Logicool(ロジクール)ブランドから発売されている、コンパクトな USB電源式PCスピーカー「Z120BW」を購入してみました。
Z120BWは、約1300円で買えるミニステレオスピーカーです。手持ちのノートパソコンのスピーカーを 低コストでアップグレードできるという事で、ロングセラーの人気商品です。
千円ちょっとのスピーカーが実用に使えるレベルなのか?実機をレビューしてみます。
Logicool(ロジクール) Z120BW
- 型番:Z120BW
- スピーカー構成:左右セパレート型 ステレオ スピーカー
- 外形寸法:不明
- 重量:合計 約 594 g
- 出力 ::RMS 1.2W(0.6W+0.6W) / 2 W(ピーク)
- インピーダンス:不明
- ドライバー:不明
- 周波数特性:不明
- 出力端子:φ3.5mmステレオライン出力
- 電源:USBバスパワー
- ボリュームコントロール(右スピーカー側)
開封の儀
同胞物はZ120BW本体と保証書のみ▼
取扱説明書はありませんが、簡単な使い方は箱を開けた所に絵がありました▼
筐体レビュー
デザイン、質感としては、かなりチープ感は否めません。BTOパソコンのおまけスピーカー並みです▼
ドライバは剥き出しでスピーカーグリルはありません。右側に配置されているつまみは、ボリュームと電源スイッチを兼ねています▼
500mlのペットボトルと並べたサイズ感▼
本体(右側スピーカー)から伸びているケーブルは3.5mmステレオジャックと、USBからのバスパワー給電用のUSBコネクタ
背中側には余ったケーブルを巻き取れる形状になっています。このケーブル収納システムは、後から気づいたのですがいいですね▼
底部分には円状に滑り止めゴムが付いています▼
重さは実測で約 594グラム▼
ちなみにケーブルの長さは、実測で左右サテライト スピーカー間で 約75センチ。左右のスピーカーの間隔を離して置きたい人にとっては、少し短いです。ライン入力ケーブル と 電源用USBケーブルは、どちらも 約120センチ。
音質
出力が合計1.2Wしかありませんが、結構な大きさの音が鳴ります。超小型ですが最大音量にしても音割れなどもなく、チャカつきも感じられません。
ドライバが小径、出力・音圧も弱めで、ラジエーター(BASS振動板)も無いので低音域は苦手です。
音質に関しては、高音から低音までバランスは悪くはありませんが、解像度が低いので音楽鑑賞には向いていないですね。ただし、ボーカルが際立って聴こえますので、軽く作業音楽を流しておくには良いと思います。
また動画を観てみましたが、人の声に関しては不自然さはありません。
ゲームを遊んでも不具合は感じませんでしたが、定位感に精度を要求されるFPSゲームなどには不向きでしょう。
実際の音を録音してYouTubeにアップしました。ノートパソコンやスマートホンをお使いの場合、イヤホン、ヘッドホンで視聴すると実際の音に近いと思います。
ざっくり感想
コンパクトで省スペース
ケーブルがスピーカー背面に収納できる
価格以上の音質
小さくても音割れしない
低音が弱い
スピーカー間のケーブルが短い
まとめ
比較対象の低価格スピーカーは、1900円前後で販売している「Amazon BasicのV620」「Creative Pebble」あたりだと思います。
価格的には圧倒的にZ120BW が安いですが、音の解像度が欲しいなら「Amazon Basic V620」、総合力は「Creative Pebble」がお勧めです。
Logicool(ロジクール)Z120BW は、モニター付属のスピーカーや、ノートパソコンで物足さを感じてる人は、一回り音が良くなる事が期待できると思います。
Logicool Z120BW の価格は約1,300円。テレワーク需要でAmazonでは品切れで状態が入荷待ち状態が常態化しています。そのため楽天では価格が吊り上げられており、4000円以上という転売ヤー並みの価格に落ち着いています。
Z120BW は高コスパですが、さすがに4,000円出でば他に良いスピーカーがありますので入荷を待った方が良いでしょう。
タカシ
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