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【実機レビュー】 世界初のハイレゾ対応インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンSOUNDPEATS Air3 Deluxe HS

サウンド機器メーカーSOUNDPEATS AUDIO(サウンドピーツ・オーディオ)から発売された、完全ワイヤレスイヤホン 『Air3 Deluxe HS(エアー・デラックス・エイチエス)』が手元に来ましたので、使用感を共有したいと思います。

Air3 Deluxe HSは、 世界初のハイレゾ対応インナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンです。数週間前に届きましたので、しばらく日常的に使用してみました。

ざっくりレビューフラッシュ

お勧めポイント
 ケースが超コンパクト 
 φ14.2mmドライバ搭載で迫力のサウンド
 インナーイヤータイプにも関わらず力のある重低音
 高級感ある落ち着いたデザイン
 ENCノイズリダクションでクリアな音声通話
 イヤホンを外すと曲が自動で停止・再装着で再開
 ゲームなどにも使える低遅延モード実装 
 1回の充電で最高 5時間の使用が可能
 アプリでイコライザー調整が可能
 LDACコーデック対応 

 

残念な点
 Qi(チー)ワイヤレス充電に非対応
 防水レベルがIPX4の日常防水レベル
 

Air3 Deluxe HSスペック

イヤホンタイプ インナーイヤー
チップセット QCC3046
Bluetootthプロファイル HFP、HSP A2DP、AVRCP
接続方式 TWS / TWS Mirroring
対応コーデック AAC / SBC / aptX / aptX Adaptive
再生周波数帯域 20Hz~40kHz
音楽再生時間 約 5時間
Bluetoothバージョン  5.2
防水等級 IPX 4
ドライバーユニット φ14.2 mm
通話ノイズキャンセリング ENC通話ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリング
イヤホン充電時間 約 1.5 時間
ケース充電時間 約 1.5 時間
バッテリー容量
非公開
ケース重量 約  36 グラム
イヤホン重量 約 4 グラム

 

開封の儀

【パッケージ内容】

  • Air3 Deluxe HSイヤホン x 1ペア
  • 収納充電ケース x 1
  • USB-C充電ケーブル x 1
  • 取扱説明書

 

取扱説明書は今主流のマルチ言語形式。日本語でも詳しく解説されています▼

 

製品レビュー

イヤホン本体

イヤホンとデバイス間がワイヤレスで接続し、なおかつ左右が完全に独立したBluetooth接続のインイヤータイプ(インナーイヤー)のTWSです。

イヤホン本体は、Appleの AirPodsシリーズに代表されるスティックタイプ。いわゆる耳うどん型。
艶消しブラックで落ち着いた質感とデザインで、ハウジング部のフェイスプレートには同社ロゴマーク「S」が入ってます▼

 

 

デザイン的には旧モデルのAir3 Deluxeをベースに、フェイスプレートがシルバー→ゴールドになっています。ちなみにAir2+のプレートはブロンズ色でした。

Air3 Deluxe

 

 

グリル部は細かいメッシュになっています。

 

防水等級はIPX4に対応しています。IPX4はいわゆる日常防水、雨や汗程度の水に対して有効です。

重さは実測で片側 約 4.0グラム▼

 

チャージケース

充電ケースは小型で、握ると全て隠れてしまうサイズです▼

 

SOUNDPEATSのケースにしては珍しく艶アリのブラックで、背面にはお洒落なロゴがはいっています。

 

ケースのサイズは、実測で 幅58.5 x 高さ 47.8 x 厚さ22.6 ミリ▼

 

いつものようにリップクリームと並べてみます。▼

 

技適マークはケースの内側にありました▼

 

イヤホンを格納したケースの重さは約 36グラム▼

 

充電ポートはUSB-C。ケースにはバッテリーのインジケーターは付いていませんが、1灯ついているLEDの色で残量を確認できます。

緑点灯:100-50% /  黄色点灯:49-10% / 赤点灯:10%以下

充電時は、緑:100% / 緑点滅:99-70% / 黄色点滅:69-20% / 赤:29-5% / 赤点滅:20%以下

Qiワイヤレス充電には非対応です。ケースのコンパクト化とワイヤレス充電のどちらが嬉しいかは賛否が分かれそう。

バッテリーについて

1回の充電で約 5時間使えます。ケースに戻しての充電を含めると合計 20時間。通勤・通学程度でしか使わないのであれば、ケース本体への充電は週に 2回程度で間に合いそうです。

※ 仕様には書いてありませんが、LDACコーデックで使用すると2割くらい減りが早いと思われます。

 

通話テスト

Air3 Deluxe HSはイヤホンにマイクが内蔵されており、ハンズフリー通話機能が実装されています。

両方のイヤホンにマイクが2つ(合計4基)実装されており、雑音をカットした快適な会話を可能にしています。
実際に仕事中には通話に使っていましたが、自然な会話ができました。声が変質したり途切れるような事もありませんでした。また片耳モードで使っている時でも、普通に仕事の通話ができました。

 

使い方

ペアリングはケースから取り出せば、初回はペアリングモードで起動します。

後はスマートホンの 設定を開き、Bluetoothから選択するだけで完了▼※再ペアリングや他のデバイスと接続したい場合、ケースに戻して左右のイヤホンを10秒間長押しでリセットとなります。赤く点滅したらリセット完了

 

操作方法

イヤホンの背中側のロゴ部分をタップする回数で操作を行います

  左(L) 右(R)
音楽操作
1回タップ 音量下げる 音量上げる
2回タップ 再生 / 一時停止
1.5秒間長押し 前の曲にスキップ 次の曲へスキップ
3回タップ 低遅延モード切替 音声アシスタント
Siri、OKグーグル起動
通話
2回タップ 通話/電話を切る
3回タップ 通話切替
1.5秒間長押し 通話拒否

※ リセット:ケースに戻してケースのボタンを10秒間長押し。赤く点滅したらリセット完了

 

専用アプリ

SOUNDPEATS

開発:yong yang
評価(2/5)
無料

icon-itunes
 

 

専用アプリからは、イヤホンのファームアップデート、ノイズキャンセリング機能切替、パススルー機能・イコライザー最適化機能などを利用できます。

 

操作・装着感

操作性について

イヤホンを充電ケースから取り出すだけでイヤホンの電源が入り、ペアリング済みのデバイスに接続する「自動ペアリング」機能が搭載されています。

ケースから出すと「パワーオン」➡「コネクテット」の順でイヤホンから音声が流れます。私のタイミングだと耳に入れた時に、パワーオンが入りペアリングが完了するタイミングでした。

またケースに戻すと自動的に充電が開始され、ペアリングが解除されます。デバイスとの接続に関しては、余計なプロセスは必要ありません。

イヤホンの操作感については、背面のハウジング部を軽くタッチ(ノック)すれば受け付けてくれます。SOUNDPEATSの定番方式の曲操作方式です。SOUNDPEATS製品をお使いの方は、お馴染みの操作方法ですね。慣れると使い易いですが、1回タップで音量調整なので、手に持った時などに音量が変わってしまう事があります。私は、右耳のイヤホンを外して何かをした時、大音量になって驚く事があります。

 

装着感

装着感は個人差があると思いますが、軽くて圧迫感が無いのにフィットしていて気に入りました。
昼間は一日中装着しており、バッテリーが減るとケースに戻して使い続けていました。違和感や痛みはありませんでした。
夕方にはスポーツジムでも使いましたが、落ちたり緩んだりする事はありませんでした。

装着した感じは付けているのを忘れる程軽量です▼

 

斜め前から見た様子▼

 

正面から見ても耳からハミ出る事もなく自然な感じです。黒なので引き締まって小さく見えます▼

耳から外して一時停止、再装着で再生再開する機能が搭載されています。
この機能は、レジなどの会話の時に片耳だけを外せば一時停止されるので、慣れると意外と便利です。
一時停止操作➡イヤホン外し➡会話➡再装着➡再生の手間が2アクションだけで済みます。
また外している時に音楽が流れ続けてしまい、バッテリーが減っているという事態も防げます。

 

音質

mini Proは、バイオセルロース振動板採用のΦ14.2mmのダイナミックドライバーを搭載しています音質の特徴は、全音域でクリアで音の広がりが感じられ、曇りや篭りがありません。解像度もソコソコあり、音の抜けも良いです。

インナーイヤー型のイヤホンは、遮音性が低いので低音域が苦手という特性があります。しかしながらAir3 Deluxe HS はインナーイヤー型らしからぬ低音の迫力があります。低音はズンズン響くだけではなく、丁寧に楽器の特徴をしっかりとらえた弾むように低音が聴こえます。
これは恐らく、TWSイヤホンとしては大型の 14.2mmの大口径ドライバを採用しているので音圧が高く、インイヤータイプのデメリットをある程度カバーしているように感じます。

全体的なチューニングが、余計な味付けをしていないので、ジャズやクラッシック音楽などに向いていると思います。また中音域も気持ちよく鳴っているので、バンドのヴォーカルも楽器にかき消される事なくしっかりと聞き取れます。ポップスやアニソンなどの鑑賞にも良いと思います。

私はiPhoneを持ちあるいているので、AACコーデックで聴いてみましたが、試しにAndroidでLDACコーデックで聴くと、音の解像度と音圧がグィーンと一回り大きく広がる感じです。どうせ聴くならLDACがいいですね。

専用アプリでイコライザー調整も可能です

 

音切れ・音飛び・遅延

旧モデル(Air Delux)では、TrueWireless Mirroring接続に対応しており、スマートホンと強固な接続を確立できました。HSは仕様にありませんので、対応していないようです。
それでも仕事に2週間近く持ち歩いていましたが、途切れたり音飛びで気になるようなことは滅多にありませんでした。ただし、スマートホンのロックを解除した時や、通知が届く時などは一時的に途切れる事がありました。この程度の途切れは、どのイヤホンでも良くある現象なので気になりませんね。

遅延に関しては、左耳のイヤホンを 3回タップする事で、遅延を抑えた「ゲーミングモード」に切り替わります。低遅延モードで、動画を観ましたが人の口の動きと音(声)のズレを目を凝らして見ても分かりませんでした。ほぼ体感できるレベルでは遅延がありませんね。

一般的に低遅延モードは伝達距離が短いので、動画視聴やゲームプレイ時以外は、オフにしておく事を推奨されています。低遅延モードはセンシティブなようで、外出時に使うと音が途切れる事がありました。

 

まとめ・価格

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSは、インナーイヤータイプのファンには嬉しい音質の製品だと思います。
私はインナーイヤー派でAirPosd3を使う事が多く、廉価なインナーイヤータイプのTWSを使うと腑抜けた低音にガッカリする事が多いです。
その点 Air3 Deluxe HSは、しっかりと音が耳まで届いて原音再現性はかなりのものだと思います。

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの価格は¥7,180。記事執筆時はAmazon商品ページ内に1,880円引きのクーポンが発行されています。
発売当初はAmazonでのみ販売されます。その後、少し遅れて楽天などでも取り扱いを開始すると思います。
さらにメーカーの方から5%オフのクーポンコードが発行されています。併用が可能なので、最終価格は4,941円となります。

クーポンコード:A3DHSYTBR13
期限:2022年10月22日~10月29日
割引:5%オフ

 

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS
 ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.2 ハイレゾ対応/LDAC
 

※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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