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1万円以下で完全ワイヤレスイヤホンの欠点を補完する多くの機能を詰め込んだBTイヤホン「GLIDiC(グライディック) Sound Air TW-5000 」【レビュー】

ソフトバンク コマース&サービスより12月1日に、完全ワイヤレスイヤホン「GLIDiC Sound Air TW-5000」が発売になりました。

このイヤホンは1万円を切る価格にも関わらず、あらゆる機能が満載された痒い所に手が届くBluetothイヤホンとなっています。専用のケースから出し入れするだけで電源ON/OFF、完全ワイヤレスタイプのイヤホンにも関わらず、音楽制御をイヤホンのマルチファンクションボタンでフルコントロールする事が可能です。スペックが非常に魅力的でしたので、発売日の当日に購入して1か月近く使い倒しました。

今回はGLIDiC Sound Air TW-5000(以下 TW-5000)の使用感などをレビューしてみます。

GLIDiC Sound Air TW-5000 スペック

内蔵電池:リチウムポリマー電池3.7V 55mAh
ケース内蔵電池:リチウムポリマー電池3.7V 420mAh
ドライバーユニット : ダイナミック型φ6mm
対応コーデック:SBC, AAC
対応コンテンツ保護:SCMC-T
再生周波数帯域 : 20Hz ~ 20kHz
Bluetooth® 規格 : [本体]Version 4.2
通信距離:約10m
登録デバイス数 : 最大8台
音楽再生時間:約3時間
充電時間 : 約 1.5 時間、ケース約2時間
質量 : 片側 約5.0g
外形寸法:25 * 17 * 23mm
ケース寸法:42 * 42 * 32(高さ)mm

【セット内容】TW-5000イヤホン本体 x 左右各1
専用ケース兼充電器 x 1
MicroUSB充電ケーブル x 1
イヤーパッド (S/M/L/LL各2)
取扱説明書 x 1
簡易マニュアル x 1

※箱から出す開封の儀は撮影し忘れました 😥

製品レビュー

イヤホンは小型・軽量▼

 

 

左右にマルチファンクションボタンが1個のみ▼

 

イヤーピースを外したベース部は太くないので耳の穴が小さい人でも大丈夫▼

 

イヤーピースは4段階のサイズが入っています▼

 

専用のケースも小型設計▼

 

置くだけで電源が切れ充電が始まります▼1.5時間でイヤホンが満充電になり2回充電する事が可能

ケースはMicroUSBケーブルを使い2時間で充電が完了▼

 

通話テスト

このイヤホンには通話機能が実装されています。LINEの「通話テスト」機能を使って内蔵マイクの感度と通話音量を試してみます。

マイクがイヤホン(右)に内蔵されているので耳元に来てしまいます。しかしながらMEMS(高感度小型マイク)とデジタルエコーキャンセリングを搭載していますので、完全ワイヤレスイヤホンにしては優秀な方だと思います。何度も実際に通話していますが、室内であれば問題なく通話できています。

 

TW-5000機能

TW-5000の一番の魅力は「完全ワイヤレスイヤホンを使っている人が感じている不便さ」を解消する豊富な機能です。特に便利な機能は、ケースから出しただけでイヤホンの電源がオンになり、ペアリングしている端末との接続まで完了します。

ケースから出すだけで電源ON, さらに端末へも接続完了▼この機能はAirPodsなどのハイエンドモデル特有の機能で、低価格帯のイヤホンで実装している製品はほとんどありません。

一般的に完全ワイヤレスイヤホンは、イヤホン部での操作が限定的で、再生/曲送り、通話/終話しか付いていません。一方 TW-5000は、曲送り/曲戻し、ボリューム調整など、スマホを開かずに音楽の操作ができます。

機能の有無を一覧リストにしてみました▼

 機能  有無
ケース出し入れ電源ON/OFF
ケース充電
ケースのモバイルバッテリー機能※ X
再生/一時停止
曲飛ばし/曲戻し
早送り/戻し X
ボリューム調整
耳からの離脱
一時停止/再生
X
 ノイズキャンセル X
ANC切り替え機能 X
 防滴・防水 X
マルチペアリング 8台
マルチポイント X
通話
通話終了
通話拒否
リダイヤル X
SCMC-Tコンテンツ対応
音声アシスタント起動
Siri/Googleアシスタント
外音取り込み機能 X
ハイレゾ音源対応 X
Apt-Xコーデック対応 X
アプリでイヤホン位置確認 X
心拍数測定 X

※「ケースのモバイルバッテリー機能」とはケースがモバイルバッテリーとしても使え、外部機器にも給電できる機能のこと

 

私は取説を失くす事が多いので、備忘録として操作方法をメモっておきます

【曲操作】
(左右のイヤホンのマルチファンクションボタン)▼

操作   L R
再生 どちらか1回押す
 停止  2回押す
次の曲へ   長押し
前の曲へ 長押し  
ボリューム上げる   1回押す
ボリューム下げる 1回押す  

【通話】

操作   L R
 電話を受ける どちらか1回押す
 通話終了 どちらか長押し
通話拒否   どちらか長押し

【音声ガイダンス】
音楽停止時、どちらかを長押し

 

使用感

耳へのフィット感が良いので、電車に間に合わない時など走っても落ちる事がありませんでした。サイズもコンパクトで目立たずお洒落で「耳から何かを出している」ようには見えません。

この画像を見て白を購入しました▼室内での使用は音切れ・音飛びはありませんが、外出先では音切れする事があります。だからと言って多い方では無く、満員電車などの人混みでは仕方ないのかもしれません。音の遅延は動画を観ていると少し感じる事があります。

 

音質

このイヤホンの機能の便利さが病みつきになり、20日以上毎日TW-5000だけを使い続けています。
綺麗なクリアサウンド系で 派手なドンシャリのような音質ではなく、長時間聴いていても疲れません。しかし残念な事に低音域が弱く、楽曲によっては物足りなく感じます。AACコーデック対応なのでiPhoneユーザーにはベターだと思います。
またノイズキャンセル機能が付いていないので、電車や人混みなど雑音の多い環境が苦手です。ただし最近のハイエンドBTイヤホンは、音源が変質するノイズキャンセルを嫌って付けない傾向にあります。個人的にはノイズキャンセル無しに慣れると、自然な音が心地よく感じるようなりました。

 

まとめ

SpotifyのCMなどでも「完全ワイヤレスイヤホン、グライディック!!」と大々的に宣伝していますね。かなりの人気でAmazonでも入荷するとすぐに売れてしまっています。

正直言うと、機能に目がくらみガマンして使っている 部分が無い訳ではありません。しかし低音が苦手でライトなサウンドも, 耳慣れしてくると嫌いじゃなくなるから不思議です。ノイズキャンセリング機能は無い音質に慣れましたが、やはり騒音の大きい場所では欲しいですね。欲を言えばANCスイッチがあると最高です。
結論として。完全ワイヤレスイヤホンの欠点を補完する便利機能付き!という魅力には抗えません。今まではバックからiPhoneを出すのが面倒で、曲送りを諦めて聴きたくない曲を耐えていましたし。その苦行に比べれば、少し位の音質の弱さは苦になりません。しばらく使い続けていくと思います。
価格は¥9,865とギリギリ1万円を切る憎い価格設定になっています。

 

 

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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