3大キャリアからリリースされた新ブランド(料金プラン)、NTTドコモ「ahamo」、ソフトバンク「LINEMO」、au「povo」は、手続きをオンライン化し、提供するサービスを絞り込むことで低料金を実現しています。
中でも3月17日にサービスを開始した、ソフトバンクのLINMOのに関して、ドコモのahamoと比較しつつ注意点を解説します。
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ahamo vs LINEMO
ahamo | LINEMO | |
---|---|---|
月額料金 | 2,700円(税抜) | 2,480円(税抜) |
解約 | 違約金なし | |
申し込み | ネット/店舗無し | |
月間データ容量 | 20GB (超過後速度は最大1Mbps) |
|
5分以内の国内通話 | 無料 5分を越えた場合は20円/30秒 |
500円/月 (税込550円/月) |
通話かけ放題オプション | 1,500円/月 (税込1,650円/月) |
|
通信回線 | 4G/5G | 3G/4G/5G |
通話回線 | VoLTEのみ |
|
データ容量追加購入 | 1GB / 500円 | |
海外ローミング | 月の20GBデータ容量 海外82の国々・地域で共有 |
別料金 |
キャリアメール | 利用不可 | |
SMS | 3円/1通 |
海外ローミング
ahamoは、月間20GBのデータ量に海外ローミングの容量が含まれており、追加料金なしで利用する事ができます。
一方LINEMOは「無料」と書かれているが、これはサービスの利用に料金がかからないということで、ahamoの「国際ローミングを月間20GBのデータ量に含む」と同じ意味ではありません。
通話料金はソフトバンク・ワイモバイルと同額の従量課金制(料金はエリアや現地キャリアによって異なる)、データ通信量金はソフトバンクの「海外パケットし放題」(1日最大2,980円)が適用されます。
現在はコロナ禍で海外渡航の機会は少ないと思いますが、海外でも利用予定の方は注意が必要です。
通話オプション
ahamoとLINEMOでは、通話のかけ放題機能はオプションという形で選択できます。
ドコモの「ahamo」(税込2,970円/月)には、標準で5分以内のかけ放題オプションが含まれています。しかしながらLINEMOの月額料金には、通話料金が含まれていません(税抜20円/30秒)
ちなみにLINEMOは、加入直後のサービス期間(1年間)は、5分かけ放題の「通話準定額オプション」(税込550円/月)が無料のキャンペーンを実施しています。
月額料金はLINEMOの方が 220円安いですが、5分以内の通話かけ放題の準定額オプションを付けた料金では、税込みでahamoが2,970円/月、LINEMOの 3,278円/月と割高になります。
定額かけ放題プランは、ahamo、LINEMOともに税込 1,650円/月。サービス期間(1年間)が1,100円/月と同額です。
セット端末
サービス加入時に購入できる「セット端末のスマートフォン」に関しては、ahamoは少ないですが用意されています。しかしながらLINEMOの方はありませんので、別途シムロック解除した端末かシムフリー端末を用意する必要があります。
また、LINEMOで利用する端末は、ソフトバンクやワイモバイルの端末であってもSIMロック解除が必須です。またLINEMOは、動作確認済みの端末が少ないので、特にAndroid端末は注意が必要です。
ahamoとLINEMOはキャリア決済に注意
NTTドコモは「spモード コンテンツ決済サービス(docomo spモード決済)」、ソフトバンクは「ソフトバンクまとめて支払い」として、携帯電話料金と合算で商品などの代金を支払うことができる決済サービスを利用できます。
しかしながら、ahamoとLINEMOではキャリア決済が利用できません。
そのため、現在キャリア決済で加入しているサービス、サブスクリプション契約は、継続課金登録はすべて解約されます。
ちなみに、auの「povo」は「auかんたん決済」を引き続き利用可能です。
例えば、THE YELLOW MONKEYの公式ファンクラブは、ファンクラブの利用料金決済ができないと自動退会となるため、クレジットカードやコンビニ払いなどに決済方法を変更するよう呼びかけています。
《重要》3キャリアの新料金プランをご検討中のお客様へhttps://t.co/7eGb32t54u
— THE YELLOW MONKEY (@TYMSproject) March 4, 2021
LINEMOのメリット
ahamoと比較して、デメリットばかりを列記していましたが、LINEMOにも有利なサービスが料金に包括されています。
LINE通信がカウントフリー
LINEのトークや通話で使ったデータ通信は、カウントされません。ビデオ通話も対象です。
ニュース記事の閲覧やトークでの位置情報の共有、LINEライブ、スタンプショップ、などはカウントフリーの対象外となります。
LINEスタンプが使い放題
700万種類以上の対象クリエイターズスタンプ・絵文字が使い放題のサブスクリプションサービス「LINEスタンプ プレミアム」が無料で使えます。
スタンプのみは月額240円(税込)、スタンプ・絵文字は月額480円(税込)で使い放題というサービス。
これは同額のポイントを付与される実質無料という内容となります。
内容は「LINEMOを契約の上でLINEスタンププレミアム(ベーシックコース/デラックスコース)をご加入中の方にLINEポイント240ポイントをプレゼント」となっているので、デラックスプランは実質も無料とはなりません。
ちなみにキャンペーン期間中有効となっていますので、永続的なサービスとなるかは不明です。
共通のデメリット
支払いはクレジットカードのみ
キャリアメール非対応
留守番電話・転送電話サービス非対応
ファミリー割引、光回線とのセット割は適用外
Apple Watchのセルラー通信に非対応
SOFTBANKから移行した場合Yahoo!プレミアムが別料金(LINEMO)
➡ LINEMO
タカシ
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