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【LINE】タイムラインのバトンの危険性と公開範囲の設定方法

危ないタイムライン

みなさんは中・高校生の間で流行っているLINEアプリを使った「バトン」という遊びをご存じでしょうか?今では「バトン」は子供達の定番のゲームとなっていますが、日増しに内容が過激になりイジメや個人情報流出などのトラブルが相次いでいます

LINEバトンとは

「LINEバトン」とはタイムライン上での伝言・自己紹介などを、バトンで回してゆくゲームです。「好きな色・音楽」「趣味」「誕生日」など、決まったテキストに書き込む形式で、書いたら次の人を指名します。純粋に遊ぶ程度なら罪もなく楽しい遊びです※もともとはMIXIバトン遊びを誰かがLINEでも始めたものです

部活バトン、クラスバトン、恋愛バトン、下ネタ・妄想バトンなど次々と誕生しています

バトン例)

◎学校
①幼稚園・保育園は?
→○○
②小学校は?

③中学校は?

④高校は?

⑤通学手段は?

◎クラス
①何年何組何番?

②担任の名前は?

③席はどこ?

④なに委員会?

⑤隣の人どんな人?

バトンの危険性

このような他愛もない話題なら問題ないのですが、「ドMだと思うクラスメイト」「嫌いな奴」など過激な内容の話題から喧嘩やイジメにつながるケースも増えています。また、ケンカが悪化してバトンの内容を掲示板やツイッターなどに晒されてしまう危険性も含まれます。

中には「画像系」というバトンも存在し、顔画像まで添付したりするので「顔写真付きの個人情報が洩れまくり」でストーカー被害も多発しています

 

過激化するバトン

実際のバトン

最初は画像のような可愛い内容ですが、子供達はスグに飽きてしまい刺激的なバトンへと移行してゆきます。上の画像は実際に筆者の息子がバトンを始めた当初の物です。親としては「なるほど、タイムラインを使って最初にグループ内で自己紹介するんだな」と微笑ましく見守っていましたが、自己紹介が終わっても次々と新しいバトンが回ってきていました

バトンは個人情報の宝庫

「友だち登録した人だけなら問題ないのでは?」と考える親御さんも多いと思います。しかし、息子や姪っ子のLINEを見せてもらうと、本当に誰とでも友達になっている事に驚きました。子供達は人が集まるとすぐに「LINEグループ」を作り友だち登録します。部活、塾、ボランティア、ゲーム友達、趣味友など本当に多くの友達で溢れていて、中には名前から誰だか判断できなくなった人が何人も含まれていました。ゲーム内のチームグループなどは「知らない大人」も多数含まれていました。

しかも、投稿したタイムライン記事や画像が面白ネタなら、次々と転載されて拡散されてしまいます

そして、子供達はバトンの内容は全ての友だちに読まれてしまい、記録として残り続ける危険性を理解していません

親にバレずにバトンを送る方法

息子がLINEで登録している親戚からも「大丈夫?」と指摘されるほど、あまりにバトンの内容が過激になり過ぎたので我が家ではバトンを禁止にしました。息子に話を聞くと、バトンが元でLINEグループを抜けたり学校内でのトラブルも多いようです。
息子的には来たバトンを止める事への罪悪感もあったそうで「親から禁止されたからバトンは指名しないで」と伝えられた事で逆にホッと開放されたようです

しかし、タイムラインには「見られたくない人」には非公開にする「非公開範囲」を設定できる機能があります。これでタイムラインへの書き込みで親をブロックしまったら、親には読まれずにバトンを続ける事ができてしまいます

非公開範囲設定

LINEの「設定」から「タイムライン」を選択

タイムライン公開範囲設定

「公開範囲設定」をタップ

タイムライン公開範囲設定2

読ませたくない人を「非公開」にします

読ませたくない人を非公開

タイムラインは危険がいっぱい

バトンだけでは無く、チェーンメール風のチェーンLINEが回ってくる事もあります

チェーンLINE

数年前に流行したチェーンLINE(画像)は実害はありませんでしたが、今後は詐欺サイトやウィルスサイトへのリンクが貼られている可能性もあります

また「何をやった」「どこに居る」など、画像付きでツイッターのようにタイムラインを使う子供達も多いですね。悪い大人が「友だち」内に混ざっていたら、実際に会いに来てしまう事だって考えられます

まとめ

LINEのバトンは罪のないゲームなのですが、子供達はバラエティ番組の罰ゲームなどを持ち込んでしまいます。子供達に話しを聞くとテレビのノリで発言した内容が他人を傷つけたり、揉め事につながったりしています。

仲良しグループの間は良いのですが、仲違いした後は送った内容が全て凶器になってしまう事も教えたいですね。大人の立場からは「刹那の快楽の為に多大な危険を冒している」ようにしか見えません。

先日のニュースで「LINE上で悪口を言われた」と高校生がケンカになり、大怪我した事件がありました。実は彼らは顔も知らない仲でしたので、タイムラインで転載、拡散されて伝わって喧嘩になったそうです。「LINEで悪口・・」で傷害、殺人などのニュースを良く目にしますので、本当にタイムラインは慎重に使って欲しいですね

 

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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