中国メーカーXiaomiのサブブランドPOCO(ポコ)より、新スマートホン「POCO X3 GT」が発売されました。
POCO X3 GTは、プロセッサーにMediaTekのDimensity 1100を搭載したハイエンド端末です。ディスプレイは120Hzの高リフレッシュレート画面を採用、UFS 3.1対応ストレージ 、デュアルスピーカー搭載、5000mAh大容量バッテリー、とゲーミング用途も想定した端末となっています。
この仕様で価格は249ドル~の低価格。コスパ追求シリーズの「POCO」からリリースされている中でも、ぶっとび級のコストパフォーマンスとなっています。
性能的には最先端のフラッグシップモデルには少し及ばないが、十分にハイエンドモデルに分類されます。
Aliexpressの公式ショップ「POCO Store」では、7月 29日 より数量限定でワールドプレミアセールを開催します。
またメーカーの方から割引クーポンも発行されています。POCOのワールドプレミアでは、毎回即品切れになるのが早いので、気になっている方は出遅れないようにして下さいね。
Xiaomi Poco X3 GTスペック
OS | MIUI 12.5 for POCO Android 11ベース |
---|---|
SoC | MediaTek Dimensity 1100 |
ディスプレイ | 6.6 インチ 1080 x 2400 FHD+ |
RAM | 6 GB / 8 GB LPDDR4X |
ROM | 128 GB / 256 GB UFS 3.1 |
外部ストレージ | 非対応 |
リアカメラ | 6,400万画素(F/1.79):メイン 800万画素(F/2.2):超広角 200万画素(F/2.4):マクロ |
フロントカメラ | 1,600万画素(F/2.45) |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 指紋 / Ai顔認証 |
防水 | 生活防水 |
NFC | 対応 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac / ax |
Bluetooth | 5.2 |
バッテリー | 5,000 mAh |
対応バンド | GSM: 850 900 1800 1900 MHz 3G WCDMA: B1/B2/B4/B5/B8 4G LTE FDD: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19 B26/B66 4G: LTE TDD: B38/B40/B41/B42 5G: n1/n3/ n41/n77/n78 |
GPS | GPS/Beidou/ GALILEO/GLONASS |
インターフェイス | USB-C |
重量 | 193 g |
サイズ | 幅: 75.9mm 高さ:163.3mm 厚さ:8.9mm |
筐体
画面は6.6 インチFHD+ (2400 x 1080)ディスプレイ。前面のセルフィカメラは、画面上部のパンチホールノッチ内に格納されています。
1リフレッシュレートは120Hzに対応しており、ゲームをプレイしてもカクつく事なく描画できます。また240Hzのタッチサンプリングレート対応の高速ディスプレイです▼
ディスプレイ及び端末背面は、Gorilla Glass 5コーティングで保護されています。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルーの3色展開
インターフェイスに関しては、指紋認証は端末サイドに配置されており、3.5インチのミニステレオジャックはありません。
セット内容を見ると、Type-C ➡ 3.5 mmステレオジャック変換アダプタが付属されているようです。POCOシリーズでは毎回ついていますね▼
バッテリー
バッテリー容量は5,000mAhで、最大67Wの急速有線充電「Turbo Charging」に対応しており、42分でフル充電可能という超急速な充電になっています。ワイヤレス充電には非対応です。
スピーカー
内蔵スピーカーは、DolbyATMOS対応のデュアルスピーカーを搭載。端末の上下に配置されているので、横向きでのビデオ視聴やゲームプレイでは、臨場感のあるサウンドが体験できます。
カメラ
リアカメラは、6,200万画素(f/1.79)メインカメラ、サブカメラには800万画素(F/2.2)の120°の超広角カメラ、200万画素(F/2.4)のマクロカメラのトリプルレンズとなっています。
カメラの仕様的には、最近のテンプレート的な構成ですが、ツボは抑えていますので不満はないと思います。
【動画撮影モード】
解像度 | フレームレート |
---|---|
4K | 30fps |
1080P | 30fps / 60fps |
720P | 30fps |
前面のノッチ部には 1,600万画素(F/2.4)のポートレートレンズを採用。暗所でも美しく撮影できる「セルフィ・ナイト・モード」やAi美肌・美顔モードを搭載しています。
内部性能
搭載するプロセッサーはMediaTek の「Dimensity 5G」シリーズの最新モデルとして発表された Dimensity 1100を採用。Antutuスコア(v9)は約 61万ポイントOVERの端末です。
6nmで製造されたプロセッサーで5G通信に対応し、AI(人工知能)処理が強化されています。Dimensity 1100では4基のCortex-A78コアがすべて2.6GHzで動作し、前世代モデルから最大22%のCPUパフォーマンスが向上しています。
メモリ/ストレージの組み合わせは、(RAM / ROM )8 GB + 128 GB /8 GB + 256 GBの2種類バリエーションのモデルが用意されています。
メモリは新世代LPDDR4X規格を採用、LPDDR5で無い点が残念ですが、有機EL液晶非搭載とメモリでコストカットしたようです。
ストレージに関しては高速なUFS 3.1規格を採用しています。
衛星位置システム
衛星位置システムは、通常のGPSの他に、ロシアの衛星位置システムGlonass(グロナス), 中国版GPSのBeidou、 EUが構築した全地球航法衛星システムガリレオ(Galileo)に対応しています。
これだけの数の衛星位置システムに対応していれば、僻地でも位置情報を見失う事が無さそうです。
冷却システム
端末の冷却システムに関しては「LiquidCool Technology 2.0 Plus」を採用。熱伝導性ゲルを多層グラフェン、グラファイト素材、ベイパーチャンバー(VC)の3層構造により冷却しています。
対応バンド
SIM1 , 2の両スロットが4G対応なので、デュアルVoLTE待ち受けが可能です(DSDV)。またデュアル5Gにも対応しています。
Wi-Fiは、ax (Sub-6)対応の機種となります。
ドコモ:4G帯(LTE)主要バンドであるB1、東名阪の高速通信バンドB3に対応していますので、都市部での使用は問題ありません。またプラチナバンドB19には非対応なので、高い建物の影や地下、郊外での通信で若干弱くなります。また3G帯のプラスエリアB6にも対応しているので、僻地や山間部での電波も掴みやすくなります。5G帯に対しては、Sub6のn77、n78に対応しています。ミリ波は非対応です。
SoftBank:バンド(LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8)にも対応していますので、日本国内でも快適に使えます。
5G帯に対しては、Sub6のn77に対応しています。ミリ波は非対応です。
AU:LTEバンドB1とプラチナバンドB26(18を内包)に対応しており、 VoLTE SIMが利用可能となっています。また通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMには未対応です。5G帯に対しては、Sub6のn77/n78対応しています。ミリ波は非対応です。
楽天モバイル:主要バンドLTEのB3、パートナー回線のプラチナバンドB18ともに対応しています。5G帯に対しては、Sub6のn77対応しています。ミリ波は非対応です。
【 対応バンド 】
GSM:
850 900 1800 1900 MHz
3G WCDMA:
B1/B2/B4/B5/B8
4G LTE FDD:
B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19
B26/B66
4G: LTE TDD:
B38/B40/B41/B42
5G:
n1/n3/ n41/n77/n78
価格・販売サイト
POCO X3 GTはAliExpressにて、7月28日 22:00からワールドプレミアセールが始まり、メーカーから数量限定クーポンが発行されています。
【標準価格】
- Xiaomi Poco X3 GT(6+128G): $299
- Xiaomi Poco X3 GT(8+256G): $329
セール開始時間:7月28日 22:00〜7月29日 23:59:59(日本時間)
商品名 | クーポン1 (限定 1,000台) |
クーポン2 (限定 2000台) |
標準価格 |
---|---|---|---|
Xiaomi Poco X3 GT | 50ドルオフ | 30ドルオフ | $ 299-$329 |
7月 30日からは、20ドルオフのクーポン3が発行されます。
タカシ
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