多数の廉価タブレットやノートパソコンを展開する Teclast から、2024年の最新モデルとして11インチタブレット「Teclast T50HD」が発売されました。
手元にやってきましたので、使用感を共有したいと思います。
Teclast T50HDは同社「Tシリーズ」の高コスパモデル。11インチのFHD画面を備え、デュアルステレオスピーカー、Widevine L1に対応しているのでNetflixなどの動画配信サービスを高画質で楽しむ事ができます。
またメーカーの方からクーポンが発行されています。
通常価格28,900円のところ、初回発売分限定で2024年4月4日までは9,000円オフの19,900円で購入することができます。
ページコンテンツ
レビュー・フラッシュ
Widevine L1対応で高精細画面で動画サービスが楽しめる
厚さ7.7 mmの超薄型設計
530グラムの軽量設計
豊富なカメラ機能
動画撮影に手ぶれ補正機能あり
Aiノイズリダクション機能搭載でクリアな通話音質
2基のスピーカーで臨場感ある音響システム
SIMを挿してネットワーク接続が可能
VoLTE対応のデュアルSIM
3.5mmステレオジャック搭載で優先イヤホン使用可能M
Teclast T50HDスペック
OS | Android 14 |
---|---|
SoC | UNISOC Tiger T606 オクタコアプロセッサー |
メモリ | 6GB 最大8GBの仮想メモリ拡張 |
ストレージ | 256GB |
外部ストレージ | 1TB |
ディスプレイ | 11インチ 解像度 1920 x 1200、IPSパネル、輝度 300 nits |
Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
対応バンド | FDD: B1/B3/B5/B7/B8/B20 TDD: B34/B38/B39/B40/B41 |
衛星位置システム | GPS/GLONASS/BDS/GALILEO |
カメラ | リア 1300万画素 フロント 800万画素 |
バッテリー | 8,000mAh |
サイズ | 厚さ:7.8mm 重さ:530g |
開封の儀
【セット内容】
AvidPad A30本体、USBアダプタ、USB-Cケーブル、SIM取り出しピン、取り扱い説明書
※ 取り扱い説明書は日本語で書かれています
充電は5V/2Aですが18ワットのPD充電に対応しています。付属のUSBアダプタは 5V/ 2A の通常の充電器でした。
筐体
ディスプレイは 11インチ(1920×1200)のFHD画面、アスペクト比16:10のIPSディスプレイの大型タブレットです。TÜV SÜDブルーライト認証により、有害なブルーライトから目を保護し、常に快適な視聴体験を提供します。
IPS液晶ですが発色も綺麗で、視野角度は浅い角度からでも見えます。メディア端末としては十分に合格点だと思います
ベゼル幅は上下左右の全てが実測で 約10ミリ
インカメラは画面を横向きで使用した時に上側中央に来るように配置されています。
筐体はアルミ合金(CNC)で形成されています▼
端末の厚みが非常に薄く7.7mmしかありません。
リアカメラはOmniVision1300万画素カメラとAiサブカメラの2眼構成。オーラリングデザインとなっています。
画面横状態の右上には、電源ボタン、ボリュームボタン、リセット穴が配置されています。
右側には、スピーカーが配置されており、USB-CポートとSIMカードスロット、ステレオジャックもここにあります▼
反対側はUSB-Cポートとスピーカーを配置▼
内部レビュー
バンドルアプリは、Google系の基本アプリだけのピュアAndroidです。消せないメーカーのアプリは入っていないので余計な負担がありません。
ベンチマークテスト
AnTuTu Benchimark (v10.2.3)を使って処理能力をテストしてみます
総合スコア: 282793ポイント
CPU:81226ポイント
GPU:23096ポイント
搭載するプロセッサーは、UNISOC Tiger T606オクタコアプロセッサーを採用 。RAMは6GB(LPDDR4X)搭載し、最大8GBの仮想メモリ拡張が可能で、合計で最大14GBのRAMを使用できます。内部ストレージ256GBを搭載、1TBまでの外部ストレージにも対応しています。
軽いゲームで遊べる程度の処理性能です。通常使いやブラウジング、動画視聴、LINEなどの通常のアプリでモタつくような事はありません。
widevine 対応について
T50HD はWidevineがL1のセキュリティレベルに対応しています。
ちなみにWidevineがL1対応とは、Amazon PrimeビデオではFHD画質での再生をする場合、L1のセキュリティレベルに対応している必要があります。Netflixの場合、L3でSD画質、L1でHD画質での視聴が可能となります。
Disney Plus、Amazon Primeビデオ、Netflixを見てみましたが、快適に視聴ができました▼
カメラ
A90のカメラは、フロント8MP・リア13.0MPのそれぞれ1眼カメラを搭載しています。
解像度はリアカメラ13MP、フロントカメラ8MP。動画はリアカメラ1080p(30fps), フロントカメラ720P(30fps)となっており、Anti Stabilization(手振れ補正機能)が付いています。
撮影モードは被写界深度を調整できる「ポートレート撮影」、ホワイトバランスやフォーカス、ISOなどを設定できる「Proモード」、一般写真撮影の「キャプチャー」、「動画」、「Qrコードリーダー」「パノラマ」「ナイトモード」と盛りだくさんです。
撮影はオートフォーカスに対応しており、ピント合わせも早く綺麗な写真が写せます。
イン・アウトともにタブレットとしては盛った彩度ではありません。インカメラは、チャットやビデオ通話、ネット会議する程度には丁度良い画質だと思います。暗所撮影は綺麗に写ります。また晴れの日の木陰のような明暗のハッキリした場面でも、暗部が潰れてしまう事がなくバランスの取れた画像に仕上がります。
WEB閲覧・メディア視聴
動画鑑賞
スピーカーは2基搭載しています。横置き時の左右にそれぞれ左右に1基ずつ配置されています。
スピーカーの音質はチャカつくことなく綺麗に聴こえます。音を大きくしても割れる事もなく、むしろ大音量の方が安定して綺麗に聴こえます。
動画を視聴してみましたが、自然に動画を楽しむ事ができました。
8000mAhのポリマーリチウムバッテリーを搭載しており、9.5時間の動画視聴、9時間のゲームプレイが可能。
映画なら2・3本観れそうです。
画面サイズについて
ChromeブラウザはWEB閲覧は、画面が大きいので1ページの情報量が多いのがいいですね。
文字が細かくなる事なく、パソコンのような感覚でブラウジングを楽しめます。
GPS・衛星位置情報システム
衛星位置情報システムはGPS / Beidou / Galileo / Glonassに対応しています。Googleマップを開いてチェックしてみると、GPSの掴みが悪い地下でもマップアプリを起動した途端にピタッと現在位置を特定してくれました。車に積んでおいてナビ代わりにも使えるレベルの精度だと思います。
価格・まとめ
何度も書きますが、NetflixでWidevine L1に対応している大画面タブレット端末はいいですね。画面サイズもゆとりの11インチあります。
Teclast T50HDは、無印T50の高コスパモデルといった位置付け。処理性能は及びませんが、256GBの内部ストレージ容量+11型画面+Widevine L1にも対応しているので、メディア再生端末として最適です。
通常価格:¥28,900円
TECLASTのストアから購入するとイベント価格:¥19,900円(31% OFF)
「注文を確認」で最終価格が割引になっている事を確認してください。
タカシ
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