【実機レビュー】かなりコスパが高い木製ブックシェルフスピーカーEdifier D12の新色が登場

サウンド機器メーカーEdifier（エディファイア）から発売されている、Bluetoothスピーカー 『D12 』に新色が追加され、本日5月26日より日本のECサイトでも購入が可能となりました。
実機が手元にやって来ましたので、使用感を共有したいと思います。

D12は、ブックシェルフ型Bluetooth, 有線両用の２Wayのアンプ内蔵アクティブスピーカー。1万円前半の価格ながらに、木製のエンクロージャーを採用しており、ウファ―とツイーターをそれぞれ2発内蔵した本格派の一体型スピーカーです。

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Edifier D12スペック
- 開封レビュー
製品レビュー
音質
Edifier D12レビューまとめ /　価格

Edifier D12スペック

Bluetooth	バージョン：5.0
ドライバ	ツイーターユニット：Φ19 mm シルクドーム中低音：4 インチ
最大出力	RMS R/L(高音): 15W+15W R/L(中音と低音): 20W+20W
インターフェイス	AUX RCA x2
バッテリー容量	54Hz-20KHz
STNレシオ	≥85dBA
アクティブ/パッシブ	アクティブ
サイズ	幅35.9 × 高さ15.9 × 奥行23.5 cm
重量	約 5,170 グラム

開封レビュー

【セット内容】

D12スピーカー本体
リモコン
取扱い説明書
RCA ケーブル x 1
3.5mmオーディオケーブル x 1

取扱説明書はマルチ言語になっており、日本語の記述もあります▼

製品レビュー

ボディ前面は布製サランネットで覆われており、高級スピーカー感があります▼

手元にあるのはブラックですが、素材のベース（エンクロージャー）は天然木。木目が見えます▼

上部はレザー風でシックな質感があります▼

新色のカラーバリエーションはホワイトとブラックの2色展開。ホワイトは全く違う印象に仕上がっています。

サイズ幅35.9 × 高さ15.9 × 奥行23.5 cm。重さも約 5,170 グラムあり、バッテリーが搭載されていませんので常設タイプです。
ブックシェルフ型というだけあって、高さ15.9と文庫本の縦のサイズとほぼ同じ。奥行が23cmある本棚なら収まります▼

操作ボタンとつまみは、上面に配置されています。高音・低音・ボリュームの調整が可能となっています。

入出力ポートはRCA、AUX入力。ライン出力端子があるので、サブウーファーやアクティブスピーカーを追加する事も可能です。

※ USBポートは搭載されていないので、USBメモリーなどから直接音源を流すことはできません。

ちなみにサランネットは簡単に外れますので、メカメカしい見た目が好きな人は外して使えます。

でも、スピーカーむき出しで使うと埃が取れないんですよねぇ。

リモコンが付属しており、曲送りや音楽モード切替など細かい設定も可能です。

状態を示すLEDランプはグリルの奥についておりデザインを邪魔しません。ピカピカしては、せっかくのレトロデザインも台無しですからね。こういう配慮は嬉しいです。

音質

低音レスポンスを可能にする2ｘ10.2cm（4インチ）のウーファーと、微調整されたサウンドを生み出す2ｘ19mmのツイーターを採用内部の振動を吐き出すバスレフポートも左右についています。

合計70ワット（RMS）から生み出される自然できめ細かいサウンドが特徴です。

合計70Wの出力があるので、音圧が強く音量を大きくしても割れる事がありません。
大出力ながらにキメ細かいチューニングが施されており、派手なドンシャリに偏らずに全ての音域に抜けた透明感が感じられます。
大型とは言え一体型のスピーカーなので、左右のドライバの距離が短く平面的な音を覚悟していましたが、分離型のスピーカー並みに広がりを感じる事ができました。

ヴォーカルは目の前にしっかり定位します。特に印象的な音の特徴は、ヴォーカルの声、特に女性ボーカルの声が前に出て際立って聴こえます。
試しにヴォーカルの声が弱く、バンドの演奏にかき消され気味の曲を聴くと一目瞭然。「Bitch(ビッチ)-メレディス・ブルックス」を聴くと、彼女の声を始めて聞いた気がする程しっかりと前に出て聞こえました。
ヴォーカルが強調されるように、中音域の押し出しが強いのでヴァイオリンやピアノの曲も力強く鳴ります。
J-POPやK-POP、アニソンでヴォーカルを強調して楽しみたい方に特にオススメです。

大出力ながらに低音が腹に響くようなパンチを感じられませんが、ボンボン低音を楽しみたい場合にはBassを強くすれば迫力があります。