前回 iPad Miniクローンタブレットの7.85インチ端末『FNF Ifive Mini 4S』の開封レビュー記事を書きました。今回は引き続きIfive Miniを使ってゲーム、ブックリーダーとしての動作確認などの実用性をチェックしてみます。
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アスペクト比4:3は最高のブックリーダー
Androidでは画面のアスペクト比16:9のタブレットが主流の中、『FNF Ifive Mini 4S』はiPadシリーズと同じ貴重な4:3の端末となっています。この4:3のアスペクト比は実際の本に近い比率※なので、ブックリーダーとしての実用性が高く非常に読みやすいのです。
※文庫は白銀比(1:1+√2)、新書や女性誌がスタンダード(4:3)など、本の比率は一定ではありません
雑誌を読む
雑誌の1ページをスキャンして16:9のアスペクト比の端末(Kindle Fireタブレット)と比較してみます。「Dマガジン」や「楽天マガジン」などの、雑誌読み放題サービスで読む際の参考になると思います。
比較対象のKindle Fireが7インチなので少しフェアではありませんが、Kindle側はページを全て画面に収めると上下が切れてまい、ページサイズが必要以上に小さくなってしまいます▼
Kindle Fireは頑張ればギリギリ文字が読めるレベル。細かい字は潰れてしまい拡大しないと読めません。
ピンチアウト・イン、スワイプの繰り返しで、読む事に苦労する上に目も疲れます▼
Ifive Miniは拡大する事なく1ページを読む事ができます▼
コミックリーダーとして
Kindle Fireタブレットでは、自炊コミックも同様に比率が違いますので、1ページ内に収めると上下が切れて小さく表示されてしまします
コミックビューワ(PerfectVewer)でマンガ単ページを開いてみます
Amazonで購入したkindle本を専用アプリで開いても同じ▼
小説を読んでみる
Kindleアプリで電子書籍の小説を読んでみます。
固定レイアウトではないので、フォントのサイズを変更する事でどちらでも変わりません。
1ページに納まる文字数が違う程度です▼
ボリュームページ送り機能
PerfectViewerやAndroid版のKindleアプリでは、設定することで端末のボリュームボタンを使ってページ送り・戻しする事ができます。
iFive Miniのボタン位置は右上ギリギリなので少し使い難い
逆さまにしてボタンを左下にしてみても厳しいです。イヤホンのボリュームボタンを使ってページ送りするのが一番楽かもしれません。
4:3は動画が苦手?
アスペクト比4:3の端末は、ブックリーダーとしては優秀でしたが、動画では逆に16:9が主流なので少し苦手です。
上下が切れて画面が小さくなります
一回り小さく表示されます
16:9の端末は全画面表示にするとジャストフィット▼
『FNF Ifive Mini 4S』ゲームの起動チェック
ゲームの動作確認をしてみます。
ポケモンGOはインストールすら不可
モンスター・ストライク(モンスト)は、モタつきもなく快適にプレイできました
アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)も普通にプレイする事ができました(描画設定は一番上の詳細3Dでプレイ)※検証のためにチュートリアルが終わってからライブを数回プレイしてみました。端末は熱を持ちますが、止まったりカクつく事はありませんでした。
パズル・アンド・ドラゴンズ(パズドラ)はインストールはできましたが、起動すると一瞬で落ちてしまいプレイする事はできませんでした。ツムツムは端末にLINEをインストールしていないので、起動検証できませんでした。
まとめ
16:9のタブレットは、ハンディを背負っての読書である事を知らずに漫画・雑誌を読んでいる人も多いと思います。
多くのドコモショップでは待合室にiPad Miniが置いてあり、自由に「Dマガジン」で雑誌を読むことができる店舗があります。ドコモショップに行く機会がありましたら、アスペクト比4:3での読書の快適さを体感してみて下さい。
私は数日間『FNF Ifive Mini 4S』を使って読書をしていますが、驚くほど快適で記事タイトルのように「Kindle Fireタブレット読書を卒業」してしまいました。今後小説はKindleペーパーホワイトを使い、コミック・雑誌類は『FNF Ifive Mini 4S』で読むと思います。もうKindle Fireでのコミック・雑誌読書には戻れません。
『FNF Ifive Mini 4S』のレビュー記事はこちら
タカシ
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