中国のスマートホンメーカー UMIDIGI より『 UMIDIGI S3 Pro 』がリリースされました。
今回発売された「 UMIDIGI S3 Pro」は、MediaTek の最新SoCのHelio P70を搭載したミドルアッパーレンジの端末です。
しずく型ノッチの大画面ディスプレイを採用し、話題の4,800万画素 SONYのイメージセンサーIMX586を採用したカメラを搭載しているのが最大の特徴です。
もちろんUMIDIGI製スマートホンの一番の魅力の、日本3大キャリアのバンドにフル対応は健在です。
UMIDIGI S3 Proスペック
【UMIDIGI S3 Pro 仕様】
OS | Android 9.0 |
---|---|
SoC | MediaTek Helio P70 |
ディスプレイ | 6.3 インチ 2340 x 1080 Pixcels |
RAM | 6 GB |
ROM | 128 GB |
カメラ | フロント: 20.0MP MP リア:48GB + 12.0MP |
microSD スロット |
最大 256 GB |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 指紋 / 顔 |
Wi-Fi | 802.11b / g / n / ac |
Bluetooth | 4.2 |
バッテリー | 5,150 mAh |
対応バンド | 3G: WCDMA B1/B2/B4/B5/B8 TD-SCDMA B34/B39 4G: FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13 B17/B18/B19/B20/B25/B26 B28A B28B TDD-LTE B34/B38/B39/B40/B41 CDMA: CDMA BC0 / BC1 |
インターフェイス | USB Type-C |
サイズ | 15.70 x 7.50 x 0.85 cm |
重量 | 217 g |
その他 | NFC / GLONASS |
筐体レビュー
6.3 インチで2340*1080のFHD+のLTPSディスプレイ。アスペクト比は19.5:9 の縦長画面。
“しずく型(ウォータードロップ)” を採用する事で画面占有率が92.7%と非常に高くなっています。
端末の背面にはデュアルカメラと指紋認証部があり、ボディはセラミック製で側面はアルミ合金フレームで保護されています。
重量が約212gと重いのはセラミック製のためでしょう▼
NFC対応でGoogel Payなどが使えます。FeliCa(フェリカ)は未対応です▼
5150mAhの大容量バッテリーを搭載しており、有線充電18W (9V / 2A)の急速充電に対応しています▼
インターフェイスはUSB-C、最近排除されがちな3.5インチのオーディオジャックも付いています
内部スペック
MediaTek の最新SoCのHelio P70を搭載しており、公表されているベンチマークは、Antutu7.1で約14万のミドルアッパーレンジ端末。
AI処理用のAPUをマルチコアで搭載しており、マルチコア&マルチスレッド処理に関して Helio P60に比べ10%〜30%のAI処理性能が向上しています。また搭載GPUの「ARM Mali-G72 MP3」の描画性能に関しては、Helio P60に比べ13%のパフォーマンスが向上しています。メモリは、RAM 6GB + ROM 128GBで、256GBまでの外部MicroSDカードに対応しています。
カメラ性能
リアカメラは 48.0MP + 12.0MP のデュアルレンズ構成。SONYの最新フラッグシップのイメージセンサーIMX586を採用しF/1.8の口径の大きいレンズを搭載しています。サブカメラは12MPの望遠レンズで2倍のアナログズームに対応しています。
ソニーの積層型CMOSセンサー「IMX586」は、1/2インチ4800万画素という超高解像の積層型CMOSセンサーで、スマートホンが苦手な望遠域・ズームを画素数で補う事ができてしまいます。
「IMX586」は1.6μmの大画素サイズで4-in-1 Light Fusionをサポートし、低照度および夜間の写真撮影も得意としています。
フロントは、ソニーIMX376イメージセンサー採用の20MP(F/2.0)カメラ
対応バンド / SIM
UMIDIGI S3 Proは DSDS(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード2枚挿しでの運用が可能です。※ SIM1 , 2の両スロットが4G対応なので、デュアルVoLTE待ち受けが可能です(DSDV)
ドコモ:プラチナバンド4G帯のBand19に対応していますので、山間部や郊外でも電波を拾えます。3G帯のプラスエリア(B6)には対応していないのが残念ですが、プラチナバンドでほぼカバーできます。
SoftBank:バンド(LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8)にも対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。
AU:LTEバンドB1,18(26)に対応しており、スペック上は VoLTE SIM、通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMともに利用可能となっています。しかしながらAUの場合、実際にSIMを挿してみると3G通話できない事がありますので注意が必要です。
3G: WCDMA
B1/B2/B4/B5/B8
TD-SCDMA
B34/B39
4G: FDD-LTE
B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13
B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28
TDD-LTE
B34/B38/B39/B40/B41
CDMA: CDMA
BC0/BC1
まとめ / 価格
UMIDIGI からは1月7日にHelio P60搭載のミドルハイレンジ端末の「UMIDIGI F1」が発売されたばかりです。UMIDIGI F1は、2万円台半ばで買える事から、高いコストパフォーマンスの端末という事で注目を集めました。
間髪入れずに、4800万画素のカメラとHelio P70搭載の上位モデル「UMIDIGI S3 Pro」の発売は驚きです。価格帯は若干ズレますが、「UMIDIGI F1」を上回る高コスパ端末でしょう。
UMIDIGI S3 Proの最大の魅力は、何と言っても48MPの高精細カメラ。S3 Proに搭載されるSONYの最新イメージセンサー「IMX586」は、SONYのリリース予定のフラッグシップモデル「Xperia 1」に搭載予定という前情報でした。しかしながら実際にはXperia1に搭載されず、「Huawei Honor View 20」をはじめ他社製スマホばかりが採用しています。しかも 2万円台からの低価格ミドルレンジ端末にも供給されています。IMX586は、高額なハイエンド機でしか手にする事ができないと予想されていたので、嬉しい誤算ですね。
IMX586搭載の高解像度カメラを軸にミドルレンジ端末を探すなら、この端末の他に「Xiaomi Redmi Note 7」 「Xiaomi Mi 9 SE」が選択肢に入りそうです。
UMIDIGI S3 Proの標準価格は$369.99。 UMIDIGI S3 Proは 海外ECサイトでは、$279.99~プロモーションセールが開催されています。
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