ASUSのAmazon限定モデルのノートパソコン「Vivobook Go 14 E1404FA 」を購入しました。
高校や大学の入学時に用意するPCは、ほとんどが AMD Ryzen 5、もしくはCore i5の最新CPU+メモリ16G以上のスペックを推奨してきます。
しかしながら、生協で購入すると15万以上と高価です。Vivobook Go 14は約8.4万で購入できるコスパモデルとなります。
標準モデルE1404FA-NK185Wはメインメモリ容量が8GBなのに対して、Amazon限定モデルの本品(E1404FA-NK255W)は16GBとなっています。
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Vivobook Go 14スペック
型番 | E1404FA-NK255W |
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OS | Windows 11 Home (64bit) |
画面 | 14.0型ワイド TFTカラー液晶 ノングレア、1,920×1,080ドット |
CPU | AMD Ryzen 5 7520U |
GPU | AMD Radeon グラフィックス (CPU内蔵) |
メモリ | 16GB LPDDR5-5500 |
ストレージ | 512GB (PCI Express 3.0 x2接続) |
カメラ | 92万画素Webカメラ内蔵 |
キーボード | 84キー日本語キーボード |
ポインティングデバイス | マルチタッチ・タッチパッド |
バッテリー駆動 | 約11.5時間 |
ワイヤレス通信 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6E) |
Bluetooth | Bluetooth5.1 |
インターフェース | ・USB3.2 (Type-C/Gen1)×1 ※データ転送をサポート ・USB3.2 (Type-A/Gen1)×1 ・USB2.0×1 ・Oculink PCIE4.0x4 ・HDMI×1 |
重量 | 約1380g |
サイズ | 幅324.5mm 奥行き213.9mm 高さ18.7mm |
【セット内容】
・Vivobook Go 14 本体
・電源アダプタ
・取扱説明書
筐体レビュー
薄いベゼルを使用した 14.0型 TFT液晶 (1920×1080)ディスプレー。鮮やかさはありませんが、視認性は良いです▼
広い視野角で上や横方向からもはっきり見えます▼
筐体は樹脂ボディでカラーはミックスブラック。手の脂が結構目立つのが気になります▼
ちなみにRAM 16GBモデルでも公式モデルは、筐体色がシルバーとなります。通常モデルのミックスブラックはRAM 8GBです。
14インチで約1380gの重さは軽量ですね。その分アルミボディではなく樹脂を使用しています。
それでも米国軍用MIL規格基準(MIL-STD 810H)に準拠した堅牢な耐久性を持した本体がウリです。
ASUSのロゴは右上に入っています▼
底面にはデュアルスピーカーが配置されています。
端末底面にはファンとヒートシンクが見えます▼
ファンは熱を持った時のみ駆動します。ファンの音は気になる程ではなく、シーーっと小さく聞える程度でした。
端末左側面は、左から
・電源ジャック
・ HDMI
・ TYPE- A USB3.2(Gen1)
・ TYPE-CA USB3.2(Gen1)
・ ヘッドフォン共用ジャック
※ USB Type-Cポートは、Thunderbolt 3およびUSB-PD(Power Delivery)、Alt Modeには対応していません
端末右側面は USB2.0が一口だけ。電源などの確認LEDはこちら側に配置されています。
LEDが電源ポートと逆なので、充電できているか確認する時に面倒です。
ディスプレイ上には内蔵カメラと左右に2つのマイクを配置。カメラは物理的に隠すフタ(プライバシーシャッター)がついています▼92万画素のカメラ。オンライン会議やレッスン程度で使うには十分です。マイクはAIノイズキャンセリング機能が搭載されており、ノイズを軽減しクリアな音声通話が可能です。
ヒンジは約180度近くまで開きます。対面での画面共有などで使えますね▼
キーボード・タッチパッド
キーピッチは約19.05 x 19.05mmとノートパソコンとしては標準的な配置。キーストロークは約1.4mmと浅いですが打鍵感はあります。
Enterやスペースは大きく打ちやすい▼
打鍵音は静かな方で、カチャカチャ音はしません。カフェなどの公共の場所で勉強や仕事をしても 周囲の迷惑になるような事は無いレベルだと思います▼
キーボードはバックライトなし▼
タッチパッドは広めで使いやすいですが、左右に手を置くスペースが十分あるのでタイプ中に触れてしまうような事もありませんでした▼右上に指紋認証用センサーが配置されています
ベンチマークテスト
搭載しているGPUは「AMD Ryzen 5 7520U」。下2桁が「20」となる下位モデルです。そこまで性能は高くないですが、第10世代のCore i7並の性能があります。
ドラゴンクエストX(やや重い)
品質 | スコア / 評価 |
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標準品質 | 2,855/ とても快適 |
※1920×1080ドット(FHD)の結果
ベンチマークテスト
CINEBENCH R23はライセンス表示を消せなくて、起動できなかったので今回は省かせでください。
PCMark 10
PCを使った作業の快適さを計測する「PCMark 10」を調べてみます。
PCMark 10のスコアは4063
Essentials (一般的な利用) |
10,505(目標値 4,100) |
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Productivity (ビジネス利用) |
9,075(目標値 4,500) |
Digital Contents Creation (コンテンツ制作) |
8,124(目標値 3,450) |
どれも快適に使える目安の目標スコアを超えており、一般的な使用ではサクサク使用できます。
ストレージ性能
内蔵するストレージはSSD、PCI Express 3.0 x2接続 512GB。
定番の「CyristalDiskMark」で計測してみます▼アクセス速度はシーケンシャルリードで1.7GB/秒程度です。少し物足りないです。
バッテリー駆動時間
公式サイトではバッテリー駆動時間は約11時間となっています。Youtube動画を連続で再生続けてみました。
約5時間でバッテリーが50%程度を消費しました。11時間とはいきませんが、9.5時間は連続再生ができると思います。
また急速充電に対応しているので、残量が少ないバッテリーでも49分で60%まで充電することができます。
Vivobook Go 14 E1404FA まとめ
Vivobook Go 14 E1404FA は、学生の持ち運びに丁度良いサイズ感とスペックのノートパソコンです。
性能は控えめですが、オフィスアプリなどを使うには十分です。グラフィックを扱ったり、理系の大学生には物足りないと思います。
持ち運びのモバイルノートとしては、13.3インチのノートPCが定番ですが、Vivobook Go 14は14インチでも1380グラムと軽量です。
USB PD充電ができない、ファンの音が常時シャーシャーする、キーボードにバックライトが無い、など気になる点は幾つかありますが、価格を考えると妥協できる性能だと思います。
特に乱暴に持ち運ぶ男子学生には、MIL規格の堅牢ボディは良さそうです。
Vivobook Go 14 E1404FAのAmazon限定モデルの価格は約84,000円。セールではかなり価格が下がります。
タカシ

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