中国のスマートホンメーカー「Elephone 」より、SIMフリースマートフォン「Elephone U3H」が発売されました。

Elephone U3Hは、プロセッサーにHelio P70を搭載したミドルレンジクラスのAndroid端末です。
搭載するメモリー(RAM)が 8GB、内部ストレージ256 GBと余裕のスペックで、2万円台前半というお買い得端末です。

Elephone U3Hスペック

筐体レビュー

ディスプレイは、パンチホール内にフロントカメラを埋め込んだデザイン。画面占有率が91.38パーセントと全面ディスプレイに近づいています。1,080 x 2,340(FHD +)解像度TFT液晶を採用しています。

カラーバリエーションは、パープルとブラック、ブレスクリスタルの3色。パープルは128GBモデルのみのカラーのようです。

生体認証は背面の指紋認証に加えて、簡易顔認証システムにも対応しています。

NFCに対応しているのでGoogle Pay などの非接触決済の利用が可能です。しかしながらFelica未対応なのでモバイルSuicaやおサイフケータイ機能は利用できません（8+256GBモデルのみ）

カメラ

リアのデュアルカメラは、Sony イメージセンサーIMX582 採用の 4,800万画素(F/2.2)のメインカメラと500万画素の深度撮影用ToFレンズの構成となります。

クリア・ダークモード2.0により、暗所でも明るくクリアな写真撮影が可能です

前面のパンチ穴部には2,400万画素の広角カメラを搭載。AI機能で自然に美しい顔補正が可能で、背景をぼかした美しいセルフィ撮影ができます。

内部スペック

MediaTek の最新SoCのHelio P70を搭載しており、公表されているベンチマークは、Antutu7.1で約14万のミドルレンジ端末。
AI処理用のAPUをマルチコアで搭載しており、マルチコア＆マルチスレッド処理に関して Helio P60に比べ10%〜30%のAI処理性能が向上しています。また搭載GPUの「ARM Mali-G72 MP3」の描画性能に関しては、Helio P60に比べ13%のパフォーマンスが向上しています。

メモリは、RAM 6GB + ROM 128GBとRAM 68B + ROM 256GBの2モデルで、１TBまでの外部MicroSDカードに対応しています。

　バッテリー

3500mAhのバッテリーを搭載。充電速度は最大10Wと少し物足りない感じがします。

8+256GBモデルはQiワイヤレス充電に対応しています。

対応バンド / SIM

U3H は DSDS(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカードを２枚挿しでの運用が可能です。
※ SIM1 , 2の両スロットが4G対応なので、デュアルVoLTE待ち受けが可能です（DSDV）

ドコモ：プラチナバンド4G帯の Band19、および3G帯のプラスエリアバンドB6に対応していません。そのため山間部や郊外エリアでの使用は難しい地域がありますが、主要バンド4G帯のB1, B3に対応していますので街中での使用では問題ありません。

SoftBank：LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8 共に対応していますので、日本国内では快適に使えます。

AU：AUのSIMを挿しての使用には対応していません。

価格・販売サイト

Elephone U3Hの標準価格は＄299.99、実売価格は＄209から＄250程度。海外ECサイトでは 8GB + 256GBのみ取り扱っています。

ECサイト/割引クーポン

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

最新記事 by タカシ (全て見る)

• 8K撮影とハンドジェスチャー対応になった360度カメラ「Insta360 X4」発売！X3との比較 - 2024年4月18日