防犯情報は地域や学校からの「防犯メール」で知ることができますので、登録して防犯情報を受け取っている方も多いと思います。
「防犯情報」は、お子さんをお持ちの親御さんや女性にとって、リアルタイムでの危険な地域や時間帯を知る事ができる大切な情報源となっています。
しかしながら単発で届く「防犯メール」だけでは立体的な情報として把握する事が困難で、同一犯の可能性がある事案が関連付ける事が難しいのが現状です。
そこで「Yahoo! MAP」アプリに搭載された新機能「防犯マップ」の活用法について解説したいと思います。この防犯マップ機能を使えば、近隣や学校・公園・塾などの動線付近での防犯マップを複合的に把握する事が可能です。
Yahoo! MAP
Yahoo! MAPはブラウザ上での利用も可能ですが、「防犯マップ」機能はアプリ版のみに搭載されています。
開発:Yahoo Japan Corp.
評価:
無料
防犯マップの表示方法
マップを開いたら防犯マップを表示したい地域を開きます(地図の縮尺は結構広域でも表示できます)
次に左上のレイヤーボタンをタップ▼
「地図表示設定」より「防犯マップ」をタップ▼
Yahoo防犯マップが表示されない時の対処法:「Yahoo! MAP」アプリのバージョンが古い事が考えられます。
App Store/ Google Play Storeで最新バージョンにアップデートしてください
マップ上の事案が起こった位置にアイコンが表示されます▼
アイコンをタップすると防犯マップの詳細情報を確認する事ができます▼
アイコンの情報と分類に関しては、痴漢、暴行、強盗、声かけ、わいせつ、事故など9種類▼
防犯マップが通知されない時の対処法
防犯マップは現在位置と自宅に登録した地域5km以内で、新しい情報が追加されると通知されます。
通知が届かない時には、設定よりYahooアカウントにログインした状態で「通知設定」から「通知のオン・オフ」をオン。
防犯マップの通知をオンにします▼
あとがき
私のスマートホンには、子供の学校からの「防犯メール」から事案が届きます。しかしながら学校からの防犯メールは、学区のみの情報なので限定的な情報で子供の動線は網羅されません。
地域の防犯メールにも登録していた事があるのですが、今度は広域すぎて不要な情報が多く止めてしまいました。しかも我が家は2つの区の境界付近なので、大通りを渡った隣の区の防犯情報は届かないので役に立ちませんでした。
また一昨年、近所の知人の娘さんがマンションのエレベーターで痴漢に会い警察を呼んだ事件がありました。その時、警察の方が「最近この辺りでは、マンションのエレベーターに一緒に乗り込む痴漢が多発しています」と話されていたそうです。防犯メールでは送られて来た事案だとは思いますが、近所の人は誰一人知らなかったそうです。この事案を「防犯マップ」で知っていれば、夜に知らない住人と同じエレベーターに乗らないので避けられた犯罪だったと思います。
私は「Yahoo! MAP」の防犯マップ機能が搭載されてから使っていますが、知りたい地域の防犯情報のみが得られて助かっています。これで明らかに同一人物の犯行のわいせつ事案が繋がりました。また子供の塾への道は人通りの多い道を選んでいますが、男児にツバを吐く事案が多発している地域を通るのでバス通学に変えました。防犯マップは、小中学生や若い女性の親は必須のアプリです。それ以外にも空き巣などの情報源としても便利ですよ。
今回ご紹介したアプリ▼
【Yahoo! MAP】
開発:Yahoo Japan Corp.
評価:
無料
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