先日、揺らしてスマホの歩数を稼ぐガジェット「中華振り子(スイング/スマホスインガー)」の レビュー記事を公開しました。しかしながら、前回買った前後に揺れる「縦揺れ式」は磁石を使うので、スマートホンへの磁気ダメージが怖いです。長期間使うと危なそうな気がします。
でも中華振り子は便利で、使い始めるとやめられなくなります。
そこで磁力を使わないで左右に揺れるタイプの「横揺れ式」中華振り子を購入してみました。
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中華振り子とは
一応、中華振り子について簡単に解説しておきます。
ドラゴンクエストウォーク(以下:ドラクエウォーク)やポケモンGOのように、実際のフィールドを移動しながらプレイする位置情報RPGアプリが次々とリリースされています。
また最近は、スマホの歩数がカウントされるだけでポイントや景品、Amazonギフト券などがゲットできる「ウォーキングアプリ」も次々とリリースされており、スマートホンを持って歩けば歩くほど色々なアドバンテージが得られるゲームやアプリが登場しています。
そんな中、スマートホンを揺らして歩数をカウントする「中華振り子(スイング)」と呼ばれるガジェットが注目されています。
ポケモンGOは、自動タマゴ孵化装置として卵が割り放題、相棒アメがどんどん貯まります。ドラクエウォークは、「DQウォークマイレージ」の歩数ポイントが稼げます。
しかし「アプリはGPSを使って移動距離をカウントしているので、揺らしても無意味では?」という疑問があると思います。
例えばポケモンGOでは、アプリを起動している時にはGPSを使用して距離を計測していますが、アプリを起動していない時には加速度センサーを使って歩行距離を計測しています。
私も中華振り子を使ってみましたが、試した10以上の歩数カウント系のアプリは全てカウントされる事を確認しています。
横揺れ式 中華振り子
開封レビュー
Amazonで販売されている一般的な横揺れ式の中華振り子を購入しました。
私が購入したのは↓2019年最新式揺歩器!
Amazonでは商品名や箱、価格が違う振り子が色々ありますが、写真上は同じに見える商品ばかりです。
実は中身は全部同じ商品。違いがあっても製造時期のロット差程度でしょう。
中華のノーブランド製品に、販売業者のブランド名を付けて、それらしく販売されているだけです。
Amazonあるあるですね。
たまに高い商品には日本語説明書の付加価値を付けていたりしますが、中華振り子は電源入れて揺らすだけなので取説不要。
それなら一番安い商品を買うに越した事がありませんね。最高で2,380円までありましたが、1,599円で買えました。
付属品はUSB-Aから電源を供給するタイプのDCジャックとアダプター
使用環境などの注意書きがシールで貼ってありました。汚い▼
ガジェットレビュー
縦揺れ式は組み立てが必要でしたが、この横揺れ式タイプは完成品が入っていました。
USBアダプターからDCジャックに挿し込むだけで準備OK▼
スマートホンを装着するのも上から挿し込むだけで簡単です▼
電源を入れると元気に揺れます。音は静かで気にならないレベル。
ちなみに後ろに空いている3つの穴はペン立てのようです。中華振り子の商品ページには”文房具”とありました。そういう事なんですね。
この使い方不明の部品。商品ページではアダプター付属とあります。
なんとなく引っ掛けてみるとスマホ受けに付きました▼
2台同時揺らしに使えるのかも?と考えて2台を輪ゴムで取り付けるとビンゴ!▼この状態でも揺れました
充電ケーブルを差した状態でも揺れます。
ポケモンGO/DQウォークで実測
iPhone7と8、Android端末で実験してみました。1時間で 平均 4.5-5kmカウントされました
Android端末(Xiaomi Mi 9T)でポケモンGO
1時間 4.6キロ▼
次にiPhone 8でポケモンGO
1時間4.7キロ( 画像の時刻は1時間以上経過していますが、揺らしたのは1時間ジャストです)
ドラクエウォークは、一時間 7,430歩。Android、iPhoneどちらもドラクエウォークの「DQウォークマイレージ」の歩数ポイントは時給+240~280ポイント。
色々遊んだ後にAndroid端末のGoogle Fitアプリを起動してみると5万歩近く稼げていました▼
歩数がカウントされない時の設定方法
ゲームアプリは、単に揺らしても歩数がカウントされない事があります。
アプリ内設定について簡単に解説しておきます
ポケモンGO
ポケモンGOでは起動時はアプリのGPSで距離が計測されるので、アプリが起動していない状態のみ中華振り子でのカウントが可能となります。
「いつでも冒険モード」に設定して、アプリを閉じておく必要があります。
Android端末の場合は、カウントされない時には端末を再起動してみたり、GPSをオフにしておくと稼働する事もあるようです。
設定方法は、設定を開き「いつでも冒険モード」にチェックを入れます▼※設定に「いつでも冒険モード」が無い!という方は、「いつでも冒険モード」が使えるレベル5まで上げると設定が可能になります。
ドラクエウォーク
DQウォークはWalkモードで起動しておくと歩数がカウントされません。こちらもポケモンGO同様に、起動時はアプリのGPSで距離が計測されるので、アプリが起動していない時に中華振り子でカウントが可能となります。
「いつでも歩数カウント」を有効にして、アプリを閉じておく必要があります
設定方法は、設定を開き「いつでも歩数カウント」を「ON」にします▼
DQウオークマイレージの歩数は1週間で7万歩のリミットがあります。期間分終了と表示されると、歩数ポイントはカウントされなくなります。
Google Fit設定
Androidの場合、Google Fitアプリを起動してウォーキングの歩行キロ数が増えていればOK。カウントされていないようなら設定し直します。
私はカウントされない端末に「Google Fitアプリ」が入っていなかったので、インストールする事で歩数が加算されるようになりました。逆にXiaomi A3は「Google Fit」をアンインストールする事で動くようになりました(Huaweiの一部機種などもGoogle Fitを消した方が良いようです)
サイクリングと表示される場合
歩数がカウントされない時には、Google Fitアプリでマイアクティビティをチェックしてみます。
サイクリングと表示されていると、歩数はカウントされません▼ここでウォーキングに変更する事で、次回からはウオーキングと判定されるようになります。
そんな状態で歩数がカウントされない端末は、毎回Google Fitの「エクササイズ」で計測する事でカウントされるようになるケースもあります。
エクササイズ計測の方法は、Google Fitを起動し右下の「+」から「エクササイズを管理」を開き、「ウォーキングを開始」をタップ▼
ポケモンGO、ドラクエウォークともにアプリを再インストールしたら改善される事があります。
実際に私もポケモンGOを再インストールして「Google FITへのアクセスを許可」する事で正常にカウントされるようになった端末がありました。
まとめ
今回、試験的に横揺れ式の中華振り子を導入してみましたが、以前購入した縦揺れ式と比べて明らかに静穏でいい感じです。
縦揺れ式には無かった電源スイッチがあるのも便利で、スマートホンを装着する方法も圧倒的に横揺れが簡単です。
ただし縦揺れ式の電源は、USB電源の他に単四電池を使っての稼働が可能でしたが、コチラはUSB電源のみです。コンセントの無い場所で揺らしたい時には、モバイルバッテリーを使えば良いだけですけどね。
前述しましたようにAmazonで販売されている中華振り子の横揺れ式は、中華のノーブランド製品に、販売業者のブランド名を付けて、それらしく販売しているだけです。全部同じ商品。
私が買った1,599円の中華スイングの台座の左側にWHの刻印があります(もしくはWTE?)
Amazon Choiceマーク付き「JGP-002」の名前で販売されている横揺れ式も全く同じ刻印が確認できます▼
Android端末では、XiaomiのアクティビティトラッカーMi Band 2 or 3を揺らしても歩数を稼げます。アクティビティトラッカーを揺らすには、横揺れ式の振り子が圧倒的に有利です。
スマートウォッチを中華振り子で揺らして歩数稼ぎできるか検証記事▼
縦揺れ式のレビュー記事▼
タカシ
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