百円均一ショップ「ダイソー」で販売されている「スマホ拡大スクリーン」を買ってきました（税込み220円）

この製品は、文字通りスマートホンを拡大して、動画の視聴やビデオ通話ができるアイデア商品です。7.7インチまで拡大されるので、スマホ画面が小型タブレットくらいまでサイズアップされます。

大手メディア内の「百均で見つけた」系記事では、いつものように絶賛されていました。本当に使えるのか気になったので買ってきました。

ザックリとフラッシュレビュー

製品レビュー

追記：その後ダイソーで見かけた時は、同じ製品がビニール袋に入って販売されていました

• 材質：本体/アクリル樹脂, 枠：ポリスチレン
• 製品名：200円スマホスタンド

取扱説明書は入っておらず、百均定番の箱の裏が取説を兼ねています▼

筐体

本体は折り畳み式で、うまいことコンパクトになるギミックになっています▼

スクリーンのサイズは、実測で縦 107mm  x 幅 167mm▼

スクリーンはレンズになっているので、スクリーンは中央と端では写り方が違いますが、折れや歪みはありませんでした。

レンズ表面は、ザラザラで波紋状の模様が広がっています。裏側はツルツルになっています。

枠のあちこちにバリやプラスチックのカスが付いています▼

三脚部はヒンジを開くだけ▼

2つの脚が格納されており１つはスクリーン用の支えです▼

もう一つはスマホスタンドになっています▼

また裏側には、スクリーンの高さ調整用の脚があります▼

スクリーンの高さを上げておかないと、スマートフォンが安定せずパタパタ倒れます▼

視聴テスト

4.7インチと6.3インチの2種類のスマートフォンを使って、動画を視聴してみました。

ルーペなので真正面から見る必要があり、スクリーンからの距離も限られます。
6.3インチスマホでピッタリとフルスクリーンで映すには、画面から25センチ離れて、机から目の高さは20センチ（画面の高さ調節を上げると目の高さは26センチ）

視聴中にスクリーンとの距離が変わると、画面の拡大率が変わってしまいます。でも少しは動ける余裕があります。
しかし上下左右には、少しもズレる事は許してくれません▼

光の映り込みや、レンズの屈折による虹🌈模様で見難いです。部屋の照明の位置とも相談する必要がありますね。

拡大スクリーンを使って、ネトフリで海外ドラマを視聴しました。
疲れてしまい10分も持ちません。何より動けないのが辛いし、目が疲れます。

面白いことに写真や動画が、何となく3Dチックに浮き出て見える気がします▼

スマホスタンドとしてだけではなく、読書用のルーペとしても使えます▼

このスクリーンは、ダイソーで「読書用拡大ルーペ」として使われているレンズとほぼ変わらない気がします。

分解してみましたが、レンズが動かないように耳がついていました▼

まとめ

ご存知のように百均のアイテムは有用な品物が多数ありますが、使い捨てにしかならない製品が多いですね。
中にはゴミ箱に直行した経験をお持ちの方も多いと思います。
100円なのでレシート持って返品するのも面倒ですし、ある程度は騙されたつもりで買うのが百均の正しい利用方法だと思います。

百均の製品で腹を立てるのは、きっと野暮なのでしょう。でもやっぱり今回のスマホ拡大スクリーンはダメ。お勧めできません。

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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