2018年 9月~10月の段階で「中華タブレット」と「中華ラップトップ・パソコン」の人気端末を集計してみました。
面白いことに、どちらも人気が1機種のみに集中しており、売り上げ台数の7割以上を独占している状態でした。
意外な結果でしたので急遽、人気2トップ端末をご紹介してみようと思います。
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中華ラップトップ部門【1位】Teclast F5 Laptop
Teclast F5 Laptop スペック
OS | Windows 10 Home OS |
---|---|
CPU | Intel Gemini Lake N4100 |
GPU | Intel HD Graphics 600 |
ディスプレイ | 11.6 インチ 1920 x1080 |
メモリー | 8 GB DDR |
内部ストレージ | 128GB SSD |
カメラ | 前面カメラ:2.0MP |
microSD スロット |
あり |
Bluetooth | 4.2 |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n/ac |
バッテリー | 3,850 mAh |
インターフェイス | USB Type-C MicroUSB ミニHDMI 3.5mmステレオジャック |
サイズ | 27.4x 18.1x 1.2 cm |
重量 | 約 980 g |
その他 | – |
ディスプレイは11.6インチ、解像度1920 x1080(FHD)で視野角178°のIPS液晶を採用。
タッチスクリーン対応▼
Teclast のFシリーズは、ヒンジ部が360°回転できるのが特徴のラップトップPC。タッチスクリーンを採用しているので、タブレットとしても使えるマルチユースのデバイスとなっています。
用途によって様々なモードで使えるのがF5の特徴です▼
「Teclast F5 Laptop」は、CPUにIntel Gemini Lakeを搭載した11.6インチ画面の端末で、既にリリースされている13.3インチ画面端末「Teclast F6 Pro」の下位モデルとなっています。搭載されているCPUの Intel Celeron N4100 はGemini Lake世代の Nシリーズ で、格安ノートパソコン向けに開発されたWi-Fi内蔵 CPUです。性能は抑えめだが消費電力が少ないというメリットがあります。 前世代のApollo Lakeに比べ 30 % 処理能力が上がり、YouTubeやNetflixといった動画視聴が快適になっています。
決して高スペックではありませんが、メール・ネットでの調べ物、資料作成などのビジネスユース・動画視聴程度なら十分なスペックです。電源はMacBook Pro同様にUSB-C PD (USB Power Delivery) に対応していますので、邪魔で大きい専用のACアダプターを持ち運ぶ必要がありません。
【 販売価格の目安 】
標準価格は約5万8000円。セール時のお買い得価格は3万6,000円~3万8,000円
【GearBest販売ページ】(クーポン情報)
人気の中華ラップトップ・パソコンまとめ
絶大な人気の「Teclast F5」ですがは、ラップトップPCというより “Windowsタブレット” としても使える「ネットブックPC」といったマルチユースのデバイスです。日本国内で販売されている11.6インチの平均的なネットブックは、内部ストレージ 32GB+メモリー 2GB程度の低スペックです。一方「Teclast F5 」は、ほぼ同価格でストレージ 128GB+メモリー 8GB、それに加えてタブレットとしても使えます。この仕様を比較したただけでもコストパフォーマンスの高さが際立ちます。
Teclast F5 が売れる少し前までは「ALLDOCUBE Mix Plus」が圧倒的な人気端末でした。この2つのデバイスの共通点は、ペンタブとしても使えるという事です。中華ノートを 廉価でオールマイティなペンタブ として使う事が流行しているのかもしれません。画面13.3インチの「Teclast F6 Pro」という上位モデルもありますが、人気はボチボチといったところです。
ちなみにタブレット変形しない通常の中華ノートでは、「Jumper EZBOOK 3 PRO」がロングセラー継続中です。3万円強で6GB RAM + 128GB SSD搭載の「Teclast F7」もジワジワ人気が出てきました。
ハイエンド機は「Xiaomi Mi Notebook Air」のCore i7 + GeForce MX150 版が強いです。このスペックで約 10万円 (セール価格) で買えるので、非常にお得感が高い端末です。
中華タブレット部門【1位】Chuwi Hi9 Air
Chuwi Hi9 Airスペック
OS | Android 8 |
---|---|
CPU | MTK6797 Helio X20 Deca Core |
RAM / HD | 4G / 64G |
ディスプレイ | 10.1 inch 2560*1600 pixels |
Bluetooth | 4.2 |
WI-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
バッテリー | 8,000mAh |
MicroSD | 最大 128GB |
対応バンド | WCDMA: 1/2/5/8 LTE: 1/2/3/5/7/8/20/40 |
サイズ | 24.17 x 17.20 x 0.79 cm |
重量 | 550 g |
画面はSharp製の10.1インチの2.5Kスクリーン。大型ディスプレイタブレットです▼
SoCにMediaTekの MTK6797(Helio X20) Deca Coreを搭載した、ミドルハイレンジの端末となっています。公式に発表されているAntutuベンチマークのスコア(v7)は92,882。Helio X20は2016年発売のハイエンド向けの10コアのプロセッサーとなっていますが、価格に対して高い処理性能が得られることから、最近の中・低価格帯のタブレットには積極的に採用されているプロセッサーです。Hi 9 Airでも高いコストパフォーマンスを実現していますね。
これだけの画面解像度と処理能力があれば、ゲーム専用端末としても十分に活躍できるでしょう。
LTEに対応していますので、ワンコインSIMを挿しておけば どこでもゲーム が楽しめますし、強力なGPS測位システムを搭載していますので、カーナビ代わりにも使えそうですね。またディスプレイが10インチありますので、Bluetoothキーボードを持ち歩けばビジネス文書作成なんかにも使えそうです。
【 販売価格の目安 】
標準価格は約 2万 7,000円。セール時のお買い得価格は 2万~2万1,500円
【GearBest販売ページ】(クーポン情報)
【Banggood 販売ページ】(クーポン情報)
人気の中華ラップトップ・パソコンまとめ
中華ラップトップの「Teclast F5」同様に、中華タブ部門では「 Chuwi Hi9 Air 」! コレしか売れないという程に人気が集中しています。
8.4インチ画面モデルでLTE対応の下位モデルの「Chuwi Hi9 Pro」も注目を集めています。とはいっても Hi9 Airの 2割り程度の売れ行きです。
同様に4G対応タブ「Teclast T20」なども売れていますので、大画面タブに格安SIMを挿して外に持ち出して使う方が増えてきたのかもしれません。
実は私も長期入院中の知人に頼まれて「 Chuwi Hi9 Air 」を差し入れしました。モバイルルーターで接続して、DTVやAmazon TVを見まくるそうです。
コストパフォーマンス的には「Xiaomi Mi Pad 4( 32GBモデル)」。Snapdragon 660搭載してAntutuベンチマーク 12万超えで約 2万円で買える事から注目されているようです。
中華ノート・中華タブレット共に、私の予想の斜め上を行った結果でした。どちらも少し特殊な端末ですが、接戦では無くぶっちぎりのトップ!驚きました。
タカシ
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