5月16日、中国の大手メーカー「VOYO」社の系列企業、深セン市壱号本科技有限公司(ONE-NETBOOK Technology)から発売されている、超小型 2in1 PC「OneMixシリーズ」の第三世代モデル「OneMix 3」が正式に発表されました。

「 One Mix シリーズ」は、GPD WIN / GPD Pocketシリーズが火付け役となった、いわゆるウルトラモバイルPC（UMPC)です。「 One Mix シリーズ」は、ヒンジ部が360度回転するYOGAタイプの 2 in 1筐体を採用しており、ペン入力にも対応している 独自路線のUMPCとして進化を続けており、今では元祖UMPCの「 GPD Pocketシリーズ 」を超える人気デバイスに成長しています。

One Mix 3スペック

筐体レビュー

現行モデルの2Sでは、ディスプレイが7インチ1920 x 1200 (WUXGA)画面でしたが、8.4インチの2560*1600(WQXGA)へとアップグレードされています。ちなみにUMPDの元祖、GPDの新モデル「GPD Pocket 2 Max」は8.9インチとなっています。

マグネシウムとアルミのCNC合金ボディで、先行発売された端末はシルバー▼

リーク画像ではブラックでしたが、ブラック版（OneMix 3プレミアブラック）は上位モデルです

ディスプレイサイズの大画面化により、もちろん筐体サイズもアップしています。

OneMix 2S：182 x 110 x 17mm（520g）
OneMix 3  ：204 x 129 x 14.9mm（659 g）

A4用紙にサイズを書き出してみました。サイズ感の参考に横にはKindleが置いてあります。

【インターフェイス】
USB Type-C 3.0
USB Type-A 3.0
Micro HDMI D Type
3.5mmヘッドフォン端子
MicroSDスロット
M.2スロット

ヒンジは360°回転するいわゆるYOGAタイプでタブレット、ラップトップPCの2 in 1型
スタイラスペンの筆圧は、従来の2,048段階から4,096段階へと向上しました▼

USB PD（ USB Power Delivery）対応▼

指紋認証によるロック解除機能は、スペースキー横からキーボードの右上に移動になりました▼

２Sでは廃止されていたキーボードのバックライトが復活しています▼

メーカー公式のプロモーションビデオ▼

性能レビュー

CPUは現行モデル(2S)と同じIntel第８世代 「Core M3-8100Y」を搭載しています。OneMix 2Sでは、CPUやカラー、メモリー、SSD容量の違うエディションが次々と発売されています。先日も Core i7-8500Y搭載のハイエンドモデル「OneMix 2S Platinum Edition（プラチナ・エディション）」を発表したばかりです。OneMix 3でもとりあえず標準モデルを「Core M3-8100Y」として、派生モデルが発売されると予想されます。ちなみに「OneMix 3プレミアブラック」は、CPUはシルバーと同じM3-8100Yですが、LTE（4G）に対応するモジュールが別売り予定で、標準価格が１万円高く設定されています。
内部ストレージは、SSD 256 GB。OneMix３からは、新たにM.2スロットで拡張できるようになりました。

OneMix 3 発売日・価格

気になる価格は、「One Mix 3シルバー」が129,800円、「One Mix 3プレミアムブラック」が139,800円。ECサイト各社では、シルバーモデルのみプレセールを開催しています。セール価格は、一律85,000円前後。出荷開始予定日は、2019年6月-7月1日の間となっています。

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タカシ

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