中国のパソコン・タブレットメーカーBMAX(ビーマックス)より、Androidタブレット「MaxPad i10」が発表されました。
この端末は、10.1インチのディスプレイを搭載した大型画面のタブレットです。今人気の1万円台のタブレット「Teclast M40」や「Alldocube iPlay 40」で使用されているSoC「Unisoc T618」の低クロックモデル「UNISOC T610」を搭載。コストパフォーマンスを追求した、お買い得モデルとなっています。
BMAX MaxPad i10 スペック
OS | Android 10 |
---|---|
SoC | UNISOC T610 |
GPU | Mali-G52 MP2 |
ディスプレイ | 10.1 インチ 1920 x 1080 ピクセル IPS液晶 |
RAM | 4 GB |
ROM | 64 GB |
外部MicroSD | 最大 2 TB |
リアカメラ | 500万画素 |
フロントカメラ | 200万画素 |
防水 | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
GPS | GPS / Galileo |
Bluetooth | 5.0 |
対応バンド | GSM: B2/3/5/8 3G WCDMA: B1/B5/B8 4G FDD-LTE: B1/2/3/5/7/8/20 TDD-LTE: B4/38/39/40/41 |
バッテリー | 6,000 mAh |
サイズ | 幅:164 mm 高さ:245 mm 厚さ:8.8 mm |
重量 | 504 g |
筐体
ディスプレイは 10.1インチのフルHD画質(1980 x 1080)。アスペクト比は16:10▼
アルミボディを採用しており、厚さ9mmで軽量。としていますが一般的な重さですね▼
カメラはアウト500万画素、インカメラ200万画素▼
スピーカーは、リアルステレオの2スピーカーを搭載しています。
内部レビュー
搭載するプロセッサーは、Unisoc T610。製造プロセスは12nm FinFETを採用、CPUは2 x ARM Cortex-A75(1.8GHz) + 6 x ARM Cortex-A55(1.8GHz)。積んでいるCPU、GPUは、上位モデルのT618と同じ構成ですが、CPUの周波数はパフォーマンスコア(ARMCortexA75)が0.2GHz減少、GPUの周波数は235.6MHz少なくなっています。
搭載モデルが少ないので、Antutuベンチマークスコアは不明です。T618のスコアが総合で約 21~22万ポイントとなっていますので、約18.5万~20万ポイント程度のエントリーモデルと予想されます。メモリー構成は、 内部ストレージ64 GB、RAM 4GB を搭載、外部SDカードにも対応していますが、容量は未公表です。
UNISOC 搭載タブレット3機種比較
プロセッサーにUNISOC T618を搭載した、人気の高コスパ中華タブレット3機種「BMAX MaxPad i10」「Alldocube iPlay 40」「Teclast M40」のスペックの違いをまとめてみました
BMAX MaxPad i10 | Alldocube iPlay 40 | Teclast M40 | |
---|---|---|---|
OS | Android 10 | ||
SoC | UNISOC T610 | UNISOC T618 |
|
GPU | 10.1 インチ 1920 x 1080 ピクセル IPS液晶 |
10.4 インチ 2000 x 1200 ピクセル IPS液晶 |
10.1 インチ 1920 x 1200ピクセル IPS液晶 |
GPU (周波数) |
Mali-G52 MP2 (614.4MHz ) |
Mali-G52 MP2 (850MHz ) |
Mali-G52 MP2 (850MHz ) |
RAM | 4 GB | 8 GB | 6 GB |
ROM | 64 GB | 128 GB | 128 GB |
外部MicroSD | 対応 容量不明 |
最大 2 TB | 対応 容量不明 |
リアカメラ | 500万画素 | 800万画素 | 800万画素 |
フロントカメラ | 200万画素 | 500万画素 | 800万画素 |
スピーカー | 2個 | 4個 | 2個 |
3.5mm イヤホンジャック |
あり | なし | あり |
防水 | 非対応 | ||
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac | ||
GPS | Galileo | Beidou / Galileo / Glonass | GLONASS/BDS/GALILEO |
Bluetooth | 5.0 | ||
対応バンド | 省略 | ||
バッテリー | 6,000 mAh | ||
サイズ | 幅:164 mm 高さ:245 mm 厚さ:8.8 mm |
幅:157.9 mm 高さ:248.1 mm 厚さ:8.3 mm |
幅:163.9 mm 高さ:243.5 mm 厚さ:9.3 mm |
重量 | 504 g | 474 g | 529 g |
価格 | $159.99 | $229 実売価格:$179 |
$179 実売価格:$169 |
対応バンド
2枚のSIMカードスロットを搭載しており、両方を活かしたデュアルVoLTE待ち受けに対応しています。
ドコモ:4G帯(LTE)主要バンドであるB1、東名阪の高速通信バンドB3に対応していますので、都市部での使用は問題ありません。しかしながら 高い建物の影や地下、郊外に強いプラチナバンドB19には非対応です。また3G帯のプラスエリアB6には未対応なので、僻地や山間部で若干電波が掴みにくくなります。
SoftBank:バンド(LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8)にも対応していますので、日本国内でも快適に使えます。
AU:主要バンドのB1に対応していますが、プラチナバンドB26(18を内包) に未対応なので、ごくごく狭いエリアでの使用に限られます。また通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMには未対応となります。
【 対応バンド 】
GSM:
B2/3/5/8
3G WCDMA:
B1/B5/B8
4G FDD-LTE:
B1/2/3/5/7/8/20
TDD-LTE:
B4/38/39/40/41
BMAX MaxPad i10価格・まとめ
「Alldocube iPlay 40」「Teclast M40」と比べると、スペック的に微妙に劣っている点が多いですが、通常使用で大きな差は感じられない程度だと思います。SoCの処理性能を活かす上で、メモリー(RAM)が 4 GBという点が少し不安材料になるかもしれません。
価格に関しては、3機種の中で一番低価格なので、コストパフォーマンスを追求した結果でしょう。
BMAX MaxPad i10 の価格は、159.00ドル。Banggoodでは、現在プレセールを開催しています。記事執筆時は、入荷待ち(Arrival Notice)となっていますが、近日発売予定です。
商品名 | クーポン | 価格 | 期限 |
---|---|---|---|
BMAX MaxPad i10 |
プレセール | $159.99 | – |
タカシ
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