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ノッチ画面のアウトドアスマホ登場「Ulefone Armor 5」性能・カメラ・スペックレビュー

中国のスマートホンメーカー Ulefone より新端末『 Ulefone Armor 5 』が発売されました。

同社のアウトドア向けスマートホン「Armor シリーズ」の最新モデルで、IP68の防水・防塵規格に合格したタフネス端末になっています。
前モデルが『 Ulefone Armor 2 』なので、Armor 3、Armor 4を飛ばして一気に5のリリースとなりました。
Armor 5はアウトドアスマホ初のノッチ画面(切り欠け)を採用し、画面占有率91%の 5.85 インチの大画面デバイスです。またアウトドア仕様のモデルにも関わらずゴツゴツしたプロテクターを廃止し、スタイリッシュなデザインに変更したのが印象的なモデルです。Qiワイヤレス充電対応、Face Unlock(顔認証)など、実践的なアウトドアユースを強く意識した端末に仕上がっています。

Ulefone Armor 5 スペック

【Ulefone Armor 5 仕様】

OS Android 8.1
SoC  MT6763 (Helio P23)
Octa-core
ディスプレイ  5.85 インチ
720 x 1512 Pixcels
RAM 4 GB
ROM 64 GB
カメラ フロント: 8.0MP (SW:13MP)
リア: 13MP (SW:16MP) + 5MP
microSD
スロット
最大 256 GB
SIM NanoSIM + NanoSIM
DSDS対応
認証方式 指紋 / 顔
Wi-Fi Wi-Fi 802.11b/g/n
Bluetooth 4.0
バッテリー 5,000 mAh
対応バンド  3G: WCDMA
850/900/2100
4G: FDD-LTE
B1/B3/B7/B8/B20
インターフェイス USB Type-C
 サイズ 158.3*76*12.6 mm
 重量 228 g
その他 Gorlila glass4.0 / GLONASS
NFC / Qi充電

 

筐体レビュー

Ulefone Armor 5 はディスプレイ下の物理ボタンを排除し、更にノッチを採用した事でディスプレイ占有率が非常に高く、大画面にも関わらずコンパクトボディに収まっています。堅牢な防水・防塵加工のためには、物理ボタンの排除が当然の流れなのかもしれません。

ディスプレイはゴリラガラス4.0を採用した5.85インチ画面。アスペクト比18.9:9で画面占有率が91%、解像度は 720 x 1512 と少し物足りないです▼

フレームに滑り止めグリップ加工をしたアクリルボディ(コーティング)を採用▼

端末重量は228 gと一般的なスマホよりは重くなっていますが、他のアウトドア端末は250~270gとなっていますので、タフネス端末の中では軽量設計となっています。またアウトドアスマホは、数日間の無給電使用を意識していますので大容量バッテリーを搭載する事が多く、本体プロテクター + 大容量バッテリー + 防水加工で自然と端末が重くなります。

 

従来のアウトドアスマホに比べてスタイリッシュなデザインです。
参考:前モデルのUlefone Armor 2▼

IP68の防水・防塵性能の端末になりますので「水中カメラ」としても使えます▼※ 防水・防塵規格「IP68」とは「粉塵からの完全保護 + 水面下で使用が可能」とされています。

カラーはブラックとブルーの2色▼

NFC機能も搭載されているので モバイルSUICAやGoogle Payなども使えます▼

バッテリー

5,000 mAhの大容量バッテリーが搭載されています。440時間のスタンバイ、通話なら18時間、10時間の動画再生が可能としています。

付属のケーブルを使う事で他の端末に給電する事が可能で、PC無しでのファイル転送にも対応しています▼

Qi 10Wのワイヤレス充電に対応しています。これは充電時のUSB-Cポート蓋の開け閉めによる浸水事故のリスクを減らした仕様でしょう▼

内部性能レビュー

SoCにMediatek製のP23(MT6763)を採用しており、AnTuTuベンチマークスコア(v7.0)は約 7 万~7.5万 程度のミドルクラスの端末に分類されます。またRAM4 GB、ROM 64 GBに加え、外部SDカードに対応しています。3DCGグリグリのゲームで遊ぶのは難しいですが、この程度の処理能力があれば 一般的なアプリやゲームがサクサク動きます。

OSはAndroid 8.1(Oreo)を採用しています▼

コンパスや高度計・水平器などのアウトドアツールが入ったオリジナルアプリがインストールされているようです▼

認証方式は指紋認証とFace Unlock(顔認証)の2通り。両手が離せない状況が多いアウトドアでは顔認証が役立ちそう▼

カメラ性能

Armor 5 はリアカメラに13MP (SW:16MP) + 5MPのデュアルカメラを搭載しています。f/2.4と口径が少し小さいので、暗い所での撮影が苦手そうです。

フロントカメラはソフトウェア補正13MPで美顔モード撮影が可能です▼

対応バンド / SIM

Armor 5 はDSDS(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード2枚挿しでの運用が可能です。

ドコモ:プラチナバンド4G帯の Band19に対応していません。Armor 5 はアウトドアスマホなので、山間部や郊外での使用が主目的となるので少し厳しいですね。街中での使用では問題ありません。しかしながら先日、白峰三山を縦走した時には、AU端末は山の入り口で使えなくなりましたが、試験的に持ち込んだドコモ B1 / B3のみ対応の中華スマホは、登山中に意外と電波を掴んでくれました。

SoftBank:LTEバンド1,3,8 に対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。

AU:AUのSIMを挿しての使用は対応していません。

対応バンド:
3G: WCDMA
850/900/2100
4G: FDD-LTE
B1 / B3 / B7 / B8 / B20

まとめ / 価格

旧モデルの Ulefone Armor 2に比べノッチを採用した大画面化や、顔認証機能、NFC、Qiワイヤレス充電に対応するなど、業界トレンドに即したモデルチェンジとなっています。
しかしながら Armor2 はドコモのプラチナバンド(B19)に対応しており、ディスプレイは5インチに留まりますが画面解像度は 1920*1080ありました。またゴツゴツしたプロテクターがあるのでケース無しでも画面やカメラレンズを保護できる安心感も魅力のひとつでした。また Armor 5 の類似 アウトドア端末に「Vernee V2 Pro」(実売約3万円)がありますが、あちらはドコモB19対応で画面解像度 2160 x 1080、21MPの高画質のカメラも搭載していますのでArmor5 が随分と見劣りしてしまいます。色々と惜しいモデルチェンジになってしまいましたね。

発売当初 Ulefone Armor 5は Banggoodの独占販売となっています。記事掲載時の価格は¥21,563 となっています。

【Banggood】Ulefone Armor 5

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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