、S3 ProはSONYの最新イメージセンサー「IMX586」を採用した2眼レンズでしたが、こちらはサムソンのイメージセンサーを搭載した4眼レンズ。上位モデルシリーズ以上のハイスペックに仕上がっています。
現在取り扱っているECサイトは、Aliexpress内の公式ショップのみ。価格は、$249.99。10月14日から購入可能となっており、500個限定で同社のTWS イヤホンがプレゼントで付いてきます。
【Aliexpress】UMIDIGI F2
【公式サイト】UMIDIGI F2
今後、主な取り扱い先は海外ECサイトとなっており、クーポンが発行される事が多いので、購入前はチェックしてみて下さい。
Aliexpressのリンクが別のすまほになってます
>testさん
ご指摘ありがとうございます。
訂正しておきました。