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【実機レビュー】SuperEQ の11時間連続再生可能な本格的なANC完全ワイヤレスイヤホン「Q2 Pro」

中国オーディオ機器メーカー OneOdio(ワンオーディオ)のサブブランド「SuperEQ」から発売されている、完全ワイヤレスイヤホン 『Q2 Pro(キューツー・プロ)』のレビュー記事を書きたいと思います。

SuperEQではワイヤレスヘッドホンを中心に販売いており、Q2 Proは同社初のTWS(完全ワイヤレスイヤホン)となります。SuperEQブランドは、若者向けのカジュアルでスタイリッシュなデザインが特徴です。ハイブリッド式のANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)機能を実装しており、35㏈までの周囲の雑音を除去します。また外の環境音をデジタル的に取り込むパススルー機能も実装しています。

手元にやって来ましたので、数日間 徹底的に使い倒してみました。

ざっくりレビューフラッシュ

お勧めポイント
 音圧が高く重低音の迫力がある
 φ12 mmドライバ搭載で迫力のサウンド
 高級感ある落ち着いたデザイン
 4マイクでクリアな音声通話
 音が変質しない外音取り込みモード
 1回の充電で最高 11時間の使用が可能

 

残念な点
 apt-Xコーデック非対応
 イヤホンから音量調整ができない
 

SuperEQ Q2 Pro スペック

※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。
型番(モデル番号) F06
イヤホンタイプ カナル型
チップセット  
Bluetootthプロファイル
対応コーデック AAC / SBC 
再生周波数帯域 非公開
音楽再生時間 最大 11時間 ※
Bluetoothバージョン  5.2
防水等級 不明
ドライバーユニット φ12 mm
インビーダンス 不明
ノイズキャンセリング FF / FB
バッテリー容量 イヤホン:55mAh
ケース:350mAh
イヤホン充電時間 1 時間
ケース充電時間 1 時間
ケース重量 約  40グラム
イヤホン重量 – グラム
ケースサイズ 10 x 7.5 x 4.5cm

※ 70%のボリュームでANCオフ

開封の儀

【パッケージ内容】

  • Q2 Proイヤホン x 1ペア
  • 収納充電ケース x 1
  • USB-C充電ケーブル x 1
  • 取扱説明書

 

取扱説明書はマルチ言語形式になっており、日本語でも詳しく解説されています▼

 

製品レビュー

イヤホン本体

イヤホンとデバイス間がワイヤレスで接続し、なおかつ左右が完全に独立した Bluetooth 接続のカナル型のTWSです。

イヤホン本体は、いわゆる「お団子型」と呼ばれる丸っこいタイプのデザイン。丸い穴は通話用マイクとなります。
ボディはマット(艶消し)加工ですがハウジング部は艶アリ黒、フェイスプレートの金のリングの中にSuperEQのロゴである「S」が入っています

 

イヤホンのグリル部の直径は小さいので耳穴が小さい人でも使えます▼

 

重さは実測で片側 約 5.6グラム▼

 

チャージケース

充電ケースは超小型で、目薬ケース程度のサイズ。スーツのポケットに入れても嵩張りません▼

 

ケースのサイズは、実測で   高さ 41.1 x 幅64.9 x 厚さ28.9 ミリ▼

 

リップクリームと並べて見るとサイズ感がわかると思います▼

 

ケースの底に技適マークがついていました▼

 

イヤホンを格納したケースの重さは約 47.6グラム▼

 

充電ポートはUSB-C。

 

ケースにはバッテリーのインジケーターが、3灯ついて残量を確認できます。

 

イヤホンをケースに戻すと充電されている側のLEDが青色に点滅します▼

 

バッテリーについて

1回の充電で約 11時間使えます。ケースに戻しての充電を含めると合計 30時間。丸一日つけっぱなしでもバッテリーが持つほどです。
通勤・通学程度でしか使わないのであれば、ケース本体への充電は週に1・2回程度で間に合いそうです。

  • 70%のボリュームでANCオフ:11時間
  • 70%のボリュームでANCオン:8時間
  • 50%のボリュームでANCオン:7.5時間

取説より引用していますが、70%というのは70パーオフかもしれません?ボリュームを絞った方が持たないのは、なんだか少し解せません。

 

通話テスト

Q22 Proにはイヤホンにマイクが内蔵されており、ハンズフリー通話機能が実装されています。

 

両方のイヤホンにHIFIマイクが実装されており、雑音をカットした快適な会話を可能にしています。実際にZoom で知り合い達とオンライン飲み会をしましたが、お互いの声が明瞭に聞こえてストレスは全く感じませんでした。在宅ワークで使えるレベルだと思います。

また外に持ち出して、ウォーキングしながら仕事の連絡通話で使ってみました。周囲の雑音を取り除いてくれるので、会話は相手に伝わります。

 

使い方

ペアリングはケースから取り出せば、初回はペアリングモードで起動します。

後はスマートホンの 設定を開き、Bluetoothから選択するだけで完了。

操作方法

イヤホンの背中側のロゴ部分をタップする回数で操作を行います

  左(L) 右(R)
音楽操作
1回タップ 再生 / 一時停止
2回タップ 前の曲へスキップ 次の曲へスキップ
2回タップ 音声アシスタント
Siri、OKグーグル起動
2.5秒間長押し ANC,外音取り込み切替
通話
1回タップ 通話/電話を切る
2.5秒間長押し 通話拒否

※ リセット:ケースに戻してケースのボタンを10秒間長押し

 

操作・装着感

操作性について

充電ケースの蓋を開ける事でイヤホンの電源が入り、ペアリング済みのデバイスに接続する「自動ペアリング」機能が搭載されています。

急いで装着すれば、ケースを開けてイヤホンを耳に装着した直後に「コネクテット(接続済)」の音声ガイダンスが流れます。私のタイミングだと、ちょうど耳に装着した時にコネクテッドの声が流れます。

またケースに戻してフタを閉めると、ペアリングが解除されて自動的に充電が開始されます。デバイスとの接続に関しては、余計なプロセスは一切必要ありません。数日間、何度も出し入れしましたが、一度も接続トラブルはありません。

 

装着感

スポーツジムでランニングマシンの時に使いましたが、ピタッとフィットして落ちたり緩んだりする事はありませんでした。

一日中、買い物に装着し続けましたが違和感や痛みはありません。ノイズキャンセリング機能が搭載されているので、重さは少しありますが負担になるようには感じませんでした▼

 

正面から見ても不自然さはありませんね。黒なので引き締まって小さく見えます▼

 

斜め前から見ると↓こんな感じです▼

 

音質

Q2 Pro は、Φ12mmの大きなドライバーを搭載しています

音質の印象は、音圧が高く前に押し出す力が強く迫力のあるサウンドが楽しめます。
中・高音域は、クリアで音の広がりが感じられ、曇りや篭りがありません。解像度もソコソコあり、エントリーモデルのTWSでは埋もれて聞こえないような様な、細やかな音も結構拾ってくれます。
特に重低音が特に際立って聴こえ、ズンズン鳴るだけではなく、楽器ごとの特徴をしっかりと聞き取れます。また音の抜けもよく、バンドのヴォーカルも楽器にかき消される事なくしっかりと聞き取れます。ポップスやアニソンなどの鑑賞にも良いと思います。

 

ノイズキャンセリング、アンビエント機能

Q2 Proは、通話用のマイクのほかノイズキャンセリング、外音取り込み用のマイクが別に配置されています。

採用しているノイズキャンセリング方式は、ノイズと逆位相の音を再生して打ち消す「フィードフォワード方式」と、イヤフォンの内側に搭載したマイクでノイズを拾って、ノイズと音楽を足したものの逆位相を作る「フィードバック方式」を組み合わせたハイブリッド型です。
イヤホンを2.5秒間タッチする事で、ANCオン ➡通常モード(ANCオフ)➡ 外音取り込み(パススルー)の順で切り替わります

ノイズキャンセリングのノイズ(騒音)をキャンセル(打ち消す)性能は、エントリーモデルでは低音域に限られています。最大35dbまでの音量に対して効果があります。

ノイズカットの音域は、航空機のジェット音、エアコンの音や電車のモーター音、車のエンジン音などの低音域に効果的です。電車での通勤・通学では電車のノイズが消えるので、自分の世界に入れます。
エントリーモデルのノイキャン機能では、男性の声レベルがギリギリ消せないと言われていますが、Q2 Proは男性の声でも大幅に小さくなります。

ノイズキャンセリング時の音質に関しては、ノイキャン時でもノーマル時の音に近く、音が変質してしまう事はありませんでした。ホワイトノイズが入って気になるという事もありませんでした。

外音取り込み機能(パススルー)については、片耳のイヤホンを外したくらい外音が聞こえるようになります。デジタル変換された事も感じさせないく自然な音が聴こえて驚きました。
外音取り込み機能の性質上仕方のない事だと思いますが、風切り音が気になるので風が強い日には向いていないですね。
また電車内でのアナウンスも聞き逃したりしません。外出時には意外と役に立つ機能です。

 

まとめ・価格・販売サイト

Q2 Proの一番の魅力は、音圧が高くて派手な音質。遮音性の高さとANC効果で没入感が凄いです。電車の中では自分の世界に入り込めます。
EDMなどのダンスミュージック系やバンド音楽など、ポップに楽しみたい人には特にお勧めです。
1回の充電で最大11時間使えるのもいいですね。一日中、作業や通話しながら使用する人には嬉しいですよね。

Q2 Proの価格は¥5,999。AmazonとOneOdio公式ショップにて購入可能です。
追記:公式ショップではサイバーマンデーセールを開催しており、期間中¥4,999で購入可能です。

SuperEQ Q2 Pro
ハイブリッドノイズキャンセリングイヤホン
 
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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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