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【実機レビュー】手頃な価格のLDSレーザーマッピング機能搭載ロボット掃除機「Lefant M1」

IoT機器メーカーの大手Lefant (レファント)から発売されている、ロボット掃除機「M1」が手元に届きましたので、実機を使って使用感を共有したいと思います。

「M1」は、ロボットクリーナーとしての吸引掃除に加え、モップシステムで水拭きも同時にこなせる 1台 2役のお掃除ロボットです。またアプリと連携する事で、進入禁止エリアの指定やスポット掃除、掃除予約など細かい指示も可能です。いわゆるIoT機器なので、Wifiと接続して遠隔掃除も可能で、アレクサ、OK Gooleから音声で掃除方法の指示を出す事もできます。

ざっくりフラッシュレビュー

お勧めポイント
 充電ベースが超コンパクトで場所を取らない
 吸引・モップ掛けが同時に行える
 バッテリー残量が少なくなると充電に戻り再スタート
 立ち入り禁止エリアの設定可能
 Google Home , Amazon Echo に対応
 AIで驚くほど効率的で念入りに掃除する動線
 1.5cmの段差を乗り越える
 最大55dB の静音設計
 最大 4,000Paの強力な吸引力
 3Dマッピング式で効率的な走行が可能
 掃除機の吸引力、モップに使う水量が3段階に調整可能
 消耗品がECサイトで簡単に購入できる
 家具に衝突しない優しい走行

 

いまいちな点
 高さが95mmあるので狭い家具の下に入り難い
 Wifiが2.4Hz帯のみ対応

 

 

Lefantロボット掃除機M1

 

型番 M1
マッピング/走行方式  レーザーセンサー マッピング機能(LDS)
 吸引口 メインブラシ
バッテリー 4,000 mAh
‎リン酸リチウム(AAA)
充電時間 3~4時間
動作音 65db
吸引力切換え 4 段階
吸引力 最大吸引力4000Pa
水量指定 3 段階
乗り越える段差 1.5cm
ダストボックス容量 520ml
水タンク容量 160ml
重さ ロボット掃除機:約 3.75 Kg
本体サイズ ロボット掃除機:‎φ32 x 9.4 cm 
カラー ホワイト
複数階マップ 対応
その他機能 立ち入り禁止区域設定、衝突、落下防止等

 

開封レビュー

【セット内容】

  • 掃除機M1本体
  • 充電スタンド
  • サイドブラシ x4
  • モップクロスx5
  • 清掃布 x1
  • メンテナンスツール
  • ダストパック x 3
  • HEPA ダストカットフィルター x3 
  • 取扱説明書

 

筐体

筐体はホワイトボディで、サイズはいわゆるロボット掃除機の一般的なサイズとフォルムです。ルンバを見た事がある方は、それを想像してみて下さい。
ちなみにルンバはφ356 mm、M1は340mmです。我が家では、この2cmの違いが大きく椅子の脚の隙間を通り抜けできるギリギリのサイズでした。

 

裏側をひっくり返すとタイヤとメインブラシ、サイドブラシが確認できます▼

 

メインブラシは簡単に外してメンテナンスができます▼

 

ダストボックスは、つまんで引っ張るだけで外れます▼

 

モップ用のウォータータンクと、ダストボックスは一体型となります▼

本体の充電ボタンと掃除開始・一時停止ボタン・充電ボタン・定点モードボタンは本体上部に付いています。電源ボタンは本体側面。ステーションでの充電中などはスリープ状態なので、電源は普段はオフにしません。メンテナンスやダストボックスの掃除の時にオフにする程度です。

 

充電ステーション

充電ステーションはとにかく小さい。部屋の隅に置いてあっても邪魔になりません。

 

アプリ連携

M1はスマートホンアプリとの連携が必須です。掃除の方法やスケジュール管理ができるほか、現在の掃除状況を手元で監視できます。Google Home または Amazon Echoからお掃除の開始時間や方法を話しかけるだけで指定できます。

Lefant アプリ

開発: Shenzhen USEER Robotics Co., Ltd
評価(3.0/5)
無料

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アプリの設定・項目

アプリを起動して「+」からデバイスを選択するだけ。 Wifiへの接続設定など、チュートリアルに従って設定します。注意点は、ロボット掃除機がWifiの5GHzに対応していません。スマホ5GHz帯につないでいる場合、2.4GHz帯のWi-Fiに繋ぎなおして、接続設定を行う必要があります。

 

可動方法・動作検証

LDKでテスト走行しました。広さは 20畳くらいで、大きいリビングテーブルセット、犬のケージなど、ロボット掃除機が走り難そうな部屋です。実際に掃除できる床面積は限定的です。

また隣接した部屋には立ち入らないように、マッピング走行時はモノを並べてブロックしておきました。一度走行させてマッピング完成後は、禁止エリア設定で入らないようにできます。

一番最初は、部屋のマップを作成するためにモップを外して吸引モードのみで稼働させます。走行しながら部屋のマップを作成してくれます。

驚いたのはLDSレーザーの性能の高さ。少し走っただけで、ほぼ完ぺきに部屋の形のマッピングが出来上がっていました。
同じ場所を複数回走行するランダム走行型とは違い、LDSレーザーのロボット掃除機は賢いです。

アプリを眺めていると、部屋のマッピング(地図作成)しながら、掃除をしてくれます。
マップ上ではロボット掃除機の現在位置を確認できます◎が現在位置▼

 

モップがけする場合は、ダストボックスの下にクリーニングクロスを取り付けます▼

布製のクリーニングクロスの他、不織布のモップクロスも5枚付属しています。

見難いですが、掃除機が走った後ろはシットリと濡れています。濡れ雑巾で拭き掃除をしたような感じです▼

 

掃除機の吸引モーター音は、他社のロボット掃除機と比べてかなり静音設計だと感じました。さすがに寝てる間に寝室を掃除できるレベルではありませんが、Maxモードでもテレビの音声は聞き取れる程度の音です。
段差は公称値の1.5cmくらいまでは乗り越えていきました。

3Dマッピングシステムで部屋を立体的に把握します▼

 

掃除が終わると自動的に充電ステーションに戻ってスリープ状態になります。スマートホンで通知をオンにしておくと、掃除終了時に通知が届きます。

自動充電ステーションに戻る指示を出した様子▼

 

 

掃除中にバッテリー残量が足りなくなった場合、一時的に充電に戻ってから掃除を再開してくれる「自動充電機能」が搭載されています。

掃除走行で印象的だったのが、乗り上げて動けなくなった時のリカバリー方法。今までのロボット掃除機は何かに座礁すると、あがきながら少しずつ動きが鈍くなりエラーで止まります。一方 M1は、乗り上げて動きが取れなくった時、一度ポーズ状態になった後、一気に逆方向にパワーを出して回復していました。

走行・掃除能力

今まで何台もロボット掃除機を使ってきましたが、M1は丁寧に優しく掃除してくれるという印象です。走行の動線も理にかなっていて、部屋の外周を走った後、らせん状に部屋の中央部をムラなく塗りつぶしてゆくように掃除してゆきます。

朝に掃除機をかけた部屋でしたが、夕方に走らせてみるとダストボックスには犬の毛や埃など結構ゴミが入ってました。

 

寸止めで家具の前で止まりますので、大切な家具を傷つける心配がありません。障害物に触れる事なく走行しますが、ハケが隅まで届きますのでゴミの取り残しもありません。

かなりソフトにギリギリを攻めて走行します▼

複数階のマップにも対応しており、アプリのマップを変えてスタートするだけ部屋を認識して掃除してくれます。

 

掃除の指定方法

上でご紹介したマッピング(最初の掃除)時には、マップを作成するので掃除禁止エリアや掃除方法を設定できません。絡んでしまうコード類などは、徹底的に片付けて掃除スタートするか、障害物を置いてガードしておく事をお勧めします。マッピングが済んだら高度な設定が可能となります。

 

エリア指定機能

エリア指定機能が搭載されており、進入禁止のエリアやスポット的な掃除の指定をする事が可能です。

 

立ち入り禁止区域(バーチャルウォール)の指定が可能です▼※ 赤エリアが立ち入り禁止、ちなみに階段は自動で認識してくれるので、バーチャルウォールに指定しなくても落ちる事はありませんでした。

掃除機の吸引力、モップに使う水量はともに3段階に調整可能です。

また指定した時間に掃除を開始するようにタイマーをセットする機能が実装されています。毎日繰り返し予約も可能なので、仕事に行っている間に自動的に掃除してもらう事もできますね。Wi-fi外からでも操作が可能なので、外出先からでも掃除スタートさせられます。

 

消耗品・メンテナンスについて

お掃除ロボットなので、オートで掃除、充電をしてくれますが、ゴミ捨てや水の補充、各ブラシ掃除などのメンテナンスは人の手が必要です。またLefant M1の消耗品は、Amazonや楽天から購入可能です。

サイドブラシ、フィルターなどが販売されています。消耗品が手に入りやすいのが安心ですね。

 

まとめ・価格・販売サイト

 M1の最大の魅力は静穏性だと感じました。また、効率的にムラなく走行するので、他のロボット掃除機と比べて掃除時間も短く感じました。10畳くらいの部屋だとバッテリーを10%も使いません。
価格が2万円台と手頃な価格ながらに、走行・ レーザーセンサー マッピング機能(LDS)などを搭載した本格派です。充電ステーションがコンパクトという事もポイントが高いです。

Lefant ロボット掃除機 M1の価額は 3万9,999円。実売価格は 2万8,000 円前後です。現在Amaznでは4万9,999円となっていますが、48%引きクーポンが販売ページ内にあります。楽天ではスーパーセール限定の25%OFFクーポンが発行されています。さらに6月11日の1時59分まで、店舗発行の10%OFFクーポンも適用可能です。

 

Lefant ロボット掃除機 M1
自動ゴミ収集 水拭き Alexa – レーザー搭載 4000pa強力吸引
 

 

また同社では、他の人気ロボット掃除機2機種もセール中です~6月11日まで

 

※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。

 
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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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