中華スマートホンメーカーからは、続々と新モデルが発売されています。大量の機種が購入チョイスにあると、何を基準にどれを選んで良いのか分からなくなってしまいますよね。
しかしながら 結局は、日本のユーザー達が買い求める端末はいつも数機種のみに偏ります。売れ筋の人気スマホは、高コストパフォーマンスで、口コミ的にもある意味での品質が保証されているとも言えますので、安心して購入できる目安になります。
今年2019年 7月末の時点での人気中華スマホのベスト5を集計しました。
集計データは、当ブログの海外ECサイトへのクリック数・販売数などをベースに総合的に算出しています。
ページコンテンツ
1位:OnePlus 7
OS | OxygenOS Android 9 (Pie)ベース |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 855 |
GPU | Adreno 640 |
ディスプレイ | 6.41 インチ 2340*1080 Pixcels AMOLED |
RAM | 6 GB / 8 GB LPDDR4X |
ROM | 128 GB / 256 GB |
カメラ | フロント:16 MP リア:48.0⁺5.0 MP |
microSD スロット |
なし |
SIM | NanoSIM |
認証方式 | 指紋 / 顔 |
Wi-Fi | 802.11b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 3,700 mAh |
対応バンド | 3G WCDMA: B1/2/4/5/8/9/19 4G: FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19 20/25/26/28/29/32/66 TDD-LTE B38/B40/B41 CDMA: BC0,BC1 |
インターフェイス | USB Type-C |
サイズ | 157.7×74.8×8.2 mm |
重量 | 182 g |
その他 | NFC |
しかしながらSoCはスナドラ855を採用しており、背面のメインカメラはSONYのイメージセンサー「IMX586」採用の4800万画素 f/1.6のカメラを搭載するなど、上位モデル「7 Pro」に引けを取らないスペックになっています。それでいて価格差が200ドル以上もありますので、コストパフォーマンス的には圧倒的にコチラですね。前回の集計時にはXiaomi Mi9に圧倒的に負けてしましたが、最低構成のモデルが5万円を切る価格まで下がった事で、お買い得感でジワジワと人気が上がっておりOnePlusが1位の座を奪還しています。
お買い得価格の目安は、8 GB RAM + 256 GB モデルで約 4万 9500円、12 GB RAM + 256 GB モデル約 5万 9500円
2位:Xiaomi Mi 9
OS | MIUI 10 Android 9 ベース |
---|---|
SoC | Snapdragon 855 |
RAM | 6GB / 8GB / 12GB |
ROM | 128GB / 256GB |
ディスプレイ | 6.39 インチ 2340×1080 pixels |
カメラ | フロント:20 MP リア: 48MP + 12MP + 16MP |
バッテリー | 3,300 mAh |
対応バンド | 3G: WCDMA B1/B2/B4/B5/B8 TD-SCDMA B34/B39 4G: TD-LTE B34/B38/B39/B40/B41 FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7 B8/B12/B17 |
カメラ構成は、メイン4,800万画素(F1.75)のソニーIMX586、広角カメラ1,600万画素のソニーIMX481、2倍望遠カメラ1,200万画素のSamsung S5K3M5 のトリプルレンズ仕様。「月撮影モード」により、月表面の模様まで撮影可能としています。
このシリーズは最高技術を詰め込んでいるにも関わらず、同スペックの他社モデルに比べて価格が抑え目なことから、高いコスパを求めるユーザー御用達のモデルとなっています。
ニューモデルの「Mi 9T Pro(中華版 Redmi K20 Pro)」が発売となり、さらに価格が下がった事から人気が加速しています。
お買い得価格の目安は、6 GB RAM + 64 GB モデル$365(約 3万 8000円)、6 GB RAM + 128 GB モル$415(約 4万 2000円)
3位:OnePlus 7 Pro
OS | OxygenOS Android 9 (Pie)ベース |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 855 |
GPU | Adreno 640 |
ディスプレイ | 6.67 インチ 3120 x 1440 Pixcels AMOLED |
RAM | 6 GB / 8 GB LPDDR4X |
ROM | 128 GB / 256 GB |
カメラ | フロント:16 MP リア:48.0⁺13.0+8.0 MP |
microSD スロット |
なし |
SIM | NanoSIM |
認証方式 | 指紋 / 顔 |
Wi-Fi | 802.11b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 4,000 mAh |
対応バンド | 3G WCDMA: B1/2/4/5/8/9/19 4G: FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19 20/25/26/28/29/32/66 TDD-LTE B38/B40/B41 CDMA: BC0,BC1 |
インターフェイス | USB Type-C |
サイズ | 162.6×75.9×8.8mm |
重量 | 206 g |
その他 | NFC |
同社のフラッグシップモデルの「OnePlus 7 Pro」は、現在最強クラスの処理能力を誇るSoCのクラルコム「Snapdragon 855」を採用したハイエンド端末です。
端末の発熱を抑える「液冷システム」や「RAMブースト」「強力バイブレーション機能」など、ゲーミングスマホ的な要素も取り入れています。
6.67インチのQHD +解像度(3120 x 1440ピクセル)の巨大なディスプレイを採用し、リフレッシュレート90HzのAMOLEDを採用。全面ディスプレイデザインとなっており、ノッチやパンチホールなどの画面欠けはありません。
最大の特徴であるカメラの構成は、メインにSONYのイメージセンサー「IMX586」採用の4800万画素 f/1.6のカメラを搭載(広角80.32°)。サブカメラは、1300万画素の 117°広角のレンズ。そして8.0MPの3倍アナログズームレンズのトリプルカメラ仕様。フロントカメラはモーターによりポップアップ起動します。このカメラは、加速度センサーが落下を検知して、自動的にカメラユニットが背面に収まる安全機能も搭載されています。
ちなみに下位モデルの「OnePlus 7」も人気がありますが、実質的には旧モデルの6TのSoCをスナドラ845から855に積み替えて、リアのメインカメラを48MPにアップグレードしただけのマイナーモデルチェンジ版となっています。
高コスパのハイエンドモデルを求めるユーザー勢は下位モデルのOnePlus7やMi 9やへと流れてしまっていますが、価格がこなれてきた事からフラッグシップモデルの7PLUSを購入するユーザーも増えて来ました。
お買い得価格の目安は、6 GB RAM + 128 GB モデル$670(約 6万 7000円)、8 GB RAM + 256 GB モデル$700(約 7万 6000円)、12 GB RAM + 256 GB モデル$750(約8万 5000円)
4位:ASUS ZenFone 4(ZE554KL)
OS | Android 7.0 |
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SoC | Qualcomm Snapdragon 630 |
ディスプレイ | 5.5インチ 1920 x 1200 (WUXGA) |
RAM | 4 GB |
ROM | 64 GB |
カメラ | フロント: 8.0MP リア: 12MP + 8MP |
microSD スロット |
最大 2 TB |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 指紋 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 3,300 mAh |
対応バンド | 3G WCDMA: B1 / 2/3/5/6/8/19 4G: FDD-LTE B1 /2/3/5/7/8/18/19/28 TDD-LTE B38 / 39/40/41 |
インターフェイス | USB-C |
サイズ | 75.2 x 155.4 x 7.2mm |
重量 | 165 g |
その他 | GLONASS / Galileo / BEIDOU / NFC |
対応バンドは、ドコモの4G帯プラチナバンドB19および3G帯のプラスエリアB6に対応しており、国内3社の携帯キャリアのバンドにフル対応しているので安心して使えます。
通常モデルはSnapdragon™ 660+RAMを6GB積んでいますが、この型番(ZE554KL)はSnapdragon™ 630+RAM 4GBのミドルレンジクラスのカスタマイズモデルとなります。
リアカメラにはSonyのイメージセンサーIMX336の12MPレンズ+広角8.0MPのデュアルレンズを採用し、RAW形式での保存が可能なカメラを搭載しています。
お買い得価格の目安は、日本国内のMVNO(格安スマホ会社)では、29800円程度で販売されていますが、海外ECサイトではフラッシュセールで最安値で1万3,000円程度で買える事があります(色限定)
5位:Xiaomi Mi 9T
OS | MIUI 10 Android 9 ベース |
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SoC | Snapdragon 730 |
RAM | 6GB / 8GB |
ROM | 64GB/128GB/256GB |
ディスプレイ | 6.39 インチ 2340×1080 pixels 有機EL |
カメラ | フロント:20 MP リア: 48MP + 8MP + 13MP |
バッテリー | 4,000 mAh |
対応バンド | 3G: WCDMA B1/B2/B4/B5/B8 4G: TD-LTE B38/B40 FDD-LTE B1/B3/B5/B7/B8/B20 |
旧モデル(Mi 9)ではディスプレイ部が”しずく型ノッチ”を採用していましたが、最新モデルではポップアップ式のカメラへと変更となり、ノッチレスの全画面ディスプレイへと進化しています。極狭ベゼル幅が特徴で上1.85mm、下3.8mm、左右2.11mmとなっており、画面占有率が占有率は91.9%となっています。
SoCにはクアルコムの新型高性能チップセット「Snapdragon 730」を搭載しており、AnTuTuベンチマークスコアは約21万3000。ハイエンド機の下のプレミアムミッドレンジという位置付けですね。インディスプレイ認証もさらに進化しており、認証制度が前モデルより30%向上しています。
ゲーミングスマホBlack Shark用のゲームパッドが取付可能で、CPUクロック周波数を動的に調整するゲームモード「Game Turbo 2.0」を搭載しています。
カメラ構成は、フロントカメラはポップアップ式の2000万画素(F/2.0)0.8秒でポップアップし、落下時には自動で検知されて収納されます。背面カメラは、メイン4,800万画素(F1.75)のソニーIMX586、サブには超広角カメラ1,300万画素(124.8°)、+光学2倍望遠カメラ800万画素のトリプルレンズ仕様。
最近のシャオミのフラッグシップ端末は、比較的価格が安くて最新トレンドを詰め込んでいる事でゲーマーに人気です。このモデルも399ドルから買える高コストパフォーマンスのモデルとなっています。9T Proとの違いはSoCのみ。スナドラ880搭載のMi 9T Pro(Redmi K20 Pro)との価格差が$70程度なので、Proの方がよりコスパが高くお勧めです。
割引クーポン
今回ご紹介した端末は、セール対象になっている事が多く、割引クーポンが発行されている場合があります。
下記ページからチェックしてみて下さい
売れ筋中華スマホまとめ
前回の集計時にはOneplus 7シリーズが全く売れていませんでしたが、価格がこなれてきた事で「OnePlus 7」「OnePlus 7 Pro」の2機種で全体のシェアの50%近くを占める程に盛り返した結果になっています。
ちなみに中華スマホではありませんが、海外ECサイトでは「Sony Experia XZ3」のグローバルモデル (H9493)も人気があります。今回のランキングに加えると同率3位に入ります。
ちなみに次点は、「UMIDIGI A5 PRO 」「MI 9 SE」「Xiaomi Redmi Note 7」が同率 6位という結果でした。どれもスペックで人気というより、コストパフォーマンスで選ばれているという印象のモデルです。たまに型落ちの超高コスパ端末に注目が集まりますが、今回は「ASUS ZenFone 4(ZE554KL)」の勢いが凄いです。ただしECサイトでもセールの対象となっているのはグリーンのみ。他のカラーの半額以下です。
GearBest:ASUS ZenFone 4(ZE554KL)
Banggood:ASUS ZenFone 4(ZE554KL)
タカシ
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